大学院進学を目指すなら「なぜ目指すのか」を徹底的にメモするところから!

今回のポイント
「なぜ、大学院を目指すのか」
「なぜ、この大学院なのか」。
自分ならではの回答ができるよう、徹して自己分析を!

 

専門学校でも教えています!

 

いま、私は札幌商工会議所付属専門学校
毎週非常勤講師をしています。

 

つい先日も、
講義で行ってきました。

 

教えているのは専門学校2年生の
学生さんたち。

 

 

専門学校2年生の学生さんたちは
まさにいま
就職活動真っ最中です。

 

 

今年はコロナなどで
そもそも就職活動ができなかった時期があったり、
採用数が大幅に減少したりと
なかなか大変な時期です。

 

 

私が受け持つ授業の中でも

  「就職活動のアドバイス」

をお伝えしています。

 

 

まさにいま必要な知識なので
喜んでいただけているのがうれしいですね〜。

 

 

ぜひ、内定、勝ち取ってくださいね!

 

就職活動に必要不可欠!自己分析のやり方

 

さて、就職活動の際、
必ず行うべきことがあります。

 

 

それが「自己分析」です。

 

 

「自分にはどういう長所があるか」

「自分は何を目指しているか」

「自分はなぜこの会社に入りたいか」

これらを考え、
言葉にしていくのが必要なのですね。

 

 

なぜかというと、
履歴書やエントリーシートに書くときだけでなく、
面接試験でも必ず聞かれるからです。

 

 

だからこそ、

「自分にはどういう長所があるか」

「自分は何を目指しているか」

「自分はなぜこの会社に入りたいか」

などという問いを
常に考え続ける必要があるのです。

 

前田裕二さんの『メモの魔力』に学ぶ自己分析

 

自己分析を行う際、
参考になる本があります。

それが『メモの魔力』という本です。

 

2018年末に出て
いまだに売れている本ですね。

 

 

『メモの魔力』の著者は
SHOW ROOMという
オンラインサービスを作った
前田裕二さん。

 

 

メモすることで
自分のアイデアを形にしていった
前田さんご自身の経験が綴られています。

 

 

前田さんは
自分を見つめ直すための
「自己分析」をノート30冊に書きなぐって
考えてきたようですね。

 

「自分にはどういう長所があるか」

「自分は何を目指しているか」

「自分はなぜこの会社に入りたいか」

自分に対しこれらを質問し、
その答えをノートに書きなぐっていくことが
重要です。

 

 

書くことで
段々と自分の考えが研ぎ澄まされていきます。

 

 

大量に書くからこそ、気付きが得られる!

 

 

もちろん、
就職活動でやる場合、
ノート30冊もやる必要はないです。

 

 

ですけど、
少なくともノート10ページくらいは
書くことがおそらくあるはずです。

 

 

それくらいは徹底的に書いてみて、
自分を見つめ直すことが
必要ですね。

 

 

何ページにもわたって書いてみると、
自分の考えが整理されてきます。

 

「そういえば、自分はこういう経験があった…」

「こういう点が、自分の強みかもしれない…」

そんな発見があります。

 

 

大量に書くからこそ
フッと自分の「強み」や「やりたいこと」
「志望理由」が明確になるのです。

 

 

自己分析で得られるもの。

 

 

さて、「自己分析」をすることで
何が得られるのでしょう?

 

ノートに書きなぐるなどの
「自己分析」で得られるもの。

 

 

それが「自己知識」だと
私は考えます。

 

 

ちょうどいま読んでいる心理学の
専門書に次の説明がありました。

 

 

「自己知識は自分の行動や思考、
他者からの反応などに対する
すばやい理解、評価、記憶を促進し、
さらに現在あるいは将来どう行動すべきかの
指針を提供するといえる」
(『心理学 新版』有斐閣 380ページ)

ノートに考えを書きなぐり
「自己分析」を行っていくなかで、
自分は何者かという「自己知識」を持つ。

 

 

すると、
「現在あるいは将来どう行動すべきかの
指針を提供」
してくれるようになります。

 

 

自分がどういう人間か、
少しずつ分かるようになってきます。

 

 

だからこそ、
自己分析で自分を見つめるのって
大事なのですね。

 

 

今回のポイント

 

今回のポイントです。

 

 

「なぜ、大学院を目指すのか」
「なぜ、この大学院なのか」。
自分ならではの回答ができるよう、徹して自己分析を! 

 

大学院入試でも、自己分析は重要である!

 

…実は大学院入試にも
この自己分析はすごく重要です。

 

 

特に、社会人の方が目指す場合、
なおさらです。

 

「なぜ、あなたは本学の大学院を
目指したのですか?」

「なぜ、社会人経験を経て
大学院で研究することを
決断なさったのですか?」

こういう質問は
面接で必ず聞かれます。

 

 

この時、
「他の人も言いそう」な内容を答える人がいます。

 

これ、大問題です。

 

「はい、大学院進学を通して
これまで自分が取り組んできた仕事を
見つめ直したいからです」

こういう答えって、
「他の人も言いそう」なものです。

 

 

こう答える限り、
面接官の反応はイマイチなものに
なります。

 

なぜかというと、
「自分が入っていない」からですね。

 

 

端的に言うと
「自己分析」をしていないということです。

 

 

だからこそ、大学院進学を目指す場合、
まずは

「自分はなぜ大学院に行きたいか」
「なぜこの大学院を目指すのか」

をノートやPCに書きなぐってみることを
オススメします。

 

 

前田さんレベルまでいく必要はありませんが、
自分の考えを書き綴る中で
自分を徹底的に見つめていくことが必要です。

 

 

そうしないと、
「他の人も言いそう」なことしか
面接で答えることができないのです。

 

 

「自分の強みはなにか」
「自分は何をしたいのか」
「自分はなぜこの大学院に入りたいのか」

 

そういった問いを自分に投げかけ、
ノートに書きつつ考えていく。

 

この「自己分析」を
ぜひとも大事にしてみてくださいね!

 

ではまた!


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