リーダーシップの前にペーペーシップ。下っ端・若手時代のペーペーシップが将来につながる！

Digest！
リーダーシップを身に着けようとする人が多いですが、
新人・若手時代には「ペーペーシップ」を身に着けたほうが
よっぽど役立ちます。

ペーペーシップとは下っ端、つまりペーペーの立場で
周りがやってほしいことを率先してやっていくこと。

ペーペーシップを実践していると
周りからも評価されるようになりますし、
ビジネススキルもどんどん身につきます。

若手時代にこそペーペーシップを身に着けていきましょう！

リーダーシップを発揮する前に学ぶべきこと！

注　今回の内容は
これから社会人になる人や
若手の人に向けての内容となっていますので
あしからず…。

今年４月から新社会人になる方も
多くいらっしゃいます。

あるいは職場に入ってまだ数年、
若手の立場で活躍なさっている方も
多くいらっしゃいます。

こういうとき、
「リーダーシップ」の学習が重要だ、
と聞く人も多いかもしれません。

リーダーシップの前に、ペーペーシップ！

ですが、私は若手時代には
リーダーシップよりも先に学ぶべきことがあると
考えています。

それが
「ペーペーシップ」です。

私は新社会人になる前、
何の本か忘れましたが、
「若手時代はペーペーシップを発揮しよう！」
という内容を読んだ記憶があります。

読んでみて
「このペーペーシップって、面白いな」と
感じたのです。

ペーペーシップシップとは？

よく下っ端のこと
「ペーペー」ということがあります。

この下っ端意識を自分から発揮し、
周りがやって欲しいことがらを
率先して実施する、というのが
ペーペーシップです。

たとえば飲み会では
言われてなくても
皆の１杯目の飲み物を集計し
店員さんに伝えたり、

「お一人4,000円ずつです」

などと呼びかけ
集金して回ったりするのが
ペーペーシップの役割です。

「あ、僕、ゴミ捨ててきますよ」
などとチーム内の下っ端仕事を
率先して取り組むのもペーペーシップ。

私は前職の教員時代もこれをやっていましたし、
いまも飲み会やなにかの集まりに出ると
ペーペーシップを発揮したくなります（笑）

下っ端時代に腐るともったいない！

組織に入って最初のうちは
「新入り」「下っ端」の立場で
雑用を行っていくことがイヤでも求められます。

人によってはこの時期に
「仕事って嫌だな…」
「こんなことをするために
　会社に入ったわけじゃない…」
とくさってしまう人もいます。

これ、もったいないのです。

下っ端時代に
下っ端仕事を率先して取り組んでいると
組織内で評価されます。

下っ端仕事でビジネススキルを身につける！

それに、下っ端仕事といえど、
完璧に行うには
多くのビジネススキルが必要です。

例えば資料をコピーする際も、
コピーを相手に渡す際
相手がそのまま文章を読める向きで
書類を渡したり、

資料が多いときはホチキスを留めたりと
留意すべき箇所があれこれあります。

（本の内容をコピーする際は
　最後のページからコピーしていくと
　あとで並べ直さなくて済むので
　楽になるケースもあります）

逆に言えば、
率先して下っ端仕事をしていると
関連するビジネススキルを
総合的に身につける事ができるのです。

下っ端仕事を完璧にできるようになると、
だんだん難しい案件を頼まれるようにもなってきます。

なので職場では
「ペーペーシップ」の発揮を
意識するのが一番なのですね。

このペーペーシップを身に着けているからこそ
リーダーシップも発揮できるようになるのです。

ペーペーシップが未来につながる！

実際、私も前職の高校教員時代、
ペーペーシップを発揮していました。

飲み会の幹事やら
職場のごみ捨てやら
あれこれやっていました。

シュレッダーやコピー機が詰まる度に
対応をしていたので
修理スキルも身につきました（笑）

ペーペーシップ、
発揮してきたことが
いまの自分にもつながっているようにも感じます。

（ひとり社長は
　基本的に全て自分でやる必要がありますので…）

今回のポイント

リーダーシップを発揮する前に、
ペーペーシップを発揮する！

仕事においてムダなプライドは有害である！

仕事において、
けっこう困るのが
ムダなプライドの存在です。

「自分がこういう仕事をするなんて…」

「こんなことをするために
　会社に入ったわけじゃない…」

こういう思いになる背景には
ムダなプライドが存在しています。

適切なプライドは自分の自信に繋がりますが、
自分のやる気をなくしてしまう
ムダなプライドならないほうがマシです。

率先して下っ端仕事を行い
ペーペーシップを発揮していると、
ムダなプライドが無くなっていきます。

仕事の本質は誰かに喜んでもらうこと！

仕事って、
結局は周りに喜んでもらうことが本質です。

「自分がこういうことをやるなんて…」

などと思っていると、
周りに喜んでもらうことはできません。

だからこそ
ペーペーシップを発揮し
ムダなプライドをなくしていったほうが
今後の仕事に役立つといえるのです。

ペーペーシップを発揮していると、
下っ端の気持ちがよくわかるようになります。

下っ端の気持ちがわかるからこそ、
いざ自分がリーダーになった際も
相手の気持がわかるリーダーシップを発揮できるようにも
なるわけです。

ぜひ下っ端仕事、
バカにすることなく
ペーペーシップを最大限に発揮していきませんか？

それがあなたの今後にもつながっていきますよ！

ではまた！