うまくいかない時期にこそ、成長のヒントが隠れている!富良野研修に行ってきました!

藤本研一

Digest!
11/28-11/29にかけて
富良野での職員研修に行ってきました。

おかげさまで喜んでいただける研修となりました!

研修って、終わった後に
内容・進め方を修正することができます。

それをもう7年以上積み重ねるなかで
少しずつ研修の内容が良くなっているのを
実感しています。

こういう講師としての仕事の原点は
高校教員時代にあります。

話を聞いてくれない生徒を
なんとか引き付けて勉強に繋げたい。

その取組がいまに繋がっているのを実感するのです。

北海道・富良野での職員研修で講師を務めました!

先日、11/28から11/29にかけて
札幌から富良野(ふらの)に行ってきました。

富良野というのは
人気ドラマ「北の国から」の舞台となった
場所です。

…といっても、
いま20代の方ですと
知らない人も多いようですが…。

かつて富良野駅前にあった
「北の国から資料館」も
いまやビジネスホテルに建て変わっているので
時代の変遷を感じます。

コミュニケーション能力向上研修!

その富良野において、
2日間にわたり団体職員の方への
研修を担当してきました。



内容は
「コミュニケーション能力向上研修」です。



業務を行う上で前提となる
コミュニケーション能力を
座学・ペアワークを組み合わせて
実践的に身に着けて頂く機会となりました。

参加者からのアンケートも好評で
ホッとしているところです。

研修の反省点を次に活かせるありがたさ。



今回の研修、
同じ内容の研修を
違う参加者の方に
2日に渡ってお伝えして実施しました。


そうすることで
日程調整をしやすくしてもらい
多くの方に参加してもらうためです。

こういう研修では
1日めの反省を活かして
2日めの研修を行えるので
自分にとってたいへん学びに繋がります。



今回に限らず、研修後に
「ああ、あのときこういう説明をしたら良かった…」
と反省したくなることって
けっこうあります。

反対に、
「今回行ったあの説明の仕方、
 思った以上に良かったな…」

と良かった点に気づくことも
意外とあります(自分で言うなよ、という話ですが…)。

(別の場所での研修写真より)

研修って頭も身体も
フル活用して行うので
講師にとっても発見が多い機会となるのです。


「あの説明をこう変えてみよう…」

「あそこでもう少し間を取ろう…」

日々こういう発見があるのが
面白いところです。

研修の仕事は古典落語に近い!

研修講師の仕事って
ある意味で古典落語に近いところが
あるように思います。


古典落語って、
話す内容はだいたい決まっています。

落語の演目「時そば」のオチが
イキナリ切り替わることはないのです。

(もっとも、長い落語の場合は
 途中を端折ったり、
 途中の部分で話を終えたりすることもあります)


だいたい決まっている内容をもとに
当日のお客様の反応を見ながら
説明を追加したり、

これまで演じてきたなかで評判が良かった説明を
修正しながら使っていったりするのです。

私も研修の仕事を7年以上やらせていただいていると
少しはこういうことも見えるようになってきました。

今回のポイント


反省・フィードバックの繰り返し。
それが技術を向上させる!

私は各地で
「ビジネス文書作成能力向上研修」や
「コミュニケーション能力向上研修」、
「ロジカルシンキング入門講座」などを担当しています。

ご依頼元のご要望を伺ったうえで
研修を行っていますが、
メインとなる講義内容は
テーマによって大体決まってきます。

アンケートや受講生の方の反応、
ペアワークやグループワーク中の
取組状況を観ながら
毎回 研修内容を修正しているのです。

研修の仕事をはじめた初期に比べ、
講義内容も講義の進め方も
ずいぶん上達したように思います。

…こう書いていると、
研修の仕事をいただき始めた頃に
私の研修を受講くださった方に
たいへん申し訳なくなってきますが…(苦笑)。

でも、その頃も
自分なりのベストでやっていたつもりです。

高校教員時代の経験がいまに役立っている!


さらにいえば、
私の研修講師としての仕事の原点は
前職の高校教員時代にあります。

高校の生徒って
みながみな熱心に受講してくれるわけでは
ありません。


ふつうに頭を突っ伏して寝ていますし、
場合によっては授業中に教室から出ていく生徒も
いないわけではありません。

そういう相手に
なんとしても勉強をしてほしい、
最後まで授業に参加してほしいと思い
あれこれ工夫をしてきたのが懐かしいです。


私の研修では何度もペアワークを入れるのも
高校で授業中に寝る生徒対策で
はじめたものでもあります。

意識的に雑談を入れるのも
切れかけた生徒の集中力を引き出したり、

抽象度の高い話で
理解が難しくなってきた生徒の理解を進めたり
するためです。

授業の流れを詳しくイメージして
資料作りのほか準備を進めてきても、
生徒が話を聞いてくれず
授業が全く進まないこともありました。

気合を入れて用意してきた授業当日に
生徒間トラブルがあって授業を行うわけにいかず
やむなく自習に切り替えざるを得なかったことも
ありました。

「せっかく準備してきたのに…」と思うこともありましたが、
そんな折に生徒の目線で見るのを忘れていたことにも
気づくことができました。

ホント、高校教員時代に鍛えられたことって
たくさんあるな、と思うのです。

うまくいかない時期に成長のヒントが隠れている!

ここから言えるのは
思うようにいかない経験やうまくいかない時期にこそ、
今後の成長につながるヒントが隠れている、
ということです。

私の拙い経験ではありますが、
高校教員時代の経験が
いまの塾経営や講師の仕事に繋がっているのが
たいへんありがたいことだと思っています。

なので今後もご依頼元に喜んでいただけて、
なおかつ参加者の方にも
「参加してよかった」
「役に立った」
と言っていただける研修を提供できるよう、
努力したいと思います!

ではまた!


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