電子書籍「自炊」のやり方、お伝えします!大学院に行くなら電子書籍「自炊」設備が必要不可欠な理由。

今回のポイント
資料探しと資料管理の手間を大幅に軽減!
手持ち書籍の電子書籍「自炊」を始めませんか?

 

大学院に行くなら電子書籍「自炊」を!

どこかに行きづらい
今年のゴールデンウィーク。

 

楽しむための提案として
【電子書籍の「自炊」】をしませんか、
という記事を昨日書きました。

 

 

 

 

本って、冊数が多くなるほど
場所を取る上、
必要な資料を探し出すのも大変になります。

であれば、
GWなどの期間を利用して、
手持ち書籍をスキャナで
「電子データ」にしていく
(これを「自炊」といいます)
後々役立ちます。

 

 

 

大学院に行く際はもちろん、
自分で蔵書整理をする際にも
有効なのです。

 

 

紙の書籍を読むのは楽しい。でも…。

 

こういうことを書くと
私が「紙の書籍」を嫌っているように
感じる人もいるかも知れませんが、
そういうわけではありません。

 

紙の触感や
ペンで書籍に線を引いたり
書き込んだりするの、
けっこう好きです。

 

特に、1冊を
ぼろぼろになるまで読み込む
「愉しみ」を常に実感しているのです。

 

 

 

ですけど。

 

やはり本って
数百冊を越えてくると
場所を取ります。

 

本棚・押し入れを占拠します。

ホコリまみれになったり、
最悪カビだらけになったりします。

こうなると「切ない」んですよね。

 

 

だからそうなる前に
紙の書籍をバラし、

スキャナに掛けるのが一番だなと
思っているわけです。

 

知っておきたい!電子書籍「自炊」に役立つ「機材」一式

 

で、この電子書籍の「自炊」ですが、
「機材」が揃わないと
なかなかうまく行きません。

 

 

なので、今回は
電子書籍「自炊」を行う際の
ポイントをお伝えしたいと思います!

 

 

 

私はこの電子書籍「自炊」、
10年近く前から取り組んでいます。

 

数々の失敗もしてきました。

その中で
かなり便利だと実感できるようになった
方法があります。

 

それが「裁断機」と
「自動原稿送り装置付スキャナ」の
フル活用、ですね。

 

 

それぞれの機材について
細かく見ていきましょう。

 

 

(1)裁断機(さいだんき)

 

「裁断機」というのは
大量の紙を一気に切るための
装置のことをいいます。

 

裁断機を持っていなかった頃。

 

 

私は「カッターナイフ」で
本を切り分けていました。

 

 

これ、手間がかかります。

 

数十ページの本ならまだしも、
300ページを超える本なら
何度と無くカッターを動かす必要があります。

 

 

何度も切るので
どれだけ注意していても
カッターの線が少しずつズレます。

結果、切り口がギザギザに
なってしまうことも多いのです。

 

 

 

1冊を切るのに時間もかかるので
これだと自炊はまったくはかどりません。

 

なので、いまは一気に切れる
裁断機を使っています。

 

 

価格はそれなりにしますが、
本格的に「自炊」するなら
あったほうが便利ですね。

 

 

なお、これより安い価格帯のものだと
数百ページの本が切れず
かえって手間がかかるものも
多いです。

 

 

大量に「自炊」する予定があるなら
はじめから裁断機があるほうが
手間も省けていいですね!

 

 

 

(2)自動原稿送り装置付スキャナ

 

スキャナと言うと、
家庭用プリンター複合機に付いている
スキャナをイメージする人も
多いかも知れません。

こういうのを
フラットベッドスキャナといいます。

 

 

1枚ものの書類や
免許証などをスキャンするには
便利です。

 

ですが、書籍をスキャンするとき
これではとてもスキャンなんてやっていられません。

 

 

勝手に次の紙を読み込んでくれる
自動原稿送り装置付のスキャナが
何よりも役立ちます。

 

この手の商品の中だと
定番は「ScanSnap」(スキャンスナップ)ですね。

 

☆富士通ScanSnap。
購入するなら
iX1600辺りがオススメです!

 

これ、私は初代機が出たときから使っています。

 

確実に原稿を
スキャンしてくれるので
かなり重宝しています。

 

私はスキャン後のPDFデータを
そのままクラウド(iCloud)上に
アップする設定にして保存しています。

 

こうすると
PCだけでなくスマホでも
作成した書籍データを読めるので
たいへん便利なのです。

 

(3)あると便利なもの:ゴミ箱

 

書籍の「自炊」時、
オススメしたい設備があります。

 

それは「ゴミ箱」です。

(A4が入るものがベスト)

 

 

…こういうと当たり前のようですが、
自炊した後の紙ゴミ(自炊した書類)って、
いちいち捨てに行っていると
作業が全くはかどりません。

 

 

なのでScanSnapの「横」に
ゴミ箱を設置しておくと
なにかと便利です。

 

 

こうすると
スキャン→使った資料の破棄、
という流れが良くなるのです。

 

 

以前私が見た使い方として
ScanSnapの真下に
ゴミ箱を置く、というモノがあります。

 

こうするとスキャン後の原稿が
勝手にゴミ箱に落ちていくので
片付けの手間が大幅に下がるのです。

 

 

うちの事務所では配置の関係でできませんが、
こういう工夫、面白いなあ、と思っています。

 

 

 

今回のポイント

 

 

今回のポイントです。

 

資料探しと資料管理の手間を大幅に軽減!
手持ち書籍の電子書籍「自炊」を始めませんか? 

 

 

大学院に行くなら「自炊」技術を!

 

私はこのところ、
何度と無く
メルマガやブログで
電子書籍「自炊」の話を書いています。

 

 

それはなぜかと言うと、
私自身「自炊」の素晴らしさを
実感しているからです。

 

 

 

大学院に入ると、
ホント書籍の整理が
めっちゃ大変になります。

 

 

ゼミや研究会でもらう論文・レジュメも、
ファイル10個を超えてくると
何がなんだかわからなくなります。

 

 

…最悪なのはこういう
情報整理ができていない状態で
「修士論文」執筆を行う事に
なってしまいやすいのです。

 

 

 

山のような資料と書籍。

 

引用する文献を探すだけでも一苦労です。

 

 

この苦労って、
単なる「整理術」やなんかでは
対応するのは困難です。

 

(少なくとも、私はそうとう困っていました)

 

 

 

しかも、修士を出てから
学会発表などで資料を用意する段になると
ますます資料が増えています。

 

整理がまったく追いつかないのです。

 

 

であれば
素直に電子書籍「自炊」を
コツコツ進めていたほうが有益だと
思うのですね。

 

 

 

なお、「自炊」の冊数が多いと
作業だけで日が暮れてしまいがちです。

 

本当に大変であれば
「自炊」を代行してくれる業者を活用するのも
ありかも知れません。

 

 

ダンボールに入れて送った書籍を
電子データにして返送してもらえるそうです。

 

(なお、最近の著作権的には
「自炊」代行は法律的にグレーっぽいので
ご用心を…)

 

 

この記事が
あなたの蔵書整理の
お役に立てれば幸いです!

 

 

ではまた!


☆メルマガ登録後1通目が届かない場合はこちらをご確認ください。
メールが届かない場合

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください