試験監督バイトで気づいた「何もしない時間」の価値!正月休みこそ思索を深めよう!

Summary

試験監督バイトは暇で退屈。でも、その何もしない時間が思考を整理し、新しいアイデアを生む貴重な機会になります。
スマホも触れず自分と向き合う時間は、意外と脳をスッキリさせてくれます。
正月休みにボーっとするのも、意外と重要ですよ!

学生時際の試験監督員バイトの思い出

学生時代、私は試験監督のバイトをしていました。

試験用紙を配り、不正がないかを見るというだけの仕事。

楽そうに見えるかもしれませんが、驚くほど暇なバイトです。

試験中は静まり返った会場で立ち尽くすだけ。

スマホや読書はもちろん禁止。
寝るのも禁止です。

受験生が集中している中、試験監督はただ監視するのみ。

そんな状態が数時間続きます。

でも、この暇な時間が意外と自分の思考を深める時間になるんです。

今回は試験監督員バイトで学んだ「思索する時間」の意義についてお伝えします。

試験監督は最初が地獄

大学生の頃、負担が軽いわりに金額がそこそこ良いアルバイトが「試験監督員」のアルバイトでした。

ちょうど1−2月の受験シーズンになると試験監督員のアルバイトが募集されていました。

試験監督員は問題用紙・回答用紙を受験生に配った後、ただひたすら「待つ」のが仕事です。

ときどき会場内を巡回しますが、基本的にボーっと待っているだけ。

90分の試験なら用紙配布時と回収時以外は基本的にやることがありません。


アルバイトをした最初の1時間は「なんでこのバイトを選んだんだろう…」と毎回後悔していたのを実感していました。

特に試験開始直後の1時間は長く感じます。

「他のバイトのほうが良かったのでは・・・」
「早く終わってくれ・・・」

試験会場の時計がおそろしくゆっくり動くのを実感しつつ、ただ試験時間が終わるのを待つだけです。

入試を受ける側の場合、試験監督ってずいぶん「すごそう」に思っていましたが、実態はただボーっと立っているだけ(座っているだけ)という仕事です。

なので何も身構える必要はありません。

何もすることがないと、思考が嫌でも整理される。

はじめの1時間はひたすら苦痛が続きます。

動くことも許されず、ただ自分の思考と向き合うしかないからです。

ですが、それ以降になると意外と気持ちが解放されるのを実感します。

不思議なことに、試験が進むにつれてこの時間が心地よく感じられるようになるのです。

何もすることがない時、脳が勝手に思考を始めます。

妄想ともいうようなアイデアが勝手に湧いてきます。

と同時に、以前から気になっていたこと・これからのことなどが頭の中に浮かんできます。

「今まで結論が出なかったこと」や「これからの計画」をイヤでも考えられます。

普段の忙しい生活では流されがちな思考が、強制的に目の前に現れるのです。

することがないと、脳は自由に思考を広める。

試験監督員をすると、イヤでも脳が思考を勝手に広げていってくれます。

それが結果的に自分の今後につながることが多いのです。

実際、私は試験監督中にレポートのテーマを思いついたり、将来のことを考えたりしていました。

試験監督員の仕事が1日終わったときには、「あ、これをやってみよう」「次はこうしよう」というアイデアが山のように頭に残っているのです。

頭もスッキリしてきます。

強制的に「何もしない時間」を持つ価値

寝てもいけないし、スマホもさわれない。

ただひたすら待つだけ。

試験監督員のように自分で何もできない状況に身を置くと、イヤでも自分の思考と向き合う必要が出てきます。

これは普段の生活ではなかなか得られない体験です。

最初はスマホをさわれないことに苦痛を感じていても、それを受け入れてしまえば意外なほど自由を得られるのです。

今の時代、スマホも触らず「ただ待つだけ」という時間を取ることが難しくなりました。

その結果、表面的な忙しさに追われ、「自分は1年何をやって過ごしてきたのだろう・・・」と思ってしまうこともあるかも知れません。

それを防ぐには、試験監督員のように「自分の思考とひたすら向き合う」時間が必要不可欠なのです。

思考を深める時間は無料


試験監督バイトでなくても、自分で「何もしない時間」は作れます。

特別なスキルは必要ありません。

人によってはカフェでスマホを出さずひたすら考え事をしたり、ただ無心で散歩したりすることで「何もしない時間」を作ることができます。

ぼーっとしているときこそ、意外と脳は発想を広げていくものなのです。

人によっては毎朝 紙とペンだけ持ち、思いつくまま書き出すという「モーニングページ」をやっている人もいることでしょう。

最近流行りの「瞑想」も、もとはといえば脳を自由にさせることで発想を広めるという意義がああります。

温泉やサウナに入るのも、ボーっとすることで発想を整理するという意義があるのです。

連休にボーっと過ごすのも、そういう意味で貴重な時間と言えるかも知れません。

試験監督バイトが教えてくれたこと


私は試験監督を通じて「何もしない時間の大切さ」に気づきました。

最初は退屈に思えた時間が、やがて贅沢な思考の時間に変わったのです。

特にこの習慣はスマホが24時間そばにある今の時代こそ重要です。

スマホやPC・テレビから離れ、自分の思考をひたすら自由に広げていく時間は日常ではなかなか作れません。

そんな時こそ強制的に「何もしない時間」を設けて、自分と向き合う時間を大切にしてみませんか?

もし最近、仕事や生活に追われていると感じたら、意識的に何もしない時間を作ることをおすすめします!

ボーっと過ごす時間の中で浮かぶ「あ、あれやってみよう・・・」にこそ、自分の人生をより良くするヒントが隠れていますよ!

1年のはじめの正月休みにこそ実践してみてくださいね!

ではまた!

「大学院受験の対策方法をもっと詳しく知りたい…」

そういうあなたのために、
「本当に知りたかった!社会人が大学院進学をめざす際、知っておくべき25の原則」という小冊子を無料プレゼントしています!

こちらからメルマガをご登録いただけますともれなく無料でプレゼントが届きます。

データ入手後、メルマガを解除いただいても構いませんのでお気軽にお申し込みください。

なお、私ども1対1大学院合格塾は東京大学大学院・早稲田大学大学院・明治大学大学院・北海道大学大学院など有名大学院・難関大学院への合格実績を豊富に持っています。



体験授業を随時実施していますのでまずはお気軽にご相談ください。

(出願書類の書き方や面接対策のやり方のほか、どの大学院を選べばいいのかというご相談にも対応しています!)

お問い合わせはこちらからどうぞ


☆メルマガ登録後1通目が届かない場合はこちらをご確認ください。
メールが届かない場合

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください