悩んだ時こそ忙しく!『道は開ける』が教える悩み解決の極意。

 

今回のポイント

悩んだ時こそ忙しくする!
悩むヒマがなくなれば幸福感も増す!

悩み続けた大学院生時代

私はかつて大学院にいた際、
自分の進路や研究の方向性について
そうとう悩んでいました。




修士課程2年生の前半は
それこそ うつ状態で
何も手に付きませんでした。


ひとり自室にこもっていて
あれこれ考えましたが
それでも方向性は見えてきません。

コワーキングスペースでのインターンシップ。


転機となったのは
とある縁でベンチャー企業の
インターンシップに行ったことです。

そのベンチャー企業は
コワーキングスペースを運営していました。

いまでこそ
フリーランスの人の仕事場として
コワーキングスペースは一般化しましたが、

当時は日本に入ってきたばかりの
新しい概念でした。

私はこのベンチャー企業にて
コワーキングスペースの運営スタッフと
なりました。


週1〜2回、
コワーキングスペースの運営や掃除を
大学院生の立場でおこなったのです。

(当時 無給でやっていました)

フリーランスの働き方から知ったこと。

コワーキングスペースには
いろんな社会人が来ていました。


大企業の人・行政の人もいましたが
大部分は最近起業したばかりの人たちや
フリーランスの人たちです。



これまで私は
こういうタイプの人たちと
お会いすることがほぼありませんでした。

組織に依らずに
楽しげに仕事をしている様子を目にし

「社会に出て仕事するのも
 いいかもしれないな」

と思い始めたのです。


そこから
就職活動に全力を尽くすようになり
無事 高校教員の内定を得ることができました。


インターンをしたら内定が決まった!修論も書けた!

そればかりか、
コワーキングスペースの掃除をしている際、

「そういえば、以前読んだ
 あの本の内容を元にしたら
 修士論文の理論枠組みが
 作れるんじゃないか」

と気づくこともできました。


コワーキングスペースのインターンシップのおかげで、
自分の進路も明確になったほか
修士論文の方向性まで考えることができたのです。


こういうことを思うと、
仕事だけでなく他の会や集まりなどに
参加したり
ボランティアなどの活動に出たりできることは

自分の悩みの解決にも
つながるように思うのです。

今回のポイント


悩んだ時こそ忙しくする!
悩むヒマがなくなれば幸福感も増す!

悩むくらいなら忙しくなれ!

悩んだときは
忙しくしたほうがいい。



これ、デール・カーネギーの名著
『道は開ける』を読んで
私が得た最大の学びです。



私は多忙なおかげで、悩んだりするひまがない
(『道は開ける』92頁)

「多忙な毎日だったからこそ、自分自身のことを忘れ、
 心の平安を取り戻すことができた
 (『道は開ける』95頁)

「忙しい状態でいること。
 悩みをかかえた人間は、
 絶望感に打ち負けないために、
 身を粉にして活動しなければならない

 (『道は開ける』103頁)

カーネギーは
〈悩みを乗り越えるためには忙しくすること〉
と至るところで語っています。

  

自分の今後や家族のことで悩んでいても、
それだけでは事態は解決しません。

むしろ、忙しくなにかに取り組む中で
解決のヒントをつかめることも
多いのです。


忙しくする中で悩みの解決ヒントが見つかる!

私もひとりで塾を経営しているものの、
なんだかんだ所属している会などで
役目が回ってくることがあります。

ほかにもなぜか飲み会やら
イベントやらを企画する側になることも
ちょくちょくあります。


こういう活動に取り組んでいると、
意外と悩みの解決に通じる発想を
学ぶ機会も多いです。


ひとり自分の事務所にいても
解決しなかった内容が、

地域のボランティアなどに行っている際
解決方法に気づくこともあるのです。

なので悩み多き時こそ
意識的に忙しくしたほうが
自分のプラスになるのです。

そういう忙しくするための
選択肢の1つとして
大学院進学などを考えてみるのも
オススメですよ!

新たな場に行き忙しくなると
悩むヒマがなくなります。


ムダに悩むヒマがないほうが
人間幸せを感じられるので
いいと思いますよ!

忙しさのおかげで…。



こう考えておくと
忙しくてしかたないときも

「忙しさのおかげで
 自分のことで悩まなくて済んでいる」

と前向きに捉えることができますね。



ではまた!


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