輝き続けていくためには新たなスキル習得を貪欲に!〜父にタイガー計算機の使い方を教わった件〜

 

今回のポイント
新たなスキルの習得は貪欲に行う!
それが自分の可能性を開くカギ!

 

帰省中にいった郷土資料館の思い出

 

 

昨年末、兵庫の実家に帰省をしていました。

 

 

地元に帰った関係上、
地元の郷土資料の展示を
父と観に行きました。

 

 

 

ちょうど「レトロカメラ」の
展示が行われていたところでしたので、
あれこれ見てみたのです。

 

クラシックカメラって、
いまのデジカメとは違う
「存在感」があるのがいいところです。

 

 

サイズも大きいですし、
黒光りする本体が
なんともシブいです。

 

デザインも様々。

 

見ていて飽きません。

 

 

タイガー計算機をイキイキと説明する父

 

ただ、
この展示で一番印象的だったことが。

 

 

展示場の出口付近にあった機械を父が指差し、

「これ、何に使うか知ってるか?」

と聞いてきたのです。

 

 

見てみると、
なんだか昔のレジのような
黒い機械が置かれていました。

 

 

「これ、タイガー計算機いうんやけど、
俺が会社に入ったころ、
これをギーギー回してよお使っとったで」

 

なぜかニコニコしながら
説明してきます。

 

なんと大正時代に開発!日本で最も普及していたタイガー計算機とは?

 

タイガー計算機。

 

いわゆる「機械式計算機」のことを
いいます。

 

 

レバーやハンドルを操作することで
内部の装置が動き
四則演算や乗数(2乗や3乗)のほか、
小数の計算まで正確に行えるという
たいへん優れた計算機です。

 

 

(写真はwikipedia様よりお借りしました)

 

この展示、
触ってもいいもののようだったので
実際に父が実演してくれました。

 

 

父がハンドルやレバーを操作しているのを見てみると、
ギーギーいう音とともに
数字の表記が操作に従って
変化していきます。

 

 

文字盤がグルグルまわるのが
なかなか興味深かったです。

 

 

 

調べてみるとこのタイガー計算機、
1923(大正12)年に発売され、
1970年代まで実際に
職場で使われていたようですね。

(販売完了は1970年)

(出典:https://www.tiger-inc.co.jp/temawashi/temawashi.html

 

 

その当時、日本で1番普及していた計算機が
このタイガー計算機だったそうです。

 

 

 

そんなわけで、父が就職した当初、
事務所でみんながこのタイガー計算機を
使って計算をしていたのですね。

 

(父は測量事務所勤務だったので
こういう計算は必須なのです)

 

 

それがやがて大きな電卓(文字通り机サイズ)になり、
小型電卓→大型コンピュータ→パソコンに変わっていったそうです。

 

 

 

…こういう変遷を聞くと、
時代の移り変わりを実感します。

 

 

時代の移り変わりに敏感に!

 

 

今年64歳になる父が
会社員になりたての頃から
仕事の道具は大きく変わってきています。

 

 

…自分がいま使っている道具も
今後同じくらい大きな変化がありそうで
いまから少しコワいです。

 

 

実際、いま私はノートPCで仕事をしていますけど、
「スマホやタブレットだけで仕事をしている」人も
周りにいますし、

私はイマイチ使えていないですが
「音声入力」で原稿作成を頻繁にしている人も
実際にいます。

 

新しい道具や新しいスキル、
身につけていかないとな、と思うところです…。

 

 

今回のポイント

 

 

今回のポイントです。

 

 

新たなスキルの習得は貪欲に行う!
それが自分の可能性を開くカギ!

 

輝き続けていくためには新たなスキルの習得を!

 

経営学者ピーター・ドラッカーは
こういう言葉を残しています。

 

「成功に必要なものは責任である。
あらゆるものがそこから始まる。
大切なのは肩書ではなく責任である。(…)

そのためにはスキルを身につけることも必要である。

時には、いかに辛くとも、
長年かけて身につけた能力が
まったく意味を失ったことを認めなければならない」

(『非営利組織の経営』210ページ)

 

 

 

自分が自分のやりたいことをするためには、
また自分が輝いていくためには
スキルの習得が必要です。

 

 

場合によっては
自分のスキルが「意味を失った」ことも
自分で認め、
新たなスキルを学んでいく必要があるのです。

 

 

 

…社会人になったばかりの頃、
当時の父は
それこそ「頑張って」タイガー計算機の
使い方を勉強していたことだと思います。

 

実際、サイトで使い方を見てみたのですが
タイガー計算機の使い方、
けっこう複雑なので読んでも
イマイチよくわかりません…。

 

 

当時、それなりに習熟が必要だったのが
タイガー計算機だったのだと思うのです。

 

タイガー計算機を作っていた会社さんのサイトがありました↓
https://www.tiger-inc.co.jp/temawashi/torisetu.html

 

 

ただ、それがのちのち電卓なり
大型コンピューターなりパソコンなりに
変遷していくことになりました。

 

 

新たな技術が出てくる度、
それに対応するスキルを
身につける必要があったわけです。

 

 

このような変化の傾向は
今後も変わらないばかりか
もっと加速していくことが予想されます。

 

 

「食わず嫌い」をせず、
新たなスキルの習得、
貪欲に行っていったほうが良さそうですね!

 

 

私も2022年、
個人的に勉強しているスキルがありますので
それを磨いていきたいと思います!

 

(時代に遅れないようにしなければ…)

 

ではまた!

 


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