研究テーマ選びに困ったら自分の日記を読み返す!

今回のポイント

研究テーマに困ったら自分の日記を読み返す!
日記・メモ・ブログ・SNS投稿は
フィールド・ノートとしても役立つ!

「研究テーマが見つからない…」と困っていませんか?

「どうしよう、研究テーマが見つからない…」

大学院進学を目指している方からも、
はたまた修士課程在学中の方からも
ときおり伺う相談事項があります。

それが
「研究テーマが見つからない」
というお悩みです。

大学院で何を研究したらいいのか。
自分は何を研究したいのか。

それらが、全く思いつかない。

そういうお悩みを伺うことが
多いのです。

研究テーマで迷った、フジモトの修士課程時代。

実はこの悩み、
私も修士課程在学中
ずっと抱いていました。

進学時に考えていたテーマがうまく進められず、
研究テーマをあれこれ検討していった経験があります。

研究テーマ発見に役立つ!「日記」のススメ

研究テーマを見つける際に役立つものがあります。

それが「日記」です。

あなたは普段、
日記を書いているでしょうか?

これ、「日記」というと大げさですが、
自分のメモ帳や手帳への書き込み、
と考えると適切かもしれません。

あるいはSNS、
特に匿名で書いていたり、
自分用にしか書いていなかったりするSNS投稿をしている方は
これでもいいと思います。

研究テーマに困った時は
これまでの自分の日記やメモ・手帳・SNSの内容を
見てみることがオススメです。

こういうところに書いた内容って、
仕事をしていたり
生活したりするなかでの
「モヤモヤ」した思いを書いていることも多いはずです。

「どうしてこの仕事は
 こういうめんどくさいルールが有るのだろう…?」

「なんでこんなに大変なのだろう…?」

こういった内容を読み返す中で
研究テーマに気づけることも多いのです。



「そうか、自分が感じるこの違和感を
 研究してみたらいいんだ!」

「自分と似た思いの人がいないか、
 ちょっと知人にインタビューしてみようかな…」

そういった気づきを得ることができるのですね。

フィールド・ノートを書く!

文化人類学や社会学では
こういうメモを「フィールド・ノート」といいます。

フィールド、つまり現場で感じた
思いや気づきをその場でノートに書いていく。

それがフィールド・ノートです。

(日本だと「野帳(やちょう)」と言われることもありますね)

思いや気付きといった「心の動き」を
記録しておくと、
後で見返すときたいへん参考になります。

たとえば現職看護師の方が

「なぜ、看護師の業務は 
 こんなに疲労が大きいのだろう?」

と感じた場合、
フィールド・ノートを見返すと
発見があるかも知れません。

フィールド・ノートにまとめた内容から
自分の研究のヒントがつかめるのです。

今回のポイント


研究テーマに困ったら自分の日記を読み返す!
日記・メモ・ブログ・SNS投稿は
フィールド・ノートとしても役立つ!

ブログもフィールド・ノートになる!

私は毎日メルマガやブログに
自分の感じたことや考えをまとめています。

この記事が
私にとっての「フィールド・ノート」であるとも
言えるかも知れません。

なので、なにかアイデアに困ったときなど
自分の過去の投稿を読むと色々発見があるのですね。

大学2年生からのブログで、研究テーマを見つけた!

私は自分のブログを
大学2年生の頃から始めています。

(なんだかんだ無料ブログを2つ、
 有料ブログを1つ経て
 いまのブログにたどり着きました)

私の修士論文のテーマは
もともと自分のブログに書いた内容から
行き着いた内容です。

私の修士論文のテーマは
「通信制大学」についての研究ですが、

この切り口はブログ記事で
「通信教育」や「通信制大学」について書いていたことが
きっかけとなっています。

まずは日記を読み返す!

このように、
ふだんからフィールド・ノート的に
ブログやメモ・日記・SNS投稿を書いていると
研究の切り口を見つける上でも役立ちます。

なので研究を志したら
まずは日々日記をつけたり
気づきをメモしたり
ブログを始めてみたりするのもいいですね。

アイデアが出ないときは
そういった日記・ブログ・SNS・メモを見返してみると
思わぬ切り口に気付けるはずです。

ぜひ参考にしてみてくださいね!

ではまた!


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