小論文攻略のカギは二項対立を意識するところにある!





今日のポイント
小論文を書くポイントは二項対立!
「何と何を比べるか」を考えよ!

 

いま作文教室ゆうにて、
小論文対策の講義を
1対1で行っています。

今週、すでに
新たに2名の方に
体験授業を行いました。

 

大学受験や
ロースクール・MBAも含めた大学院受験のために
作文教室ゆうに通塾なさっている方も
多いです。

 

試験に出るにもかかわらず、
小論文を1対1で細かく教えてくれる塾って
そうそうありません。

 

 

そんなわけで作文教室ゆうに
日夜お問い合わせを多く頂いています。

 

 

ありがたい限りです。

 

 

小論文の試験において
いちばんのポイントとなることがあります。

 

 

それは
【二項対立】を見つけること、
です。

 

 

二項対立とは
要するに「比較」です。

 

何と何を比較しているかを見つけること。

それが求められているのです。

 

 

例えば次の文章を見てみてください。

【例文】
世界一学力が高い国と言われているフィンランド。
この国の学力が高いのには理由がある。
それは学校の教員がみんな大学院卒であるということだ。
日本の場合、大学院卒の教員の数は非常に少ない。
そのため日本もフィンランド同様に
大学院卒の教員を増やすべきである。 

 

フィンランド、といってもピンと来ない人もいますね。

フィンランドは
北欧の国です。

ムーミンとサンタクロースのふるさと、
として有名です。

 

小論文の試験では
こういった文章を読ませた上で
「自分の考えを
  600~800字で述べよ」
という問題が出てきます。

 

【例文】の二項対立は何でしょうか?

 

【例文】では
日本とフィンランドの学校教員について
比較しています。

 

ちょっと表にまとめてみましょう。

学力 教員の学歴
日本 大学卒
フィンランド 世界一 大学院卒

 

こんな感じにまとまりますね。

 

【例文】では日本とフィンランドの
教育についてを書いています。

「学力」について、
フィンランドは「世界一」と書いています。

ですが、日本の学力はよくわかりません。

 

でも、少なくとも
「世界一」ではない、ということが読み取れます。

 

次の、「教員の学歴」についてです。
日本は大部分が「大学卒」(大卒)ですが
フィンランドは「大学院卒」です。

 

こういった点で
比較をしているわけです。

 

実際の小論文を書く際は
日本とフィンランドそれぞれの
特徴を考えつつ
述べていけば小論文の答案が出来上がります。

 

ちょっと書いてみましょう。

  【例文をもとにした小論文】
本文では日本とフィンランドの学力と
学校教員の学歴についてまとめられている。
フィンランドが学力世界一の理由として
教員が大学院卒であるという説明がされていた。
私はこの点に疑問を感じる。

確かに学校教員が大学院卒であることは
その分教員の専門性が高いといえるかもしれない。
しかし、単に教員を大学院に通わせるということが
必ずしも必要とはいえないだろう。

フィンランドが学力世界一となった背景には
移民が少ないということが挙げられる。
フィンランドは人口500万人ほどの国家であり、
なおかつ中央ヨーロッパから離れている分、
移民が入ってきにくいという特徴がある。
移民が多いアメリカなどの国では
英語が使用できないことから学力が低い生徒が
たくさん存在しているという。
結果、移民の多い国は学力が低く出てしまう。

これらを考慮すると、フィンランドの学力が
世界一というのも、教員の学歴だけが原因ではないと言える。
フィンランドが学力世界一になっている理由について
さらなる分析が必要となるのだ。

以上により、私は本文に反対であり、
教員みなを大学院に行かせる必要はないと考える。

 

ざっとまとめてみました。

小論文の解答でも
フィンランドと日本などの比較を行っています。

 

小論文の後半では
「移民が多い国」のアメリカと
「移民が少ない国」のフィンランドとを
比較しています。

 

小論文においては
二項対立(比較)が重要となるのです。

比べる際は
「何と何を比べるか」も
大事なポイントとなります。

今日のまとめです。

・・・・・・・・・・・・・・
小論文を書くポイントは二項対立!
「何と何を比べるか」を考えよ!
・・・・・・・・・・・・・・ 

 

今回の記事では
二項対立(比較)を意識する大事さを
お伝えしました。

 

でも、意外と二項対立を
小論文に盛り込んでいない人って
多いんです。

 

二項対立を入れることは
論理的な文章に不可欠です。

 

ちょっと文脈は違いますが
日本文学の研究者・石原千秋さんも
同様の主張をしています。

石原千秋さんは
〈現代文の読解の秘訣は
二項対立を意識すること〉
を主張します。

 

二項対立を意識し、
二項対立を文章に盛り込むことで
いい小論文が出来上がるのです。

 

(ご本人は「線を引くこと」といっています。
つまり2つに分ける、ということです)

 

いま、AO試験や推薦試験、
大学院試験のために小論文の勉強をしている人も
多いですよね。

 

ぜひ「二項対立」に意識して
取り組んでみてくださいね!

☆作文教室ゆうでも
より詳しくお伝えしています。
お問い合わせはこちら↓
https://school-edu.net/asc

 

ではまた!

 

☆なお、問題によっては
二項対立を見つけにくいことがあります。
表立って二項対立が出ていないときは
「隠れた二項対立」がある場合もあるのです。

こちらの詳細についてはいちどお問い合わせください。

☆別の記事も読めば、
さらに情報を得ることができます。

総合的な小論文対策の仕方を
知ることができるのです。

こちらに「知っておきたい小論文対策のやり方」を
まとめていますのでご覧ください↓

知るか知らないかで人生が変わる!小論文試験対策の基本〜大学入試・大学院入試・就職試験・転職試験対応〜

 


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