12月に入りました。
人によってはあと数ヶ月で入学試験、という人もいると思います。
小論文の練習をし始めているひともいます。
マスコミの入社試験を受けたい人も、そろそろ練習をしていく時期でしょう。
今日の作文のコツはそんな人たちへの応援です!
試験のために作文を書く場合、こんな問題が出たりします。
「本校入学後、やってみたいことを書きなさい」
「日本の学校教育に関し、思うことを書きなさい」
「これまでの人生を振り返って、印象的だったことを書きなさい」
教員採用試験ですと「モンスターペアレントとの対応に際し、どのような点を意識すべきか書きなさい」など、具体的なものも出ます。
だいたいの場合、60分で400〜600文字で書くことになるでしょうか。
60分で作文を書くのは、慣れないと大変です。
試験当日は緊張しています。
ただでさえ、落ち着いて考えられません。
ではどうしたらいいでしょうか?
それが今日のコツ「試験で作文が出る場合、その場で書くな!」です。
その場ではじめて考え、作文を書くとグチャグチャした内容になります。
そのため、事前に作文を書いておくのです。
学校や会社の入試の過去問を用意します。
そしてこれまで出題された作文のタイトルやテーマを調べ、作文を事前に書きます。
もし過去問がない場合は、「志望理由」や「人生で最も頑張ったこと」「今後の日本に必要なこと」などをテーマに作文を書いておきます。
これは時間をかけていいので、じっくりと考えて書きます。
3〜5題くらい問題を解き、作文を書いておきます。
そして作文のあらすじを覚えます。
本番の試験の際は、これまで書いてきた作文の内容を組み合わせ、無理やりでもいいのでこじつけて作文を書くのです。
たとえば、過去問で「日本のエネルギー問題」について調べ作文を書いたとします。
新エネルギーの開発についてを推進すべきだ、という内容となりました。
さて、試験当日。
出題された作文のテーマが「環境汚染」であった場合、どう書くといいでしょうか?
「日本のエネルギー問題」で書いた開発の新エネルギーの部分がそのまま使えますね。
出題されたテーマが全然関係なさそうな場合も同様です。
「日本の教育問題」がテーマの場合も、「新エネルギーに関する教育をもっと行うべき」という視点から論を立てていけるのです。
そう。
作文の試験は「準備」が9割なのです!
当日だけ頑張ってもうまくいきません。
練習としてできるだけたくさん問題をとき、作文を書いていると使えるネタが膨らみます。
作文の試験の際、「これまで書いた作文のネタのうち、どれが使えるか」考えて取り組むようにしてみましょう!
☆ちなみに、字数が決まっている場合、1文字でもオーバーしたらアウトです!
場所によってはそれだけで不合格になってしまいます。
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