大学院でラクに成績を高める方法!長期履修制度をフル活用せよ!

藤本研一

Digest!
社会人が大学院でラクに成績を高めるには
長期履修制度のフル活用が欠かせません。

通常、10コマ授業を履修する場合よりも
長期履修でコマ数を減らしていたほうが
1つひとつの授業に時間をかけられます。

余裕を持って課題を仕上げられます。

結果、必然的に成績も上がるのです。

北大大学院の成績発表…!

先日、私が通っている
北大大学院の後期授業の成績が発表されました。

毎回、成績発表の際は
ドキドキします。


見てみたところ、
おかげさまでフル単(すべて単位取得)でした。



なおかつ成績も
想像以上にいいものになっていました。

(余談ですが、大学院の成績も
 秀-優-良-可-不可で評価されます)

大人になると成績を付けることはあっても
学業の点で成績を付けられることは少ないので
かなり嬉しかったです。



成績評価を高められた最大の要因。

まあ、私の成績が
けっこういいものになったのには
理由があります。


それは取る授業科目が
ごくわずかだったから、
ということです(笑)



通常、大学から大学院に進学する場合
授業科目数が週に7〜8コマ、
人によっては10コマ以上になるということも多いです。

(大学・大学院の1コマというのは
 90分授業のことをいいます)


仮に10コマとした場合、
大学院の授業について
一つひとつの授業に注ぎ込む情熱・時間は
1/10になります。



一方、私の場合
「長期履修制度」を使っている関係上
授業科目が通常の半分ほどの週4コマの履修と
なっています。


(長期履修制度というのは
 通常2年間の大学院修士課程を
 3〜4年かけて学ぶ制度のこと。

 社会人の場合、ほとんどの大学院で
 この制度を使うことができます。
 1週間の授業負担がグッと減るので
 仕事しながらでも通いやすくなります)


大学院の授業について
一つひとつの授業に注ぎ込む情熱・時間は
1/4になります。

1/10と1/4。


一つひとつの授業への
情熱の量が大きく異なっているのがわかります。

4コマ履修だと成績が上がる理由!

もう少しわかりやすい例で考えてみましょう。

すべての授業に1冊ずつテキストが
指定されているとします。



10コマ授業がある場合
10冊の本を読み込む必要があります。


一方、4コマ授業の場合は
4冊読み込めばいいという計算になります。

他の人が10冊本を読むあいだに
4コマの人は4冊読むだけでなく、
残り時間で同じテーマのテキストを
もう1冊ずつ読むことができます。


(それでも2冊分時間が残ります)



すると必然的に他の受講生よりも
知識が増える計算になります。



結果的に
授業コマ数が少ないほうが
知識レベルも増大することがわかります。

最終課題前の負担が一気に減る!

さらに話を続けます。



成績評価を高めるうえで
意外と重要なのはテスト前や最終課題提出前の
時間の使い方です。



大学・大学院の場合、
テストや最終課題の締切時期は
どの授業もほぼ同じです。


前期の授業は7月末、
後期の授業は1月末に締切が集中します。

10コマ授業の場合は
10コマ分のテストや最終課題が
特定の時期に集中します。


4コマ授業の場合も
4コマ分のテストや最終課題が
特定の時期に集中します。


10コマと4コマなら
やるべき課題量も全く違います。


4コマのほうが
一つひとつの課題に時間をかけられるのです。



(10コマもあるばあい、
 いくつかの授業は
 「これくらいでいいや」と
 手を抜かざるを得ないケースもあります


結果、成績が良くなるわけです。


結論!長期履修のほうが成績は上がる!

私は仕事しながら学ぶ意味で
長期履修制度を使って大学院に通っていますが、

長期履修制度には
成績を良くする効果もあることを
結果的に実感しました。


長期履修、
こういう使い方もあるんですね〜!




今回のポイント


2年間の大学院修士課程を
ゆとりをもって学べる長期履修制度。
成績評価を上げる意味でも役に立つ!

戦略的発想で大学院を乗り切れ!

大学院の授業を受けるとわかりますが、
授業を受けていくのも戦略的発想が必要です。


ただなんとなく受講するだけではなく
どのように時間を使うか
日々頭を使っていくことが求められます。


どうせ大学院に通うなら
戦略的発想を持っていきましょう!


長期履修制度の活用も
戦略を持って行うのがオススメですよ!

ではまた!


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