私大の半分以上は定員割れ!大学大倒産時代には社会人も進学しやすくなる!

藤本研一

Digest!
いま『大学大倒産時代』という新書を読んでいます。
これ、タイトルも含めて興味深い本です。

18歳人口がどんどん減る一方、
大学の数はいまや全国で807校と以前に比べ
増えています。

その結果、全国の私大の半分以上は
定員割れを起こしてしまっています。

この時代、大学・大学院としても
若者以外の学生をターゲットとする傾向は
増えていくように思われます。

社会人が大学・大学院にいくチャンスは
これからむしろ広まっていくと言えるのです。

果敢に挑戦してみてはいかがでしょうか?

大学大倒産時代、到来!

いま『大学大倒産時代』という
本を読んでいます。


タイトルにインパクトがありますね(笑)

 

時代が変化する中で
今後やってくる「大学大倒産時代」に向け
試行錯誤する大学の取り組みが

紹介された本となっています。


私大の半分以上は定員割れ!

少子化・人口減少のなかで
大学の学生集めは年々大変になっています。

何しろ定員割れの大学が
半数を超えているのです。


2023年8月30日の新聞には次のものがあります。


なんと私立大の半分以上が
定員割れを起こしたという深刻なニュースです。

☆私立大の53.3%、定員割れ 初の5割超え 定員充足率も過去最低

定員割れとは何かというと、
企業でいえば
最低限来てほしい人数のお客が来なくなっている、
という状況です。

最低限来てほしい人数より少ないのであれば
職員の給料を出すのも大変ですし、
収入も足りないので赤字経営にもなってしまいます。

こういう状態が続くと、
それこそ大学の倒産・統廃合も

多くなってしまいます。


経営難の私立大学を潰すわけにもいかず、
行政が救済すべく
公立大学化した事例もあります。

北海道だけでも
いくつもあります。

(千歳科学技術大学・旭川大学など)

☆旭川大学は公立化に伴い
 「旭川市立大学」に改称されました

若者は減るのに、大学数が増えている事実。

若者の数は減っている反面、
実は大学の数は
以前と比べてぐっと増えています。

いま大学は全国に807校あります。

1990年は507校
2000年は649校
2010年は778校だったことを思うと
総数が徐々に増えているのがわかります。

子ども・若者の数は減っているのに、
大学数は増えているのです。


…こうなると、
待っているのは大学という大学が
連鎖倒産していくという
状況です。

これを防ぐためには
大学がこれまであまりターゲットにしていなかった
社会人をもっと重視していくべきだと
言えるでしょう。



「大学大倒産時代」こそ、
社会人の人が入学しやすくなる工夫を
全国の大学はやっていくべきではないか、
と考えています。

何しろ少子化で
若者人口が減っていくわけなので、
大学を目指す若者の総数も減っていくからです。



いま社会はどんどん進歩し、
数年前の常識がもはや通用しない時代に
入っています。


そのなかで楽しく仕事しつづけていったり
自分の可能性を開いたりするためには
積極的に学び続ける姿勢が必要です。


社会人が大学で学びやすくなれば
自分の可能性をどんどん高められるので
有益であると言えるでしょう。

で、この傾向は大学だけではなく
大学院でも行っていくのが
今後求められています。

何しろ、もう若者人口が増えないのであれば
いま社会で活躍している人たちが
学んでいくことで
大学・大学院の倒産を防げるからです。

今後、社会人はますます学びやすくなる!


…こういう戦略、
私が思いつくということは
全国の大学・大学院関係者は
とっくに考えているはずです。


ということは、
今後社会人が大学・大学院で学びやすく
なっていくはずです。


なのでいまのタイミングで
果敢に挑戦してみてはいかがでしょうか?

今回のポイント


大学倒産時代!
大学・大学院は今後
社会人学生重視に切り替わっていく!

今後、大学・大学院のターゲットは社会人にも広まる!

全国の大学・大学院ですが、
まだまだ学生年代の人が
主要ターゲットとなっています。

ですが、
社会人学生・社会人院生として学んでいる方は
すでに大勢いらっしゃっています。



おそらくこの傾向は
今後拡大していくでしょう。

いま行けば先駆者になれる!


みんながこぞって大学・大学院に行き始める前に、
いわば「先駆者」として
あなたが目指してみるのも有効だと思うのです。

みんなが目指した後だと
ブームに乗っかっただけのように見えます。

いまであれば
先駆者として取り組めるわけですね。

ぜひ社会人としての
スキルや専門性を高めるため、

自分の可能性を高めるためにも
チャレンジしてみてくださいね!

ではまた!


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