森信三『修身教授録』読書会、第2回を開催!
先日の10/3(月)、
知り合いとはじめた新たな読書会の
第2弾を行ないました。
その読書会とは・・・
森信三に学ぶ会
〜『修身教授録読書会』〜
戦前の本なのに、
今読んでも役に立つ!
生き方を考えるのに
役立つ本!
そんな
森信三『修身教授録』読書会!
第2回めを開催しました!
![img_8917](http://nomad-edu.main.jp/www.school-edu.net/wp-content/uploads/2016/10/IMG_8917-2-300x225.jpg)
単に
読んだ内容を
語り合うだけでなく、
人生経験から見えてきた
森信三のメッセージを
伝えあうという場。
・・・私にとって
人生の奥深さを学ぶ場となっています。
森信三の名言に学ぶ!
『修身教授録』は、
全531ページもある大作。
今回の範囲は・・・
第2講「人間と生まれて」から
第6講「人生の始終」までの
約30ページ。
たった30ページ。
ですが、
得るものがとても多くありました。
本を読みながらの
議論も、
私にとってとても勉強になるものです。
つまり昔の人たちは、自分が人間として生をこの世にうけたことに対して、衷心から感謝したものであります。(21ページ)
生きることへの感謝。
最近あまりない発想です。
まず人を教えるということは、実は教えるもの自身が、常に学ぶことを予想するわけであります。すなわち教師自身が、常に求め学びつつあるでなければ、真に教えることはできないのであります。(35ページ)
身につまされます・・・。
教えてこそ
勉強が必要ですね・・・。
私もまた諸君らと共に、生を教育に求めつつある一人であります。すなわちこの二度とない人生において、自己の魂の道を、教育という世界に求めつつある人間であります。(33ページ)
おそらく
超・情熱をもって
教育に携わった人。
そうでないと
「生を教育に求める」
なんて言えません。
しかも、
これを
18・19の学生に
真顔で言っている。
森信三の
思いの強さのあらわれです。
私も見習わないと・・・。
人間は四十までは、もっぱら修行時代と心得ねばならぬということです。(43)
つまり人間も四十までは修行の時代だというわけです。ですから仮にそれ以前に職についたとしても、本来はその資格がないと考えねばならぬというわけです。そこで諸君らも、もう二年もたてば卒業して奉職されるわけですが、しかし諸君! 決して正式にその資格があると考えないようにして戴きたいです。そして四十になるまでは、実質的には准教員と心得て、自分の研修に専心して戴きたいのです。(43-44ページ)
40歳までは
「修行」の時代。
それまでは
「准教員」
(つまり見習い採用)
のように研修に励む、
というのが大事なのです。
謙虚に学ぶことの大事さを学べる本です。
なお、
参加者のある方は
「寝っ転がって読み始めたけど、
途中で急に正座をして読むようになった
本ははじめて」
と言っていました。
それくらい
ためになる本です。
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