選択がニガテな私
これは以前からのことなんですけど、
私、選ぶのがけっこうニガテです。
自由に選択していいと言われるより、
定番を決めていつも同じ行動をしたほうが
気がラクです。
食事をする際、
新しいお店を開拓するよりも
行ったことがあるお店で
食べたことがあるメニューを選択する事が多いですね。
髪を切るのも、
基本的には同じ美容室で
同じ美容師さんをずっと指名しています。
（時々、美容師さんが退職すると
その度に慌てます…）
出張で出かける時も
同じホテルチェーンのホテルを使うようにしています。
するとサービスや備品の予測ができ、
荷物を調整しやすくなります。
「いつもと同じ」選択をしたほうが気がラク。
定番といいますか、
「いつもと同じ」選択をしていたほうが
気持ちを準備できるので
気がラクなのです。
不安も少ないです。
「いつもと同じ」で脳も最大限実力を発揮できる！
以前も「いつもと同じ」選択をすることの
意義を紹介しました。
ヘンに新しい刺激を入れるよりも
同じ動作を日々繰り返す。
すると、脳は本来取り組むべき業務に
全力を尽くせます。
選択をするのって
メリット・デメリットを
瞬時に考える必要があるので
けっこう脳が消耗します。
それよりは定番を決めていたほうが
やるべきことに脳のエネルギーを集中できるのです。
（私の場合はカフェで何を飲むかを決めるより、
同じメニューを頼んで
それを飲みつつブログや資料執筆をしたほうが
本来やるべきことに集中していることになります）
型を決めると、創造性も発揮できる。
マンネリといわれるとそれまでですが、
マンネリを繰り返したものが型となり、
型に従うからこその創造が発揮できるようになります。
例えば俳句は松尾芭蕉の時代から
ずっと文字数が変わっていません。
「五七五じゃなくて
これからは五八五にしよう」
と誰も言い出さないままいまに至っています。
時折 種田山頭火（たねだ・さんとうか）や
尾崎放哉（おざき・ほうさい）など
五七五を崩した自由律俳句の旗手が出てきますが、
自由律俳句がメジャーになったことはいままで一度もありません。
（種田山頭火の自由律で有名なのは
「うしろすがたのしぐれてゆくか」、
尾崎放哉の自由律で有名なのは
「咳をしても一人」「こんなよい月を一人で見て寝る」などです）
五七五という型に従い続けるからこそ
多くの創造と発展が俳句に起こってきたわけです。
なので私もなかばマンネリで
同じような選択をしていますが、
これに何らかの意味があればいいな、
と思っているわけです。
今回のポイント
毎回選ばず「定番」を決める！
そのほうが本来やるべきことに
集中しやすくなる！
コース料理を頼むメリット。
ちなみに私は
飲み会などを予約する際も
可能なら「おでん鍋コース」「新年会コース」など
コース料理を頼むことが多いです。
あるならコースで飲み会を予約するのは
料理を選ぶのが面倒だからです（笑）。
それに、選ぶ形だと
どうしても食べたことがあるもの・
美味しそうなものばかりになります。
結果、栄養バランスが偏りまくったり
似たようなものばかりが出てきたりします。
その点、コースで頼むと
話している間に次々違うものが来るので
メニューの偏りがなくなります。
なお、コースで頼むと
たいてい１つはイマイチ美味しくないものが
出てきます（笑）。
（出てこないこともあります）
それを挟むことで
結果的に他の美味しさに気づき
トータルに満足できるように感じています。
ともあれ、
定番を決めておくと
迷うことも減りますし
脳の働きも最大限動くようになりますので
本来やるべきことに集中しやすくなります。
（そういえば、映画007シリーズのジェームズ・ボンドも
朝食や飲むマティーニに
独自の定番を決めていましたね）
定番、決めてみるのもオススメですよ！
ではまた！
Digest！
私、選ぶのがけっこうニガテです。
そのため同じお店で同じメニューを頼むことが多いです。
マンネリと言われればそれまでですが、
「いつもと同じ」選択をしたほうが
本来やるべきことに脳のエネルギーを集中できるように
感じています。
選択ってメリット・デメリットを瞬時に判断するので
意外と脳を消耗するのです。
なので「いつもと同じ」定番、決めてみるのもいいですね！