ベテラン社会人が陥る罠!専門用語の使いすぎに注意を!

ベテラン社会人が大学院を目指す際、
ついつち陥るのが

専門用語を使いすぎる

というミスです。

試験官ってべつにあらゆることに詳しいわけではないので
専門用語が多いと伝わるものも伝わらなくなってしまいます。

なので専門用語をなるべく使わない工夫が必要ですね!

今回はこんなお話です。

専門用語をついつい使うと評価が下がる…!

社会人、
特にベテランの人が
大学院進学を目指す場合
ついついやってしまうミスがあります。


それは職場で当たり前に使っている
専門用語をもとに
研究計画や志望理由書を書いてしまうところです。

MBAコースこそ注意を!



この傾向は
MBA(経営管理修士)の大学院で
起こりがちです。

たとえば建築関係の人や
製造関係の人ですと
現場で多用している専門用語を
当たり前のように使ってしまいがちなのです。


「私は堤防の法面(のりめん)について
 このような技術的提案を行い…」

土木関係で当たり前に使っていることを
そのまま使って志望理由を書いてしまいがちなのです。


これ、けっこうキケンです!

なぜかというと、
試験官は必ずしも
あなたの専門分野に詳しいとは
言い切れないからです。


社会人歴が長いほど、また専門性が高いほど
関係者にしか伝わらない内容で書いてしまいがちです。



試験官は必ずしも
あなたの業界の専門家ではありません。


(看護学研究科ですと
 面接官も専門家であることが多いですが、
 精神看護・災害看護などという専門分野に
 必ずしも詳しいわけではないのです)

これでは
読み手に伝わらない可能性があるのです。

伝わらないのであれば
当然 研究計画書や志望理由書の評価も
下がってしまうことでしょう。

だからこそ
専門用語を使わないで
説明する姿勢が求められますね!

「ふつうの人」がわかる言葉で記載する!

専門用語の部分は
なるべく「ふつうの人」がわかる言葉に
言い換えていくか
補足説明をしていく必要があるでしょう。

たとえば先程の文章を見てみましょう。



「私は堤防の法面(のりめん)について
 このような技術的提案を行い…」



法面(のりめん)とは
「実際に宅地として使用できない斜面部分のこと」を
いいます。

なので補足して次のように変えてもいいかもしれません。

「私は堤防の法面
(のりめん:宅地として使用できない斜面部分のこと)
 についてこのような技術的提案を行い…」


専門知識がない人にも伝わりやすくなる
表記の工夫が必要ですね!


今回のポイント


研究計画書や志望理由書・職務経歴書。
ベテランであるほど専門用語の
使いすぎに注意を!

試験官を「素人」だと考える!

大学院進学の際、
自分が何年もその仕事をしているほど
無意識的に「専門用語」を

使ってしまいがちです。



たとえばアルファベットの略語も、
専門領域によって全く別の意味になるケースが
あります。

なので
試験官は基本的に「素人」だと考え、
専門用語をなるべく使わないほうが
相手に伝わりやすくなります。


「でも、そもそも自分が使っている言葉が
 専門用語なのかわからない…」

専門性が高い方ほど
そういう思いになる人も
いらっしゃるかもしれません。



私はいい意味で「素人」なので
専門用語を使っているかどうか
お書きいただいた書類を見ることで
認識することが出来ます。


なのでうちの塾のような
外部機関にチェックしてもらうのが
いいかもしれませんね!

ではまた!


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