大学院合格直結の勉強法!基本テキスト、3回は読み込もう!

今回のポイント
大学院進学の最初の一歩は
基本書を読み込むこと!
すでに学んだと思っていても再度読み直すことで
知識を新たに!

 

『社会学』(有斐閣)は名著です

 

いま受講生の方の「予習」のため、
ある本を読んでいます。

 

それが
『社会学』(有斐閣)
という分厚いテキストです。

 

 

 

社会学の基本から応用までが学べる
専門の書籍です。

 

 

大学の授業で使用することを想定して書かれた
大部のテキスト。

全部で582ページなのですが、
意外とサラサラ読めてしまう本です。

 

 

うちの塾では
大学院を目指す受講生の方の
「基礎知識習得」の教材として
この本を使用しています。

 

 

大学院入試にはテキストの内容からも出題がある!

 

 

大学院入試では
「○○という用語について解説せよ」などと
知識を問う問題がしばしば出題されています。

 

その対策には
こういう専門書を読み込み、
一通り頭に知識を入れておくことが必要なのですね。

 

 

一橋大学大学院の過去問から

 

 

例として一橋大学大学院の
社会学研究科 総合社会科学専攻
修士課程の過去問(2018年度)を見てみましょう。

 

 

修士課程の過去問(2018度)を見てみましょう。

 

次の問題が出されました。

「社会の「個人化」とは何か。
その構造的背景・過程・社会的影響を
述べた上で、社会学理論にとっての
意義と課題を論じなさい」

 

この内容はとても基礎的な概念です。

テキストにも掲載されています。

 

 

なので、テキストを用いて
基礎知識の習得を行っていれば
それほど対策は難しくない、と言えるでしょう。

 

 

読み直すと発見が大きい!

 

この本、
私が大学生・大学院生の頃も読んでいましたが、
数年前に「改訂版」が出ました。

 

そのため新たに買って
再度読み直しているところです。

 

 

講義の「予習」の意味もありますが、
いま読み直すと
たいへん勉強になりますね。

 

 

特に、前の版と似た説明であっても
若干「追記」がなされていたり、

データ・図表も最新のものに
差し替えてあったりするからです。

 

 

 

すでに学んだことについても
再度テキストで学び直すと
知識の整理も出来る上、

忘れかけていた事項についても
知識を思い起こすことができます。

 

 

下手にあれこれ読むよりも、
専門のテキストを読み直すほうが
学習には効果的なのですね。

 

著名作家が毎年正月にやっていること。

 

あるライターさんは毎年正月に
世界史や日本史の教科書を再読する、といいます。

 

そうやって
歴史に関する知識の再確認を
行なっているのですね。

 

(日垣隆さんの本に
そう書かれていました)

 

 

勉強をしていると
ついつい「やたらと難しい本」ばかりを読みたくなりますが、
そうすると基礎的な知識がいつまでも
定着しないまま、になりがちです。

 

 

基本書を再び読み返す。

 

こういう知識の再インストール、
専門的な学習をすすめる上で大事ですね!

 

 

 

今回のポイント

 

 

今回のポイントです。

 

大学院進学の最初の一歩は
基本書を読み込むこと!
すでに学んだと思っていても再度読み直すことで
知識を新たに! 

 

 

基本書は3回 読み込め!

 

ここで大学院進学対策として
基本書を読み込む際、
おすすめの方法があります。

 

 

それは
大学院進学を志した初期の段階で
【基本書を3回通読する】
という方法です。

これが知識習得に役立ちます。

 

 

3回くらい読めば
なんとなくであっても

「この本のあの章には
こういう知識が書かれていたな…」

と思い出せるようになるからです。

 

 

試験当日に
「○○について述べよ」
という問題が出た際も、

「あ、これはたしか
あのテキストの
××章あたりに出ていたな…」

と思い返すことが出来るのです。

 

 

記載されている場所を思い返せると、
それを手がかりに
内容を思い出すこともできます。

 

 

 

なので、大学院進学を目指す最初の一歩として
基本書の読み込み、
外さずに取り組みたいですね!

 

 

その上で、
勉強が進んできたタイミングで
再度基本書を読み直すのも
重要な取り組みとなります。

 

「1冊の基本書を
ボロボロになるまで
読み込む!」

この思いが
大学院合格に
直結するはずですよ!

 

 

ではまた!


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