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転職するか、会社に留まるか。悩んだ時に知ってほしい第三の道。
「転職しようか、
それとも会社にとどまろうか…」
自身の今後の生き方を考える際、
あれこれ悩むことがあります。
今の会社で頑張るか、
それとも思い切って転職するか。
人によっては悶々(もんもん)と
何年も考え続けることもあるかも知れません。
ただ、私としてはぜひ考えて欲しいことがあります。
それは
キャリアアップを考える時、
ついつい考え落とす選択肢があるということです。
ついつい考え落とす選択肢、
それが「起業」です。
多くの人は誰かのもとで
雇われて働くことを当然だと考えています。
そのため転職・昇進というカードしか
キャリアアップの方向性がないように
考えている人も多いのです。
ですが、
別にこれは絶対の事実ではありません。
いつでも・どの立場でも
「独立・開業」というカードも
存在しているのです。
学生時代のインターンシップで学んだこと
このカードの存在を知ったのは
早稲田の大学院2年生の時のことです。
当時、私は院生生活を送りながら
コワーキングスペースのインターンシップを
半年やっていました。
これが私の
人生観・仕事観を変えることとなったのです。
いまもそうですが
コワーキングスペースには
多くの起業家やフリーランスの人が在籍していました。
私の業務はコワーキングスペースの清掃・運営や
利用者との対応です。
この利用者の中には「この人すごいな!」
という人も多くいました。
フリーランスのプログラマー、
経営コンサルタントなど
多様な人がいたのが印象的です。
ただ、一方で
「え、こんなビジネスモデルで
本当にやっていけるの…?」
という人もいました(すみません)。
でも、みんなイキイキ仕事をしています。
その様子を見て、
「あ、自分も起業できるかも…」
「あ、こういう仕事の仕方もあるんだな…」
と思ったのが自分の原点となりました。
斬新でなくてもいい。しょうもなくても独立できる!
ぜひ知っていただきたいのは
「意外としょうもない内容で
独立している人がいる」
という事実です。
起業・独立というと
誰も考えつかない斬新な切り口で・
社会を覆す脅威のイノベーションを
提案するような内容でないと
うまくいかない、と考えている方がいらっしゃいます。
そんなことはまったくありません。
案外しょうもないアイデア・技能で
ちゃんと食っている人がいるものなのです。
私も言われました(いまも言われます)
私も独立したばかりの頃
「文章の書き方を教える仕事なんかで
食っていけるんですか?」
「作文の塾ですか?
そんなのでよくやっていけますよね」
とよく言われました(いまも言われます)。
じゃっかん悔しい思いもありますが、
傍目から見るとそういう風に見られるのは
仕方がないことだと思ってはいます。
不思議なことですが、
傍目から見ると仕事として成立しなさそうでも
意外と「なんとかなる」「食っていける」ものも多いのだと
実感しています。
(これを実現するには
経営ノウハウや知識が必要ですが)
まとめです。
「すごいビジネスモデル」がなくても、
すごい才能・技能がなくても
独立して食っている人・
自分らしく仕事をしている人がいるという事実を
一度知ってみるのがオススメです。
案外いまのままの自分の知識・スキルでも、
独立してやっていくことは可能かもしれないのです。
(実際、たいした知識・スキルがなくても
独立してうまくやっている人は意外といます。
私も含めて…)
独立は厳しい。でも普通に会社員をするのも、やっぱり厳しい。
確かに、
「独立・起業は厳しい」と言われます。
独立した人の4割が
1年以内に廃業する事実からもそれはわかります。
ですが、今の時代
正社員として働くのもそれなりに
厳しい社会です。
離職率がめちゃくちゃ高い会社も
それなりにあります。
独立・起業したらそれだけで
うまくいくわけではないですが、
正社員で仕事するのもそれなりに大変な以上、
トータルで見た負担はあまり変わらないように思います。
むしろ独立・起業の方が
負担が軽くなり、収入も増え、
やりがいも大きくなることも大きいです。
であれば転職・昇進を目指す以外の方法として
独立・開業という選択肢を持つのも
ありだと思うのです。
まずは副業からスタートを!
「でも、いきなり会社をやめて
独立・開業するのはちょっと…」
と主う人もいらっしゃるかもしれません。
私がおすすめなのは
イキナリ独立・開業するのではなく
副業的に仕事をはじめてみること、です。
ちょうどいま副業OKの会社が
増えてきています。
まずは副業がてら就業後や休日に
自分でなにか仕事をはじめてみるのが
オススメですよ!
今回のポイント
キャリアアップの選択肢、転職・昇進カード以外にも
独立・起業カードがあるのもお忘れなく!
私の起業の原点の1つは
『週末起業』という本です。
☆『週末起業』の詳細とお求めはこちら↓
(2003年と古めの本ですが、けっこうためになります)
正社員として仕事をしながら
週末に副業として仕事をする。
この話が興味深い本です。
本職だと数千万の請求書を
バンバン動かしているような人が
週末は5,000円の請求書を
何時間もかけてがんばって発行し
お客様にお送りする。
そのギャップを楽しむシーンが印象的なのです。
5000万円よりも5000円のほうが嬉しい事実
やってみたらわかりますが、
本業において会社の看板で5,000万円の請求書を出すのと
副業で5,000円の請求書を出すこと、
金額は全く違いますが
達成感・やりがいは
5,000円の請求書のほうが上です。
自分を信じて仕事を依頼してくれたお客様に
請求書をお送りし無事入金されたときの嬉しさ・達成感。
自力でサービスを提供し、
お金を受け取れる嬉しさ。
これはとてつもなく大きいのです。
私も起業したあと
はじめて発行した請求書でご入金頂いた際の
喜び、いまも覚えています。
ある意味 本業と同じような副業であっても
喜び・達成感が全く違います。
ある意味で仕事観も変わってくるのが
独立・起業の魅力なのです。
会社だと上司に「やらされ」ている傾向が強いです。
やりがいもあまりないかも知れません。
一方、自力で仕事をすると
主体的に取り組む傾向が強くなります。
やりがいも出てきます。
週末起業・就業後起業からはじめてみませんか?
私としては必ずしもフルタイムでの
独立・起業をしなくてもいいので
週末起業・就業後起業のような形が
面白いと思います。
会社の看板・ブランドでなく
自分の力で仕事をし
お金を頂ける喜び。
お客様に感謝してもらえる達成感。
ぜひあなたにも
経験していただければ、と思うのです。
まずは独立・開業までいかなくても
「週末起業」という発想で考えてみては
いかがでしょうか?
「何をしたらいいか」という思いがある方、
うちの塾の体験コンサルの中などで
お話を伺えましたら幸いです!
(1時間5,500円/2時間11,000円で
体験コンサル実施中です)
☆お問い合わせはこちら。
ではまた!
Digest!
キャリアアップを考える時、
ついつい「転職するか、それとも会社に留まるか」の
2択で悩むことが多いですが、
起業・独立というカードが存在していることを
常に自覚すべきです。
意外と斬新なビジネスモデルでなくても起業して
うまくやっている人はいるものなのです。
それに、自分の実力でお客様にサービスをし
お金をいただける喜びはめちゃくちゃ大きいものなのです。
まずは週末起業・就業後起業からはじめてみては
いかがでしょうか?