あなたの小論文、言いすぎてませんか?説明の追加と「ぼかす」テクニックを使いこなそう!

 

今回のポイント
小論文を書く際は「イイスギ」に注意する!
読み直す際、「イイスギ」の箇所に
理由の追加・「ぼかし」を忘れずに! 

 

あなたの小論文、言い過ぎていませんか?

 

小論文の試験の際、
気をつけなければならないことがあります。

 

 

 

それが
「言い過ぎ」という
ミスです。

 

(実際に小論文添削をする際は
 「イイスギ」という表記をしています)

 

 

 

これは小論文試験に
慣れてきた頃に陥りやすいミスです。

 

例えば、です。

「いま教育において
 何が求められているか」

という小論文の問題が
出題されたとしましょう。

 

こういうときに
ついついしがちなのが「イイスギ」という
ミスなのです。

 

 

「イイスギ」てませんか?

 

ここで「イイスギ」の回答を見てみましょう↓

「教育においていま求められているのは
創造性を高めることだ。

いま、日本の子どもたちは
ゲームばかりをしている。

結果、
創造性がなくなっているのだ。

だからこそ、
創造性を高める機会が必要だ」

 

こういう回答をする人が
たまにいます。

この場合、
「なぜゲームがダメなのか」
「ゲームをすることが
 なぜ創造性がなくなっていることになるのか」、
よくわかりません。

 

その上、
「創造性がなくなっている」とは
どの基準で言えるのかも
まったくわかりません。

 

これら全てが
「決めつけ」で書かれています。

 

「イイスギ」ということなのです。

 

「説明の不足」と「決めつけ」を直す!

 

ではどうすればいいのでしょうか?

 

「イイスギ」がダメなのは
「説明の不足」と
「決めつけ」にあります。

 

つまり、理由を言わずに
断言していること・
「決めつけ」でものごとを書いている点に
問題があるのです。

 

 

先程の文章ですと、
「ゲームがダメ」という
「説明の不足」が「イイスギ」の
理由となります。

 

だからこそ、
「なぜダメか」という
説明の追加が必要です。

 

また、
「日本の子どもたちはゲームばかりしている」
というのは「決めつけ」です。

だからこそ、
「ゲームばかりする傾向がある」などと
「ぼかす」説明が必要です。

 

 

修正してみると…

 

例えば、次のように直してみましょう↓

 

追記した部分を( )で書きます。

 

「教育においていま求められているのは
創造性を高めることだ。

創造性を高めることだ(と考える)。

いま、日本の子どもたちは
ゲームばかりをしている(傾向が高いと言われている)。

(ゲームは他人が用意した選択肢しかないため、
ゲームばかりをしていると、
自分の思考力を磨くことが少なくなってしまうことが
想定される。)

結果、
創造性がなくなっているのだ。

だからこそ、
創造性を高める機会が必要だ」

 

( )はいずれも
「イイスギ」を修正するために
追加したものです。

 

 

「なぜゲームはダメか」という
理由も追加された他、
一方的な決めつけも
だいぶ緩和されています。

 

 

ついつい小論文を書く際にやりがちな
「イイスギ」というミス。

 

気をつけていきたいですね!

 

 

今回のポイント

 

 

今回のポイントです。

小論文を書く際は「イイスギ」に注意する!
読み直す際、「イイスギ」の箇所に
理由の追加・「ぼかし」を忘れずに! 

 

イイスギなところ、「説明の追加」・「ぼかす」のを忘れずに!

小論文に
「イイスギ」な箇所があると、
採点者の反応が一気に悪くなります。

 

こうすると、
通るはずの試験も
通らなくなってしまいます。

 

 

それを防ぐため、

(1)「イイスギ」な部分に、
「説明」を追加し、

(2)「イイスギ」な部分を
「ぼかす」

…という2つの作業が必要になります。

 

 

 

あなたの小論文の答案、
「イイスギ」な部分はないでしょうか?

 

 

ぜひ確認してみてくださいね!

 

ではまた!


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