大学院でつぶれる人/大学院をサバイブ出来る人の明確な違い!!!

今回のポイント
大学院生活をサバイブ(生き残る)するには
「人の力」を借りること!
「完璧主義」を捨てて、知らないことは人に聞く習慣を。

 

合格してからも講義を続けています

 

「大学院の授業って、
 大変ですけどタメになりますね!」

 

この前、ある受講生の方と講義後
少しお話をしていました。

 

 

この方は大学院受験の際に
うちの塾に通ってくださっただけではなく、
受かってからも継続して通塾くださっている方です。

 

 

いま、修士課程2年生として
修士論文執筆に向けた研究に
日々取り組んでいらっしゃいます。

 

ここから修士論文執筆が本格化する、とのこと。

応援していますね!!!

 

 

入ってからが本番!大学院での学習もサポートしています!

 

 

うちの塾は大学院進学をサポートする塾ですが、
単に大学院に「合格」するところで終わり、
ではありません。

 

希望なさる方には
「合格した後、
 大学院合格後 飛躍するためのアドバイス」
を差し上げることもしていますし、

大学院の授業が始まった後も
「大学院の授業のアドバイス」
も行っております。

 

 

受かってからが本当の戦い。

 

なんでこういう事をやっているかというと、
大学院って
「受かってからが本当の戦い」だから、です。

 

 

特に仕事をしながら大学院に行くのって
なかなかしんどいです。

 

 

大学院合格後も
うちの塾に通塾くださっている方の話を聞くと、
けっこう「壮絶」な大学院生活を送っている方も
いらっしゃいますね・・・。

 

試験期間は
「ほぼ寝ずに課題に追われている」
という話もザラですし…。

 

 

 

 

でも、こういう「キツい経験」をするからこそ、
修了後のキャリアアップもありうるのだと思うのです。

 

大学院の中退率は学部生の2倍である事実。

 

 

ただ。

 

 

あまり知られていませんが、
大学院の中退率はけっこう高いです。

 

ある統計では
「大学4年間の中退率が2.5%」なのに対し、
「大学院修士課程の中退率は約5%」という
データも出ています。

 

 

…ここでコワイのは
「中退」まで行っていないけれども
「授業に出なくなった」人や
「休学している」人は
この数字に入っていない、ということ。

 

 

「中退」はしていないけれど
大学院の授業に出なくなったという人は
けっこう多いのです。

 

 

怪奇!人の減る大学院の授業…。

 

 

実際、大学院の授業に出ていると

「あれ、〜〜さん、
さいきん授業に来ていない…。
 え、あの人、辞めたの?」

という会話が時折聞かれます。

 

 

大学院進学した「後」に
つぶれてしまう人が一定数いるのです。

 

 

これ、私が在籍した
早稲田大学大学院でも実際にありました。

 

先日まで授業に来ていた人が
ふいにパタリと来なくなる。

 

慌てて連絡してみると
「大学院を辞めることにしました」
という連絡が返ってくる。

 

 

よく考えてみると、
これ、あまり良くないことですよね・・・。

 

せっかく学費も入学金も払った上、
それなりの時間を大学院のために確保してきたのに
それを辞めてしまうわけですから・・・。

 

 

(当然ですが、中退の際
基本的には授業料は返還されません)

 

 

想像以上に過酷な大学院の授業

 

実際、先日お話しした受講生の方も
「気づけば同期が半分になっていました」
という経験を語ってくださいました。

 

 

このように
大学院を続けていくのは
想像以上に過酷でもあるのです。

 

 

大学院でつぶれやすい人の特徴。

 

 

ではどうやれば大学院を
続けていくことができるのでしょうか?

 

 

それを「大学院でつぶれやすい人」
「大学院をサバイブできる人」(生き残れる人)の
特徴としてまとめていきます。

 

 

 

大学院でつぶれやすい人の特徴。

一言でいうと、
「生真面目」で「完璧主義」
「人に相談できない」人

であるといえるでしょう

 

 

 

仕事はソツなくこなせるし、
他の人にも適切にアドバイスをできる。

でも、自分がわからないことを
人に聞けないし、
人の力も頼れない。

 

 

そんな方の場合、
大学院でつぶれるケースが意外とあります。

 

 

 

期限が迫ってきたり、
職場と大学院の両立で悩んだりしたときに
相談できないと、
大学院生活はホント ツラくなってしまいます。

 

 

「妥協」と「相談」スキルを身に着けよ!

