![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2023/01/230102book_prof-removebg2.png)
忙しくて勉強時間が割けなくても、大学院に合格できる!
「なんとしても大学院に行きたい!」
「大学院で勉強し直して
今後の人生をより良いものにしたい!」
そんな思いから
大学院を目指す社会人の方が毎年大勢いらっしゃいます。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2022/03/graduate2-1024x683.jpg)
うちの塾の土曜相談会や
体験授業にお越しくださる方も
大勢いらっしゃいます。
その時に質問を受けるのは
「受験勉強に割ける時間があまりないのですが
受験できますか?」
というご相談です。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2022/05/busy-1024x683.jpg)
これに対し私は
「一般入試ではなく社会人入試で出願する場合
負担も減るので十分受験可能ですよ!」
とお伝えしています。
大学院受験の制度は一般入試・社会人入試の2つがある!
大学院受験をする場合、
一般入試か社会人入試かという
2つの受験制度が用意されていることが多いです。
一般入試は
大学4年生からそのまま大学院を目指す
学生を主対象とした入試です。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2023/07/student-1024x683.jpg)
一方、社会人入試は
社会人経験がある人を
主対象とした入試です。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2023/02/presen_study-1024x683.jpg)
(社会人であっても
一般入試を受けることは可能です。
なお大学院によっては
「経営者は社会人入試を受けられない」
というケースもあるので注意が必要です。
立教大学のビジネススクールなどが該当します)
一般入試の負担は重くても、社会人入試の負担は意外と軽い。
一般入試の場合、
専門科目の試験や小論文のほか
英語や面接の試験が行われることが多いです。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2022/03/english-1024x683.jpg)
一方、社会人入試の場合、
小論文試験と面接だけなど
試験対策の範囲が
グッと狭くなっていることが多いです。
場合によっては
「書類審査と面接のみ」というケースも
あるくらいです。
(北大公共政策大学院など)
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2023/08/mensetu.jpg)
なので、忙しい社会人であっても
社会人入試対策に特化すれば
十分合格が狙えるのです。
(受かった後 通い続けるためには
長期履修制度を使ったり
勤務の仕方を工夫したりする必要は
ありますが)
今回のポイント
社会人入試の受験条件、多いのは
「社会人経験3年以上」。
ここには専業主婦(主夫)経験も含まれる!
気をつけよう!社会人入試3つの注意事項
ここまで社会人入試の特徴を
お伝えしてきました。
こう聞くと
「だったら社会人入試で受けるほうが
ラクでいいじゃん」
と思う人も多いと思いますが、
ここで気をつけるべき注意事項を3点お伝えします。
1つ目は定員の問題です。
社会人入試の場合 定員が一般入試より狭いことが多いので
対策をきちんと行う必要があるのです。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2023/04/learn-1024x684.jpg)
2つ目は大学院の捉え方です。
社会人の方の場合、
どうしても大学院を一種の
「カルチャーセンター」だと考えて受験してしまう人が
多いです。
つまり、例えば政治学の大学院なら
「政治学をイチから学べる場所だ」
と考え、
何を研究するかが曖昧なまま
進学してしまうケースが多いのです。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2023/03/wakaranai-1024x725.jpg)
…大学院は何かを教わるというよりも
あくまで自分で研究を進めていくための場所なので
「カルチャーセンター」のように考えていると
痛い目を見てしまいます。
なので「大学院で研究するとはどういうことか」を
明確に知った上で受験すべきなのですね。
専業主婦(主夫)経験は社会人経験に入るか?
3つ目は社会人経験のカウントの仕方です。
一般的には大学院の社会人入試において
出願条件として
「社会人経験3年以上」
というものが書かれています。
この社会人経験に
「専業主婦(主夫)」経験が含まれるかどうか、
ときおり質問を受けます。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2023/09/kaji.jpg)
結論的には
「社会人経験に含まれる」とされるケースが
多いようです。
専業主婦(主夫)として
取り組んできたからこその知見がある以上、
ぜひ積極的に社会人入試に挑戦していただければ、
と思います。
ただし、看護の大学院など
専門職に関わるような場所の場合
「看護師としての勤務経験3年以上」
という規定がなされていることがあります。
このとき、
准看護師や看護樹種時代の経験が
カウントされないケースもあるので
注意が必要です。
(教職大学院の場合も
「教員経験3年以上」という規定が
書かれていることもあります。
それ以外に社会人経験があったとしても
社会人入試を受けられないケースもあります)
さあ、今回は社会人入試の特徴と
その注意事項をお伝えしました。
この内容を
あなたの今後の人生展望に役立てていただけましたら
幸いです。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2021/09/shine-1024x678.jpg)
ではまた!