教聖・吉田松陰の生き様に学ぶ!
幕末の志士を多く育てた人物。
それが吉田松陰です。
(写真はWikipediaより)
吉田松陰は「教聖」とも称される人物です。
教育における聖人。
私も塾講師の「はしくれ」として、吉田松陰に学ぶべきことが多くあるなと思っています。
吉田松陰は幕末の日本において、伊藤博文や高杉晋作といった後の歴史を大きく動かす人材を育成してきました。
吉田松陰の教育者としての真骨頂は、一人ひとりの強みに着目した指導方法と、絶望的な状況を逆転させる発想力にあります。
今回は吉田松陰が絶望を希望に変えていったエピソードをみていきましょう!
牢獄を学校に変えた吉田松陰
吉田松陰が「教聖」と呼ばれる背景には、吉田松陰が単なる教育者ではなく、どのような環境でも教育を実践した人物であることが挙げられます。
その象徴的なエピソードとして吉田松陰が牢獄を学校に変えたという事が挙げられます。
吉田松陰が政治犯として投獄されていたときのこと。
通常であれば投獄された際、「自分の人生は終わった…」という絶望が強くなるはずです。
ところが、吉田松陰は牢獄という空間を、学びと成長の場に変えました。
囚人たちが互いに教え合う場に変えていったのです。
具体的には吉田松陰が日本史や朱子学を講義し、別の囚人が和歌を教えるといったような形で牢獄を学校に変えていったのです。
この場が単なる暇つぶしではなく、互いの知識を深め合い、新たな視点を得るための真剣な学びの場になっていったのです。
この牢獄内での教育活動から、吉田松陰に代わって松下村塾を運営する人物も出てきました。
この事実は、松陰の教育が一時的なものではなく、その教えが人々の中に根付き、さらなる飛躍をもたらしたことを証明しています。
以前、山口県・萩市の松下村塾を観てきたことがあります。
実際に吉田松陰の事績を観る中で、改めて吉田松陰の凄さが伝わってきました。
吉田松陰の生き様から学ぶ現代的な教訓
このエピソードを現代風に考えると、忙しい日々や厳しい環境の中でも「学びを止めない」ことの重要性を強く感じます。
職場の忙しさや日常生活の困難さに直面している人々も、時間や場所を選ばずに学び続けることで、自分の強みを磨き、キャリアアップに繋げることができるのです。
たとえば、通勤電車の中でビジネス書を読む、短い休憩時間に動画で講義を受ける、日々の業務を改善するための方法を試行錯誤することも、すべて学びの一部といえるでしょう。
これらの学びは、必ずしも大きな変化をすぐに生むわけではありません。
ですが、小さな積み重ねがやがて大きな成果に繋がるのです。
吉田松陰が「絶望の牢獄」を「学びの場」に変えたように、私たちも日々の困難を「成長の機会」に変えることができるはずです。
志一つで困難を学びの場に変える力
松陰のエピソードには、環境や状況がどれだけ厳しくても、それを受け入れて学びに変える「志」の力が込められています。
この「志」は、現代におけるキャリアアップの原動力ともいえるでしょう。
たとえば、仕事の合間に資格取得を目指す人や、育児や介護をしながらスキルを磨く人がいます。
そうした人々は、多忙な日々の中で自分なりの「学びの場」を見出し、未来に向けた準備を進めています。
これもまた、吉田松陰が示した「どんな環境でも学ぶ」姿勢の現代版といえるでしょう。
学びの意義は、単に知識を得ることだけではなく、それを実践し、新しい価値を生み出すところにあります。
吉田松陰が牢獄で囚人たちとともに学び合ったように、忙しい中でも少しでも学んでいく姿勢を私自身 大事にしていきたいと思っています。
まとめ!どんな環境でも学ぶ想いを!
吉田松陰の生き様は、どのような環境に置かれても学び続けることの重要性を教えてくれます。
吉田松陰が示したように、「志」があれば困難を学びの場に変えることができます。
現代社会に生きる私たちも、日々の生活の中で小さな学びを積み重ね、それをキャリアアップや自己成長に繋げていくことができるはずです。
「どんな環境でも学ぶ」という吉田松陰の生き様をぜひ実践していきましょう!
(真ん中が吉田松陰です)
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教聖・吉田松陰。吉田松陰からは「どんな環境でも学び続ける姿勢」を学ぶことができます。吉田松陰は絶望の牢獄を学びの場に変えるほか、多くの志士を育てていきました。私たちも日々の困難を成長の機会に変え、キャリアアップを目指しましょう!志があればどこでも学びは可能です!