キャリア形成におけるローカル戦略の重要性!全国区・グローバルにならなくても勝てるキャリア展望を!

summary

キャリア形成では「全国区」や「グローバル」だけが正解ではありません。むしろ地域に根ざしたローカル戦略が強みを活かし、信頼や安定につながる場合も多いです。まずは自分が「〇〇で一番」になれる場を決め、実績を積み重ねることがキャリアの差別化につながりますよ!

グローバルだけが正解ではない

私が経営する1対1大学院合格塾では大学院進学などの形で社会人の方のトータルなキャリア形成をサポートしています。

キャリア展望を考えると、時折「全国区で活躍する」「世界を舞台に働く」といった方向性をイメージする人がいらっしゃいます。

例えば「国際弁護士」や「ジェット機で世界をあちこち移動するビジネスパーソン」などに憧れる人も多いです。

確かに、グローバルに挑戦し、広い世界で通用するスキルを磨くことは大きな魅力です。

ですが、キャリア形成において必ずしも「全国区」「グローバルさ」を重視する必要はありません。

全国区・グローバルを考えるよりも、むしろ地域に根ざした「ローカル戦略」を立てることが自分の強みを最大限に活かす道になる場合もあります。

それが自身の独自性や仕事の安定性をもたらすことも多いのです。

今回はキャリア形成における「ローカル戦略」の重要性を解説します!

ローカルでの「一番」になる意味

キャリア形成を考える時、「日本で1番」「世界でも戦えるようになる」ことを展望する人がいます。

これ、別に止めはしませんが、皆が皆これを実現する必要はありません。

むしろ、無理に日本全国やグローバルでの活躍を考えなくても、「〇〇町」「〇〇県」などのローカルにおけるキャリア展望を考えたほうが良いのです。

こちらの場合、理論上は誰でも目指すことができるのでおすすめなのです。

「〇〇町」「〇〇県」などの「ローカルエリア」で一番になる。

まずはこれをキャリア展望で考えるとうまくいくことが多いです。

派手さはありませんが、大きな力を発揮します。

例えば、私の塾での研修事業を例に考えてみます。

日本全国には多くの研修講師や専門家がいます。

私は文章作成研修やロジカルシンキング研修、コミュニケーション研修などを多くご依頼いただいています。

全国を観ると、私の担当している研修に近い内容を行っている人は何人もいます。

「この分野で1番」という人も当然います。

ですが、大抵の場合、そういう人は東京にいます。

仮に北海道・札幌市の企業さんが「文章作成研修を自社で実施したい」という場合、東京にいる1番の人に依頼をするでしょうか?

おそらくはよっぽどの大企業でない場合は頼まないはずです。

むしろ、「札幌でそれなりの実績を挙げている講師はいないか?」と探すはずです。

それは東京からわざわざ1番の講師を頼むと講師料のほか飛行機代や宿泊費などがかさんでしまうからです。

であれば地元・札幌の講師に頼むほうがラクですしコストも安く済みます。

この場合、「全国区講師であること」「日本で1番であること」は必ずしも仕事に直結しないといえるのです。

むしろ「札幌で長年活躍していること」「札幌で実績が多数あること」のほうがよっぽど重視されるのです。

ここから言えることは、キャリア形成において「全国区」「グローバル」になる必要は必ずしもない、ということです。

それよりも、ローカルで1番を目指す、あるいはローカルエリアに根付いた活動をするほうが仕事の発展性につながることも多いということなのです。

美容師さんを例にしてみましょう。

髪を切るとき、東京・表参道の美容室が仮に「全国1位」であったとしても、皆がそこに通って髪を切るわけではありません。

札幌に住んでいる場合は札幌で家や職場のそばの美容室に通うことになるはずです。

であればその地域での実績を高めていくことに注目したほうがキャリア形成における生計であると言えるのです。

実際、私の講師としてのあり方も「ローカル戦略」です。

時折は道外からのご依頼もいただきますが、メインは北海道内です。

ちょうど昨日9/12も北海道の道東・厚岸町にて研修を担当しました。

私の強みは道内どこでも研修に行けるというフットワークの良さを持っていること。

これまでも札幌から420キロ以上離れた根室や稚内でも研修を担当しています。

(厚岸町は札幌から350キロ離れています)

別に全国区の講師を目指さなくても、北海道エリア・札幌エリアで呼んでもらえる状態になれば講師業を十分にやっていけるわけですね。

むしろ、道内で長年取り組んでいるという実績が外から呼ばれる全国区の講師やコンサルタントにはない信頼感を築くことにもつながるのです。

「ローカルでの一番」とは、その地域にとって欠かせない人材になることを意味します。

規模こそ限られているかもしれませんが、その地域の企業や行政、教育機関にとっての「オンリーワン」としての立ち位置を確立できるのです。

企業戦略とキャリア戦略の共通点

キャリア戦略と企業戦略には多くの共通点があります。

企業が市場でポジションを確立するために「差別化」を図るのと同じように、個人のキャリアも他者との差別化が求められます。

たとえば、大手企業が全国シェアやグローバル展開を狙う一方で、地方の中小企業が地域密着型のサービスで独自の強みを発揮することがあります。

これと同じく、キャリア戦略も「どこで勝負するのか」を決めることが重要なのです。

もちろん、全国区で知名度を上げる道を選ぶのも正解です。

ですが、「地域における圧倒的な存在」になることもまた、立派なキャリア形成の方向性なのです。

こちらのほうがより現実的ですし、誰でも狙いやすい方向性だと言えます。

「でも、〇〇県で1番なんて無理…」

そういう場合はさらに範囲を絞ってみましょう。

別に「札幌市北区◯◯駅前でNo.1」でも構わないのです。

さらにいえば「社内で一番〇〇に詳しい」「〇〇部で一番〇〇に詳しい」というローカル戦略でも全く問題ありません。

(ちなみに私は「札幌市北区・北18条駅前の講師」ではおそらくNo.1講師です。
 同業他社がいないので…)

