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北大祭に行ってきました!大学の底力を体感する3日間
北海道大学で開催された大学祭「北大祭」に先日行ってきました!

北大祭は、毎年6月に行われる北海道大学の一大イベント。
キャンパスが3日間だけ“文化祭会場”へと変貌します。
ちょうど2025年は6月6日(金)から8日(日)にかけて開催されていました。

週末の3日間、それも「Yosakoiソーランまつり」の裏で開催されたこの北大祭。
多くの人々で賑わっていました。
授業の合間を縫って準備される驚異のスケジュール
北大祭のすごいのは、直前まで普通に大学の授業が行われているところ。
高校や一部の大学では準備のために前日の授業が休講になることもありますが、北大では木曜日まで通常通り授業が行われています。
授業が終わってから設営開始、そのまま金曜日午後から大学祭スタート、という流れになります。
…一部の建物では木曜日の夜7時45分まで講義があったため、設営開始は午後8時からとなった場所も。
そこから深夜まで準備しそのまま翌日の本番を迎えるというタイトなスケジュール。
ゼロから空間を創り上げるエネルギッシュさが漂っています。
…ツライのは日曜日夕方まで大学祭を行ったら、そのまま日曜日中に「現状復帰」をしないといけないところ。
何しろ月曜日は通常通り1限から授業があるので、日曜の夜までに跡形もなく片付け終わっておく必要があるのです。
しかも、模擬店や展示をやっていた学生たちも当たり前ですが月曜日の授業がありますのでそこに参加する必要があります。

まさに一瞬の夢のように大学祭の準備をし、本番を迎え、すべてを撤収させる。
これをやり切るエネルギッシュさが会場に溢れています。
「無」から「有」を生み出す大学祭の醍醐味
私はけっこう大学祭が好きです。
大学祭を面白いと感じるのは、「何もないところから何かを創る」というところ。
一気に会場を設営し、数日間のイベントを成功させ、そしてすべてを撤収する。
その潔さと集中力は社会人になるとなかなか経験できません。
実は私、2年前に北大祭に出店した経験があります。
北海道大学の「CoSTEP(科学技術コミュニケーター養成プログラム)」の仲間たちとともに、「カケンヒ カードゲーム」という体験型ブースを運営したのです。


自分たちで企画し、装飾を作り、当日は来場者とゲームを楽しむ。
多くの方に足を止めてもらい、楽しく体験していただきました。
準備はそこまで大掛かりではなかったとはいえ、やはり机の配置や装飾などを短期間で一気に整える必要がありました。
それなりに大変だった分、やりきったときは達成感がありましたね!!
大学祭には「詰め込み型の集中力」が必要とされます。
短時間で一気に仕上げるという「修羅場」も経験できます。
これ、仕事をする際にも役立つ得難い経験であるように思います。
大学院生や社会人でも参加できる懐の深さ
ちなみに大学祭というと、「大学生(学部生)のもの」というイメージを持つ方も多いかもしれません。
でも、実際は大学院生も参加可能なことが多いです。
実際、今回の北大祭でも社会人大学院生も出店・参加している人が何人もいます。
(私の通っている北大公共政策大学院に通っている方もそういう流れで店番やスタッフをしていらっしゃいました)

(公共政策大学院の仲間がやっていたクマの形のたい焼き「クマヤキ」の屋台)
何より私自身がカケンヒカードゲームを社会人として出店していました。
年齢や立場を超えて一緒に準備・運営できるのが嬉しいですね!
社会人になると仕事の場以外で「仲間と何かを一緒に創る」という機会が減っていきます。
だからこそ、大学祭でしか得られない一体感や熱量は、後になっても思い出に残る体験となるのです。
この記事を読んでいる方には大学院進学を目指す方も多くいらっしゃると思いますが、せっかく大学院に行くならこういう大学祭に出店者として関わるのも楽しいですよ!
(参加するだけでも楽しいですが、自分が関わる場になるとさらに楽しくなります)
実際、私がインタビューをした社会人大学院生の方には「大学生のサークルに参加して一緒に盛り上がった」経験をお持ちの方もいらっしゃいます。
社会人大学院生という「遠慮」をせず、サークルや大学祭に関わっていくのも面白そうですね!
受験生にもおすすめの「大学祭体験」
いま大学・大学院を目指している社会人の方にとっても、大学祭はとても参考になります。
北大祭では模擬店や展示以外にも模擬授業や研究紹介など、学問的なプログラムが用意されています。
こういう授業・研究内容を紹介する大学祭を開催している大学・大学院も多くあります。
こういう大学祭に行くと「学ぶ場」としての大学の雰囲気を実際に体感できます。
受験を検討している方はぜひ志望校の大学祭に足を運ぶことをおすすめします。
普段のパンフレットや説明会ではわからない、学生たちの空気感や校風を肌で感じることができるからです。
なによりも学生さんたちのエネルギッシュさを実感できるので「よし、自分も頑張ろう!」と思えるはずです。

大学祭の力!
今回訪れた北大祭では、多くの学生たちの姿を通じて、「大学の底力」とでも呼びたくなるような可能性を感じました。
たった数日間のために膨大な労力を費やし、ゼロから空間を創り、来場者を笑顔にする。
その姿にあらためて感銘を受けました。
なのでぜひ大学・大学院を目指している社会人の方も、大学祭の日程を調べて実際に行ってみるのがおすすめですよ!
そして入学後、自分が大学祭を企画・運営する側になっていたら面白いですね!
ではまた!

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6/6-6/8に開催された北大祭に行ってきました!授業の合間に設営し、一瞬の夢のように展開される大学祭。大学の底力と学生の熱量に感動しました!社会人大学院生も実はこういう大学祭に関わることが可能です。やる気ももらえるので、ぜひ大学院を目指している人は大学祭に行ってみてください!