 

でも、そういうときに

「まあ、これくらいのレベルでもいいや」と
仕事や学業を少し「妥協」できたり、

誰かに相談ができたりすると
かなりラクになります。

 

 

別に大学院で
1つくらい単位を落としても
修了にはほぼ影響しません。

 

それに完璧なレポートや論文を出せなくても、
修士課程を終えることは十分可能です。

 

 

 

ヘタに「完璧主義」でいると、
自分がしんどくなるのです。

 

 

フジモトの失敗談

 

…これ、実は私自身の話です。

 

 

大学院修士課程の頃の私は
今以上にプライドが高く、
「知らないことを人に聞けない」人間でした。

 

それまで自分なりに
大量に文献を読み込んだだけではなく、

少し背伸びして
博士課程の先輩たちが主催している勉強会・読書会にも
積極的に参加し、議論をふっかけてもいました。

 

(面倒くさい後輩でした…)

 

大学院の仲間からも
「フジモトさんは
 教育学についてめっちゃ詳しい」
と言われるようにもなってきていましたし。

 

 

 

…ですが、その反面、
自分の「今後」の進路や
これからの研究方法についてなど

「自分の知らないこと」を
人に聞くことが全くできませんでした。

 

その結果、
修士課程2年の前期、
研究の方向性と自分の進路に行き詰まり、
自分が何をしたらいいのか全くわからなくなってしまいました。

 

そこから何もやる気がなくなってしまい、
うつ状態に陥ってしまいました。

 

 

「自分でなんとかする」のを諦めよう。

 

…この状況を抜け出せたのは
「自分でなんとかする!」思いを諦めたことが
大きいです。

 

 

私の場合は
「自力でなんでも乗り越えないといけない」
という思い込みを捨て、

大学内にあった「相談室」に
ヨロヨロしながら相談に行ったのが
一つの転機となりました。

 

 

自分だけでなんとかしないといけない。

自分で考えて、
自分で研究計画を立て、
自分だけで研究をやり遂げないといけない。

 

以前は「すべて自分でやるべき」と
思っていましたが、
こう思いつめてしまった結果、
何も手がつかなくなってしまったのです。

 

 

私の中では「恥を忍んで」
思い切って相談室のドアを開けたことが
うつ状態を乗り越えるきっかけとなりました。

 

誰かに相談すると
道が開けるということを
このときほど実感したことはありません。

 

「開き直り」のススメ。

 

…なお、私は「相談室」に行くようになってから
なぜかいい意味で
「開き直る」ことができるようになりました。

 

その結果、
修士論文も無事 期限内で書けましたし、
就職も無事勝ち取れました。

 

開き直っていなければ
間違いなく「修士3年生」や「中退」が
待っていたように思います…。

 

 

今回のポイント

 

今回のポイントです。

大学院生活をサバイブするには
「人の力」を借りること!
「完璧主義」を捨てて、知らないことは人に聞く習慣を。 

 

 

 

怒涛の大学院生活!!!

 

大学院生活の2年間って、
けっこう「怒涛(どとう)」の2年間となることが多いです。

 

 

特に仕事をしながら続ける場合、
仕事と大学院の両立を考える時点で大変ですし、

その上「家事」や「育児」なども入ってくると
まさに「嵐」のような2年間となるケースがあります。

 

自分だけで悩まないで!!

 

そういうとき、
自分ひとりだけで抱え込んでいると
まず間違いなくつぶれてしまいます。

 

 

だからこそ、職場や家族に相談したり、
ときには友だちにグチを聞いてもらったりするなど
支えてもらえる関係を作っておくことが
重要なのですね。

 

 

 

結局は「一人でなんとかする」のを
「諦める」ことが大学院をサバイブする上で
重要になるのです。

 

 

 

ただでさえ大学院って、
「自分以上にすごい人」があふれるほどいるため
自信喪失しやすい環境です。

 

「完璧主義」を捨てて
必要なときに人に頼れることが
結果的に大学院生活を
エンジョイすることにも
つながるはずなのです。

 

 

受かってからもサポートしています!

 

私が大学院進学の塾を行っているのは
「大学院に進学して後悔する人をなくしたい」という
思いがあるからでもあります。

 

 

大学院はラクな道ではありませんが

「大変だったからこそ、
 自分の成長になった!」

「大変だったからこそ、
 自分の自信になった!」

といえる人を増やしていきたいと思っているのです。

 

 

…というわけで、
大学院「合格」後も、
あなたの大学院生活をサポートしていくことも可能ですので
お気軽にご相談くださいね!

 

 

特に大学院に入った後
あまりにも初歩的な内容って
指導教員にも院生仲間にも聞きにくいです。

 

「論文って、どう書けばいいの…?」

「アンケートやインタビューデータの分析って、
どうやって行うの…?」

うちの塾では
こういった内容もお伝えしていますので
お気軽にどうぞ!

 

ではまた!

 

 


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