最初は自分が1番になれる狭い地域を見つけたうえで、実績を積みながらだんだん範囲を広げていけば良いわけです。

ローカル戦略の利点

ローカル戦略にはいくつかの利点があります。

① 信頼関係を築きやすい

地域内では人と人との距離が近いため、信頼関係が生まれやすい傾向にあります。

長く活動を続けることで「あの人なら安心だ」と評価が定着し、仕事の依頼も継続的につながりやすくなります。

② ニーズに即した活動ができる

地域ごとに課題やニーズは異なります。

人口減少、産業構造の変化、観光資源の活用など、それぞれの地域に特有のテーマがあります。

ローカル戦略を取ることで、地域に特化した解決策を提示でき、自分の専門性を活かす場が広がります。

③ コスト面での優位性

遠方から呼ばれる講師や専門家には交通費や宿泊費が発生します。

ですが地域に根ざす人材であれば、呼びやすく、継続的に関わりやすくなります。

これは依頼する側にとっても大きなメリットであり、結果的に地域内での立場が強固になります。

④ 独自性の確立

全国区で競争すると、どうしても「他者(他社)との差別化」が難しくなります。

ですが地域にフォーカスすることで、自分ならではの価値を発揮しやすくなります。

その地域で活動すること自体が希少性を持つ場合もあるのです。

実際、北海道の地方都市でも「Webサイト構築なら◯◯さん」という形で地元に根づいて活躍している人が多くいらっしゃります。

いかがでしょうか?

ぜひこのローカル戦略、活かしてみて下さい!

(ちなみに経営理論「ランチェスター戦略」もローカル戦略を考える際に役立ちます)

ローカルから全国・世界へ

ローカル戦略を取ることは「狭さ」に閉じこもることではありません。

むしろ、地域で実績を積み上げることが、全国や世界へと広がる足がかりになる場合もあります。

まずは地域での「一番」になる。

そこで培った経験や信頼をベースに、徐々に活動を広げていく。

これは企業の成長戦略と同じ流れです。

ローカルで基盤を固めることが、将来的なグローバル展開の力になるのです。

まずあなたが「◯◯で1番」になれるエリアを決めて、そこでのキャリア形成を考えてみ下さい。

「〇〇市で一番〇〇に詳しい人」というポジションを取れれば、それだけでもキャリアにおける差別化材料になりますよ!

「どこで戦うか」を決める

キャリア形成において大切なのは、「どの土俵で勝負するのか」を明確にすることです。

グローバルに挑戦するのか、全国区を目指すのか、それともローカルで圧倒的な存在になるのか。

どの選択肢も正解であり、どの道を歩むかはその人次第です。

ですが、選んだ土俵で「一番」を目指すことが重要です。

「なんとなく広く浅く」ではなく、「ここで勝負する」という意識を持つことがキャリアの差別化につながります。

ローカル戦略を意識してみよう!

もしあなたがこれからのキャリアを考えるとき、「大きな舞台で戦わなければならない」と焦っているなら、少し視点を変えてみるのもおすすめです。

あなたが活動している地域、会社、業界の中で「一番」を目指せないか。

自分の立場だからこそ活かせる強みがないか。

そうした問いを立てることが、キャリア形成の突破口になるのです。

キャリア戦略には無数の道があります。

グローバルに挑戦するのも素晴らしい選択肢です。

ですが、地域に根ざし、ローカルで「一番」になることもまた、強く価値のある戦略です。

「どこで戦うか」を自分で決め、その場所で輝く存在になる。

そういう方向性であなたのキャリア形成、考えてみてくださいね!

☆前回の記事でお話した「2つの専門性を持つ」ことも、オリジナルなキャリア形成につながります。

「大学院受験の対策方法をもっと詳しく知りたい…」

そういうあなたのために、
「本当に知りたかった!社会人が大学院進学をめざす際、知っておくべき25の原則」という小冊子を無料プレゼントしています!

こちらからメルマガをご登録いただけますともれなく無料でプレゼントが届きます。

データ入手後、メルマガを解除いただいても構いませんのでお気軽にお申し込みください。

なお、私ども1対1大学院合格塾は東京大学大学院・早稲田大学大学院・明治大学大学院・北海道大学大学院など有名大学院・難関大学院への合格実績を豊富に持っています。



体験授業を随時実施していますのでまずはお気軽にご相談ください。

(出願書類の書き方や面接対策のやり方のほか、どの大学院を選べばいいのかというご相談にも対応しています!)

お問い合わせはこちらからどうぞ

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください