大学院は淡々と程々に。頑張りすぎは禁物です!

藤本研一

Digest!
社会人の方が大学院に入ると、ついつい「頑張って」しまい精神的・肉体的に疲れ果ててしまうことが多くあります。

ただでさえ仕事しつつ大学院に通うなどやることが多い以上、頑張りすぎは禁物です。

淡々と・程々に学ぶ姿勢を大事にしましょう!

大学院、新学期スタート!



新学期です。

ちょうど先週金曜日から
私が通う北海道大学の公共政策大学院の授業がスタートしました。

私は今年、修士課程2年生。

先週の入学式時期には
初々しいスーツ姿で式に臨む大学1年生も
たくさんキャンパスを歩いていて
なんだか若返った気分です(笑)


大学院の授業授業の初回では
学生の自己紹介などもあり、
「これから頑張りたい!」
という思いが伝わってきました。

4月の頑張り過ぎは危険です!

ただ。


この4月の時期ってけっこう「危険」だなあ、
と思っています。


特に社会人として仕事しながら大学院にいく場合
「頑張りすぎてしまう」可能性があるのです。



人間、困難に挑戦する時
最初はハイテンションで臨めます。

登山をするときや
「今日はオールで飲もうぜ!」と仲間で騒ぐ時
一番降り上がるのは最初の1時間ほど。

だんだん疲れが出てきてテンションが下がり、
最終的にはイライラが募ります。

…軽めの登山だと、
ちょうどテンションが下がる頃に頂上につくので
達成感もあるのですが、

大学院での学習のように少なくとも2年かかるプロジェクトの場合、
最初から飛ばしすぎるのは危険です。

大学院生活は長期プロジェクト。

前期だけで大学院の授業は
15回もあります。

前後期合わせて年間30回。

これだけの授業をいくつも履修して勉強するのは
肉体的にも精神的にけっこうキツいです。

(おまけにテスト前はどの授業も課題があるので
 課題地獄になります)

でも、変に4月にテンション高く頑張りすぎてしまうと、
なかなか学習が続かなくなってしまうのです。

変に頑張りすぎず、淡々と・程々に。

…あまり大きな声では言えませんが、
大学の中退率よりも大学院の中退率のほうが高いです。

学習・研究する内容も高度だからこそ、
変に頑張りすぎず「淡々と」「程々に」取り組む姿勢が大事ですね!

今回のポイント


社会人なら、大学院の授業は
「淡々と」「程々に」。
テンションの上げすぎ・頑張りすぎに注意を!

4月のワクワク感に要注意!


私のブログ仲間・向 裕加さん(公認心理師・臨床心理士)も
こういう記事を書いていました↓

  

4月、新生活に取り組むのはワクワクします。

ですが、新しいことを始めると
無意識のうちに緊張を強いられるものです。

「緊張から生じる疲労にも
 覆いかぶさってしまうことが
 非常に多く

 私たちは
 緊張や疲労そのものに
 気づくことができず

 適切なケアが
 施せなくなってしまうんですよね。」

その結果、いわゆる「五月病」になったり
燃え尽きたりしてしまうとブログで指摘していました。

社会人大学院生のように
そもそもやることが多い方はあまり欲張りすぎず、
「淡々と」「程々に」
大学院生活を送ることをオススメします!

4つの授業を履修するのもラクじゃない。



実際、私も修士課程1年のとき
履修したのは4つの授業だけです。

長期履修制度を使い4年で通学する計画を立てているからこそ
他の学生の半分以下の授業履修数にしてみました。

4つしか取っていなくても
まあまあ学習はハードです(笑)



ホントはもっと授業を履修できたかも知れませんが、
「淡々と」「程々に」学習できる量にしていたことで
1年間を無事終えることができました。

「淡々と」「程々に」やっているだけでしたが
意外と多くの発見・学びがありました。

なので社会人大学院の方こそ
「淡々と」「程々に」大学院の学習に取り組むことを
オススメします!

(大学院生活というプロジェクト、
 長期戦なので頑張りすぎは禁物です

ではまた!


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