自分の中の天才を発現させる!平塚らいてうに学ぶ「天才」の発揮の仕方。

藤本研一
Digest!
女性解放運動で有名な平塚らいてう。
彼女は
「私どもは隠されてしまった我が太陽を
今や取り戻さねばならぬ。
『隠れたる我が太陽を、潜める天才を発現せよ』」
と書いています。
 
天才というのは本来「天賦の才能」という意味。
どの人にも何らかの天才が潜んでいるものです。
それを勉強・努力で発現できるか否か。
 
それがいちばん大事なのだと学ぶ事ができました。

正月色がなくなると、なんだか切ない。

今週から2024年のお仕事・学校がスタートした方も
多いと思います。


例年いまの時期になると
街から正月色が消えていくのが
なんだか切なくなります…。

特に、12月のクリスマス→お正月と続いてきた
イベント系が終了していくと、
待っているのはただ寒い冬だけ…。


切なくなってくるのです。

女性解放運動の先駆者・平塚らいてう




さて、正月期間
あれこれ本を読んでいました。

その中に、女性解放運動の先駆者である
平塚らいてう(らいちょう)の文章が載っていました。

平塚らいてう 写真はWikipediaより)

平塚らいてうは『青鞜(せいとう)』という雑誌を
1911年に発刊し、
女性の権利獲得を呼びかける活動を
積極的に展開していたのです。

以前より改善したとは言え、
まだまだ日本では男女平等化は
他国に比べ進んでいる状況とは言えません。

いまこそ平塚らいてうに学ぶ必要があるな、
と思っているところです。



その平塚らいてうの有名な文章はこちらです。

元始(げんし)、女性は実に太陽であった。
 真正の人であった。
 今、女性は月である。

 他に依って生き、
 他の光によって輝く、
 病人のような蒼(あお)白い顔の月である」

(『元始、女性は太陽であった』)

 
本来、女性は太陽として
主体的・自主的に生きて輝いていたけれど、
いまでは他の光によって輝かされるようになっています。


だからこそ、
いま一度女性自身が輝いていくことが大事だと
伝えている文章です。

この文章、
日本史の教科書にも載っているので
見たことがある人も多いかと思います。

潜める天才を発現せよ!

この文章のあと、平塚らいてうは
次のように書いています。

「私どもは隠されてしまった我が太陽を
 今や取り戻さねばならぬ。

 『隠れたる我が太陽を、
  潜める天才を発現せよ』」

(『元始、女性は太陽であった』)


この部分の「天才」の使い方を見て
ハッとしました。

よく
「あの人は天才だ」
「自分もあの人みたいに
 天才だったら良かったのに…」
という言い方を聞くことがあります。



天才について、
生まれつき天才かそうでないかが
決まっているように考えている人が多いのです。

みんな「天性の才能」が潜んでいる。それを発現させるか、どうか。


ですが、
天才という言葉はもともと
「天賦の才能」「天性の才能」という意味です。

どの人も、生まれつき何らかの才能を
持っているのです。


その天賦の才能を
自分で引き出していけるかどうか、
発現させていけるかどうかが重要なのですね。

「才能がない…」って言っていません?

なので簡単に
「自分には才能がない…」とか
「自分もあの人みたいに天才だったら良かったのに…」
というのは言葉本来の使い方からしたら間違い、
といえるかもしれません。



自分の中に必ず何らかの才能は
潜んでいます。

それを信じ、発現できるかどうか。


ここにすべてがかかっているのです。

今回のポイント


天才とは自分で発現させるもの。
自分の内面の才能を信じる!


自分の才能を信じ、可能性を開く努力を!

「あの人は天才だ」
という言い方をしますが、

天才というのは単に
天から与えられた
個人の才能、という意味しかありません。


どの人にも「天賦の才能」という意味での天才は
内在されています。

それを自分で発現させる努力をするかどうか、
やってみるかどうか。

ここにすべてがかかっているのです。



自分の内面には
自分が思っても見ないような才能が
眠っている可能性があります。


ぜひそれを勉強・努力で
引き出していく!

これが重要ですね!

(私もさっそく挑戦ですね…!)

ではまた!


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