資料の理解を一気に高める!自分で表にまとめよう!

「この資料、何を言っているか分からない…」

そういうとき、オススメなのは
資料の余白に自分で情報を
メモしてみることです。


可能なら表にまとめてみると
比較関係などが一目でわかるようになります。


ぜひ積極的に表にまとめてみましょう!


今回はこんなお話です。

 

資料がぜんぜん理解できない?!そんなときの対処法

資料を読んでいて
「あれ、これってどういうことだろう…?」
と思うことってないでしょうか。


大学院進学の対策や
難しい資料を読む際など、
なかなか理解が進まないこともありますよね。

そんな時、
私は重要事項を余白にメモし
情報を整理するようにしています。

自分で書いてみると
理解が進むことも多いからです。

表にまとめると理解が進む事実。

私はいま大学院の勉強や
自分主催の読書会のため
本に書いてある内容を資料にまとめるケースが
多くあります。





その際、以前は文章だけで
まとめるようにしていました。



ですが、文章でまとめると
意外と読みにくいです。

理解もしにくくなります。

そのため最近は文章だけでなく
表にもまとめるようにしています。



表にまとめていると
複雑に見えた内容も
理解しやすくなるからです。


特にいろんな意見が併記されている資料の場合、
その学説ごとの違いを
表にまとめていくといいでしょう。


資料の余白やノートに表を書いてみると
だんだんと理解が進んでいくのが
実感できるはずです。


もちろん、
気の利いたテキストなら
すでに表が書かれていることもありますが、
そうでないケースも多いです。


だからこそ自分の手を動かし、
本や論文の余白に
線を引いて表を作ってみるのがいいのですね。

実際に表にまとめてみると…。

たとえば、私主催の読書会で作っている
資料を見てみましょう。


いま経営学者ピーター・ドラッカーの
『現代の経営』(上)を読んでいます。

この読書会では
本の内容を要約した資料を
毎回私が作っています。

  ☆経営者・個人事業主としてドラッカーを学ぶ会
(今月は6/9 10:30-Zoom上で開催です)
   



以前は文章だけでまとめようと
頑張っていましたが、
そうすると意外と読みにくいことに気づきました。



それ以来、
可能なら表にするようにしています。

実例を見てみましょう。



『現代の経営』の160-161頁の
本文を表にまとめてみたものです。

元の文章はこちら↓

これは戦前のフォード社と
戦後のフォード社の経営の違いを
比較した部分となっています。


本文の内容を私が表にまとめたものがこちらです↓

いかがでしょうか?

文章で書いているよりも
表にしてみたほうが
見やすくなっているのではないでしょうか?



情報は同じですが
フォードの旧体制と新体制で
どのような違いがあるか、
一目瞭然です。


表にまとめる作業を通して私も

「あ、これとこれを比較しているんだな…」

と理解が深まりました。

特に内容がややこしいところを理解するため、
本の余白などに表を作ってみるのが
オススメですよ!

多少間違っていてもいいから
まとめてみると
内容がスッキリ理解できるようになるはずです。

今回のポイント


たとえ間違っていてもいいから
表に書いて整理してみる!



本や講義の内容のほか
業務内容などを理解する際、
可能ならば表にまとめてみるのをおすすめします。


表にまとめると
長い文章を読むのとは違い
スッと頭に入ってきます。


今回の私の事例のように
比較関係が明瞭になって来るのです。

(大学院の授業で
 レジュメなどを作る際にも
 表は役立ちます)

表にすると抜けにも気付ける!



なお、資料によっては
表にまとめる際
抜けている内容があるケースもあります。

文章だと穴があっても気づけないこともありますが
表にまとめてみると
書き漏れなどに気付けるようになります。


資料作りの際など
表にまとめるのを意識してみてくださいね!


ではまた!


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