森信三『修身教授録』読書会、第2回を開催!
先日の10/3(月)、
知り合いとはじめた新たな読書会の
第2弾を行ないました。
その読書会とは・・・
森信三に学ぶ会
〜『修身教授録読書会』〜
戦前の本なのに、
今読んでも役に立つ!
生き方を考えるのに
役立つ本!
そんな
森信三『修身教授録』読書会!
第2回めを開催しました!
単に
読んだ内容を
語り合うだけでなく、
人生経験から見えてきた
森信三のメッセージを
伝えあうという場。
・・・私にとって
人生の奥深さを学ぶ場となっています。
森信三の名言に学ぶ!
『修身教授録』は、
全531ページもある大作。
今回の範囲は・・・
第2講「人間と生まれて」から
第6講「人生の始終」までの
約30ページ。
たった30ページ。
ですが、
得るものがとても多くありました。
本を読みながらの
議論も、
私にとってとても勉強になるものです。
つまり昔の人たちは、自分が人間として生をこの世にうけたことに対して、衷心から感謝したものであります。(21ページ)
生きることへの感謝。
最近あまりない発想です。
まず人を教えるということは、実は教えるもの自身が、常に学ぶことを予想するわけであります。すなわち教師自身が、常に求め学びつつあるでなければ、真に教えることはできないのであります。(35ページ)
身につまされます・・・。
教えてこそ
勉強が必要ですね・・・。
私もまた諸君らと共に、生を教育に求めつつある一人であります。すなわちこの二度とない人生において、自己の魂の道を、教育という世界に求めつつある人間であります。(33ページ)
おそらく
超・情熱をもって
教育に携わった人。
そうでないと
「生を教育に求める」
なんて言えません。
しかも、
これを
18・19の学生に
真顔で言っている。
森信三の
思いの強さのあらわれです。
私も見習わないと・・・。
人間は四十までは、もっぱら修行時代と心得ねばならぬということです。(43)
つまり人間も四十までは修行の時代だというわけです。ですから仮にそれ以前に職についたとしても、本来はその資格がないと考えねばならぬというわけです。そこで諸君らも、もう二年もたてば卒業して奉職されるわけですが、しかし諸君! 決して正式にその資格があると考えないようにして戴きたいです。そして四十になるまでは、実質的には准教員と心得て、自分の研修に専心して戴きたいのです。(43-44ページ)
40歳までは
「修行」の時代。
それまでは
「准教員」
(つまり見習い採用)
のように研修に励む、
というのが大事なのです。
謙虚に学ぶことの大事さを学べる本です。
なお、
参加者のある方は
「寝っ転がって読み始めたけど、
途中で急に正座をして読むようになった
本ははじめて」
と言っていました。
それくらい
ためになる本です。
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