思いと表現。土田英順さんのチャリティーコンサートで知ったこと





 

大学OB会での、土田英順さんのチャリティーコンサート

こんにちは、
作文・論文アドバイザーの
藤本研一です。

 

先日、大学のOB会に出席しました。

「珍しく」、校歌を最後に歌わない
OB会。

 

楽しく参加させていただきました。

ただ「同じ大学」というだけで、
ここまで盛り上がれたり
つながれたりするのって
いいな〜っと思います。

 

その会に、
土田英順(つちだ・えいじゅん)さんがいらっしゃってました。

土田英順さんのブログはこちら↓

東日本大震災のチャリティーコンサートの一貫で
チェロのソロ演奏をしてくださいました。

 

私も、寄付に協力いたしましたので、あしからず。

 

2011年の東日本大震災のあとから、
「何か自分にできることはないか」
と考え、
ずっと実施されているのがチャリティーコンサート。

 

震災直後から、
現在まで継続されています。

 

確かに考えてみると、
震災直後は「チャリティー活動」が
たくさんありました。

 

しかし、いまは
ほとんど聞きません。

土田さんは
被災地に行く度に

「やれるだけ続けていかないといけない」

その思いになるそうです。

 

集めた募金はすべて被災地に送るため、
ほぼ持ち出しで行うコンサート。

 

チェロの演奏にも、
土田さんの情熱や思いがこもっていました。

 

 

AI(人工知能)時代になっても残るものとは?

 

演奏を聞いていて思ったのは、
「情熱」や「思い」は人に伝わるということです。

 

私は最近、

AI(人工知能)時代になっても
人間の仕事として残るものは何だろう?

・・・っとずっと考えています。

 

土田さんの演奏を聞いていてふと思ったのは、

「表現」だけは人間の仕事として残る

ということです。

 

土田さんはかれこれ
おそらく50~60年以上に渡り
チェロ演奏を続けてきているはずです。

 

土田さんの演奏には
その「人生の重み」と、
「被災地支援への思い」が
こめられていました。

 

この「表現」、特に
「思い」をこめた表現は

人間にしかできないことです。

 

おそらく将来、
「チェロロボット」のように
演奏を自動でしてくれるロボットが
出てくるでしょう。

 

でも、
その演奏には
奏者の「人生の重み」も
「思い」も入っていないはず。

 

作文教室を経営するものとして、
この
「思い」を込めた「表現」というものを
大事にしたいと思っています。

 

あなたにしか伝えられない「思い」と「表現」がある

 

世の中にあなたと同じ人はいません。

ならば、あなたしか表現できない
「何か」は必ずあるはずです。

 

「やっつけ」で履歴書や作文を書く人がいますが、
それでは「思い」は読み手に伝わりません。

 

文は人です。

 

その人の「人生の重み」が
こめられています。

あなたにしか、表現できない「思い」と「表現」があるのです。

 

だからこそ、
自分の「思い」の伝わる文章作りを
多くの人たちが出来るようにしたい。

私の「思い」です。

 

土田さんの素晴らしいチェロの
音色を聞きながら、

ふと考えていました。

 

 

ではまた!

 


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