セミナーや講義を受けた際、
「今日何を学んだか」を
近くの受講生と共有することがあります。
こういうフィードバックの機会があると
自分では気づけなかった内容や
聞き漏らした内容を学べて
かなりオトクです。
1人で受けている場合も
「今日何を学んだか」を
自分の中で振り返ると
記憶定着度を向上させられますよ!
今日はこんなお話です。
目次
セミナーでのフィードバック。
勉強の一環で
各種セミナーや研修に参加する。
そういう機会って
しばしばありますよね。
こういうセミナーや研修の最後に
となりの席の人やグループ内で
「今日学んだことを共有する」
ような機会が設定されること、
ありませんか?
こういうのを
フィードバックの機会ということがあります。
多少面倒でも、フィードバックは役に立つ!
フィードバックをする機会、
私がセミナーや研修で講師を務める際は
たいてい実施しています。
人によっては
「なんだか面倒だな…」
と思う人もいらっしゃるようですが、
これをするかどうかで
大きな違いがあるのです。
ほかの参加者と
その日のセミナーや講義について
「何が印象的だったか」
「何を学んだか」
を話し合う。
そうすると、
その日聞いた内容を再確認できるからです。
人間、自分に都合のいいことしか聞いていない。
意外と人間
自分にとって都合がいいところしか
記憶に残りません。
こういう振り返り(フィードバック)の場を持つと
「あれ、こういう内容って
話されていたっけ?」
と思うことがあります。
講義に出ていても
見事に聞き漏らしていることがあるのに
気付けるのです。
せっかく時間をかけて講義を聞いていても
聞き漏らしがあればもったいないですね。
特にお金を払って参加している場合
その分の金額がムダになってしまいます。
だからこそ
振り返りが重要なのです。
フィードバックは記憶定着度を一気に高める!
また「ラーニングピラミッド」の発想からも
一緒に受講した人とフィードバックする機会は
重要だと言えます。
ラーニングピラミッドとは
どういう学習法をしたかで
記憶の定着度が大きく異なることを
ピラミッド型の図にまとめたものを言います。
☆こちらのサイトから引用しました。
https://career-ed-lab.mynavi.jp/career-column/707/
ラーニングピラミッドによると
単に話を聞いたり
資料を読んだりするだけでは
記憶に定着するのは
それぞれ5%・10%程度と言われています。
ところがグループで話したり
互いに教え合ったりすると
記憶定着度は飛躍的に高まり、
それぞれ50%・90%まで上がるのですね。
なので多少面倒でも
セミナーや研修のフィードバックの機会、
積極的に参加なさったほうがオトクですよ!
今回のポイント
セミナーも講義も
受けたら「何を今日学んだか」
思い出す習慣を。
ひとりでもセルフ フィードバックを。
この振り返りというのは
なにも複数人でしか行えないものでは
ありません。
自分ひとりであっても
セミナーや講演・講義の直後に
「きょうはどういう内容を学んだか」
を軽くでいいから思い出してみるのがおすすめです。
あるいはセミナーで取ったメモを
軽く見返すのもいいですね。
1分で記憶定着度を高める方法。
これはわずか1分ほどでできますが
それだけでもセミナーや講義の定着度を
一気に高めることが出来ます。
もちろん、
一緒に講義を受けていた方に
「どういうところが印象に残ったか」
「なにを学んだか」
を聞いてみるのもオススメです。
ちょっとした取り組みですけど、
いままで受けてきた数時間の内容を
頭に定着させるのに有効ですよ!
ちょっとした取り組みの差が
やがては大きな結果につながるものです。
ぜひやってみてくださいね!
ではまた!
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