進学するだけでプチ留学経験!大学院でグローバルな知識と視点を身につける方法!

 

summary

大学・大学院生の5%はいまや外国人留学生です。なので進学するだけでプチ留学のようにグローバルな視点を身につけられるようになります。進学後 留学生との交流を通じて、多文化理解や新たなビジネスの発想も得られるはずですよ!

グローバルが当たり前。今の状況に置いていかれないためには?

「グローバル化」という言葉。

これ、当たり前すぎていま「死語」になりつつあります。

札幌の街を歩いても、外国人観光客を目にすることが増えてきました。

いま、私たちの日常も仕事もますます国際的な広がりを見せています。

こういう場合、
「いま国内のことしかやっていないから世の中に置いていかれるんじゃないか…」
と不安を感じてしまうこともあります。

この不安を解消するにはどうしたらいいでしょうか?

それは大学院進学です。

大学院は留学生も多く、行くだけでグローバルな視点を身につけることができます。

グローバルな視点を持つことで新たな発想やビジネスの方向性を思いつくことができます。

今回は「大学院進学でグローバルな視点を身に着けよう!」というテーマでお届けします!

ヨーロッパに学ぶ「学問の伝統」

大学・大学院は歴史的にグローバルな場でした。

中世のヨーロッパでは授業はすべてラテン語で行われていました。

つまり、国籍や出身地に関係なく、ラテン語さえ理解できれば誰でも学ぶことができたのです。

このため、学問を志す学生たちは「この先生から学びたい」と思えば、国境を越えてその大学を訪れ、学問を深めていきました。

そこには自然と多国籍の学生による共同体が形成されていたのです。

(ヨーロッパ最古の大学ボローニャ大学は学生集団が作った大学であると言われています)

このような伝統はいまのヨーロッパの大学・大学院受け継がれています。

特にEU圏内では「エラスムス・プログラム」などを通じて、学生が国をまたいで学ぶことが当たり前になっています。

日本の大学・大学院もこの精神性が行き着いています。

どういうことかというと、日本の大学・大学院にはいまや外国人留学生がいなければ運営が回らなくなっています。

文部科学省の「共創のための留学モビリティ(主に外国人留学生の受入れ)拡大及び大学国際化の方向性」(2025年1月)によりますと、いまや専門学校生や大学・大学院生の5.0%は外国人留学生となっています。

つまり「20人に1人は外国人留学生」となっているのです。

https://www.mext.go.jp/content/20241226-mxt_kotokoku02-000039459_4.pdf

この傾向は難関大学院こそ高くなっており、例えば東京大学大学院ですと半数以上が外国人、というケースもあります。

場合によっては外国人留学生を積極的に受け入れるだけでなく、授業を英語で開講するプログラムも増えてきています。

まだまだ少ないものの、留学生対応を専門に行う部署を設けている大学院もあります。

まさに、日本の大学院もグローバル化がどんどん進んでいるのです。

北大公共政策大学院のケース

現在、私は北海道大学の公共政策大学院に在籍しています。

ここは留学生の割合が比較的高く、全体の2〜3割を占めています。

ほとんどが中国からの留学生ですね。

なので授業やグループワークの中で自然と国際的な交流が生まれています。

こうした多様な背景を持つ仲間と、同じテーマについて議論し、意見を交わし合うという環境は、学びの幅を広げてくれるだけでなく、自分自身の視野を大きく広げる経験になります。

日本にいるのに「プチ留学」気分を味わうことも可能です。

(公共政策大学院に通っている中国人留学生の方の「中華料理ナイト」イベントに参加できたのもいい思い出になっています

そして、こうした傾向は北海道大学に限った話ではありません。

東京大学や京都大学をはじめ、全国の多くの大学院で外国人留学生の存在感が高まっているのです。

少子化と大学院の国際化

こうした背景には、日本における少子化の進行や、国内学生の大学院進学率の低さといった事情もあります。

確かに日本人学生の進学率が伸び悩む中で、大学院が国際的な学生を積極的に受け入れているのは制度的な理由でもあるかもしれません。

ですが、私はこの状況を非常に前向きにとらえています。

なぜなら、大学院という場は中世ヨーロッパの伝統のように本来 国際的な場所だからです。

私が1回目に学んでいた早稲田大学大学院も外国人留学生が大勢来ていました。

中国人留学生の方と中国の文豪・魯迅の作品について語り合った時間は今でも忘れられません。

学問を通じて国を超えて理解し合える。

この経験ができたのも大学院ならではの学びであると感じています。

グローバルな学びがキャリアにも活きる

こうして大学院で培った国際的な視点やコミュニケーション力は、今後のキャリアにも大いに活きてくると考えています。

たとえば、政策立案や企業の国際展開、さらにはNGOや国際機関での仕事など、いまや多くの仕事が「国際性」を前提としています。

そんな中で、「多文化環境での協働経験」や「国際的な議論への対応力」を持っていることは、大きな強みになります。

さらに、留学生との交流を通して得た「相手の立場を想像する力」や「価値観の違いを受け入れる柔軟性」は、国際社会だけでなく国内での職場や地域活動でも役立つスキルであるといえるでしょう。

大学院で世界とつながろう!

日本の大学院はいま静かに、ですが着実に「グローバルな学びの場」としての進化を遂げています。

そこでは、異なる文化や背景を持つ仲間と学び合い、互いの知見を高め合うことが日常となっています。

私自身、大学院での学びを通して、ただ知識を得るだけでなく、国際的な視点や多様な価値観を受け入れる必要性を学んでいます。

これはこれからの社会を生きていくうえで極めて重要な力になると信じています。

もし今、「大学院で何を学ぶべきか」「進学する意味はあるのか」と迷っている方がいらっしゃったら、ぜひ「国際的な学びの場としての大学院」という視点から、進学を考えてみてはいかがでしょうか?

世界とつながる第一歩は大学院にあるかもしれませんよ!

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