映画『ザ・コンサルタント』から学ぶ、自閉症児教育とタイトル付けの大事さ

映画『ザ・コンサルタント』を観てきました!

 

こんにちは、
作文・論文アドバイザーの
藤本研一です。

 

先日、
映画『ザ・コンサルタント
を観に行ってきました。

 

田舎の会計士が、
実はマフィアやギャングなどの
裏社会の「会計」も請け負っている。

 

そんな設定の映画です。

予告編はこちら。

主人公・ウルフは
天才的な数学センスを持つ上に、
父親から護身用に
格闘技・心理戦を教え込まれている。

 

こういう設定の上に、
さらに

高機能自閉症
でもあるのです。

 

幼少期の回想シーンでは
高機能自閉症児のための
教育手法がたくさん出てきます。

 

相手の感情を見るための表。

相手にどう返答するかという
声掛け。

 

私が前の職場でもよく使っていた
ものばかり。

 

何故かしら
懐かしさを感じました。

 

 

特に共感するのは
ウルフが実際に
自閉症児に対する教育手法を
忠実に学んでいった点です。

 

「僕は高機能自閉症だから
あまり他の人と話すのは得意じゃない。

やろうとしても、
うまくできない」

 

きちんと伝えることができています。

 

だからこそ
信用を得ていくことが
できたのでしょう。

 

幼少期に
自閉症児に対する
適切な教育を受けることができた。

 

自分の強みである
「数学」の力を活かし
会計士になることができた。

 

だからこそ
ウルフはきちんと
一人で生きられるようになりました。

 

自分の強みを活かし、
人から評価されるようになりました。

(「殺し屋」にもなってしまうのは
どうかと思いますが・・・)

 

この映画を観ていて、
大切なのは
幼少期の教育なのだな、
と改めて思います。

 

早い段階から
専門機関に相談し、
教育プログラムを受けるからこそ
対応できるところがあるのです。

 

 

ちょうど先日顔を出した
「北海道児童青年精神保健学会」
総会でも同様の話がありました。

 

ADHDや自閉症などの
発達障がいは
なるべく早くからの
治療によって行動の改善が見られる、
というものです。

 

そして
早くからの治療によって
その子の強みを伸ばしていけるのです。

 

『ザ・コンサルタント』を観て
そう思いました。

 

『ザ・コンサルタント』。このタイトルって、微妙?

 

ただ、この映画、
タイトルが微妙です。

 

別に主人公は
「会計士」であるだけで、

一般の日本語で言う
「コンサルタント」業務をしている
わけではないからです。

 

英語の原題は
The Accountant“。

 

単に「会計士」という意味です。

 

タイトルが
例えば

『シークレット ある会計士の秘密』

 

とかであった方が
「観たい!」気になると思います。

 

私はこの映画
「コンサル」をするシーンや
「コンサル」手法も学べるかと思って
観てしまったので・・・。

 

(全然イメージと違いました)

 

 

いずれにせよ、
タイトルって大事です。

 

タイトル付けを練習する方法

 

作文やブログも、
「タイトル」しだいで
読む/読まれないが決まります。

 

 

ではそのタイトルを
どうつけるか?

 

 

いい練習になるのは
映画のタイトルの検討です。

 

『ザ・コンサルタント』ではなく、
原題の『会計士』の方がいいか、
それとも別のタイトルがいいか。

 

 

考えてみると、
いい練習になりますね!!!

 

ではまた!

 


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