修士論文不要の大学院に行くのはお金と時間のムダ?!修士論文は自分の成長につながる!

今回のポイント
どうせ行くなら修士論文が「必須」の
大学院へ!

 

修士論文執筆は大変だ…

 

☆本日の内容は動画でもお伝えしています。
動画にしかない内容もありますので
気軽に聞き流してみてください。

 

大学院進学を考える場合、
ネックになるのが

「修士論文」

の執筆です。

 

 

(修士論文という言い方をしなくても、
「リサーチペーパー」
「修了研究」ということもあります)

 

 

大学院の修士課程2年間で、
修了のために書ききる論文が
修士論文。

 

 

なかには

「わざわざ論文を書かされるなんて、
大変そう…」

「できれば修士論文が課されない
大学院に進学したい…」

という方もいらっしゃるようです。

 

 

この気持ち、
私もよくわかります。

 

 

私自身も修士論文の執筆、
めちゃくちゃ大変だったのを
覚えているからです。

 

 

実際、大学の卒業論文よりも
より専門的・学術的な研究をしなければ
提出することは出来ない分、
求められる水準は高いと言えます。

 

 

人によっては
修士論文が書けないために
修士課程修了が「1年延びた」、
という人もいらっしゃいます。

 

修士論文を出さなくてもいい大学院も増えている!

 

いま、探してみると
修士論文を書かなくてもいい
大学院っていくつもありますね。

 

教職大学院などの専門職大学院では
「修士論文」が必須でないところも多いです。

 

 

 

修士論文を出さなくていいのは「もったいない」

 

ただ、私の持論ですけど、
「修士論文」が課されない場所に進学するのって
ちょっともったいないな、と思っています。

 

 

なぜかというと、
自分が成長するチャンスが
フイになってしまうからです。

 

 

修士論文を書くのって大変な分、
キャリアアップのために
得られるものも多いのです。

 

 

修士論文を書くメリットには
次の3つがあります。

 

修士論文を書くメリット1)論理的に思考する習慣を身につけられる

 

 

修士論文は論理的・学術的に
文章を書き続けることが求められています。

 

 

これは実際に文章を書き、
修正することで書けるようになっていきます。

 

こういう思考形式を学べるのが
修士論文執筆の一番のメリットです。

 

 

修士論文を書くメリット2)修論が自分の基礎的な研究実績となる

 

修士論文の内容が、
今後の自分の研究成果となります。

 

 

人によっては修士論文を
章ごとに切り分けて、
各種学術雑誌に投稿する人もいます。

 

私も修士論文の一部を投稿して
掲載いただいた論文が実際にあります。

 

 

修士論文をキチッと書ききることが
自分の研究実績となっていくのです。

 

(人によっては
修士論文がそのまま「出版」されるということも
ありますし)

 

修士論文を書くメリット3)論文執筆を通して計画性を身につけられる!

 

 

論文執筆には計画性が必要です。

 

修士論文(卒業論文も)って
自分が計画的に取り組まなければ
書き上げることは出来ません。

 

 

特にA4用紙50~100枚
(人によっては200~300枚)に
渡って論理的・学術的に文章を書くのって
かなり時間がかかります。

 

決して
「徹夜して3日で仕上げる!」
ようなものではありません。

 

コツコツ書いて
最後までかけたのに、
方向性を変える必要も出てくることもあります。

 

そのため
「またイチから書き直す」
こともザラです。

 

 

私はA4用紙74枚ほどの修士論文を
書きましたが、
ボツ原稿まで入れれば
その3〜4倍分くらいは原稿を書いています。

 

 

先行研究の分析、
研究計画立て、
実際のデータの分析などなど、

かなりな時間がかかります。

 

 

必要なデータや資料が手に入らず、
理論を組み直すこともあります。

 

 

だからこそ、
修士論文執筆を通して
イヤでも計画性を身につける事ができるのです。

 

 

大変だからこそ、得るものが多い!

 

ここまで、

(1)論理的に思考する習慣を身につけられる、
(2)修論が自分の基礎的な研究実績となる、
(3)論文執筆を通して計画性を身につけられる、 

という3点を見てきました。

 

 

修士論文を書くのって、
なかなかハードです。

心身ともに疲弊することもあります。

 

 

ですが、
こういうことがあるからこそ
修士論文執筆は自分を鍛えることになるのです。

 

 

「修士論文が必須でない」場所に進学すると
こういう折角のチャンスを投げ捨てることになります。

 

これ、正直言って
お金と時間をムダにしていると思うのです。

 

 

今回のポイント

 

今回のポイントです。

 

どうせ行くなら修士論文が「必須」の
大学院へ! 

 

 

せっかくだから修士論文を書いて修了しよう!

 

 

ちなみに。

 

 

修士論文が必須でない大学院でも
「修士論文を書いてはいけない」わけでは
ありません。

 

 

場合によっては指導教員に交渉して
修士論文を書いてみるというのも
いいのではないでしょうか。

 

 

修士論文それ自体に評価が入らなくても、
学術研究を最後までやりきることは
今後のご自身の成長にもなるはずです。

 

ぜひ安易な進学ではなく
「自分の身になる進学」を
目指してみてはいかがでしょうか?

 

 

ではまた!


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