大学がつまらないのはアウトプットをしていないから!

今回のポイント
大学院は自分から調べ、アウトプットしていく場所。
得難いアドバイスを貰える
「ありがたい」場所である! 

 

大学の授業がつまらない理由。

 

☆本日の内容は動画でもお伝えしています。
動画にしかない内容もありますので
気軽に聞き流してみてください。

たまに学生さんで

 「大学がつまらない…」

という人がいらっしゃいます。

聞いてみると

 「大学って、
  面白くもない授業ばかりで
  行っても楽しくない」

ということでした。

 

どうも大学について

 「とても楽しい授業が大量にあり、
  行くだけで勉強になる場所」

と思っていらっしゃるようでした。

 

 

私、大学というのは決して
「楽しい内容を教えてくれる場所」
では無いと思っています。

 


(大学によっては
オープンキャンパスで
そういった内容を伝えているところがあるので
「問題だなあ」と思っています)

 

早稲田の先輩に言われた一言。

 

それは私の学生時代の経験から
言えることです。

 

私が早稲田大学に入った時、
先輩にこう言われました。

 

 「早稲田に行っても、
  早稲田は何もしてくれない。

  でも、自分が動いていくと
  早稲田は最大の応援をしてくれる」

たしかこういう趣旨の内容でした。

 

「楽しい授業」を期待するとガッカリする!

大学の授業といっても
大して面白くもないです。

 

別に大学の方から私のために
何かをしてくれることは
全くありませんでした。

 

 

それに、
授業で話される内容は
だいたいは「書物」にも載っています。

 

 

だからこそ、
「楽しい授業」を期待して大学に行くと
ガッカリすることも多いですね。

 

 

実際、

 「せっかく受験勉強したのに、
こんな授業なら意味ないじゃないか」

そういって
授業に来なくなる友人もいました。

 

自分から動けば大学は面白くなる!

でも、
大学というのは
自分から動いていくと
180度 変化します。

 

例えば自分が調べてきた内容を
大学教員に見てもらい、
アドバイスを受けることもできます。

大学の教室を借りて、
講演会やセミナーを
開催することも出来ます。

 

図書館にいたら
無料で朝から晩まで
専門書を読み込むことが出来ます。

申請をすれば
大学が費用見てくれる形で
研究出張に出ることが
出来る場合もあります。

 

「就職支援課」・「教職支援課」に行ったら
無料で就職のアドバイス/面接練習を
受けることが出来ます。

 

(実際、私が教員になれたのは
「教職支援課」の職員さんのおかげです)

 

 

このように、大学というのは
自分から動いていったら
自分を支援してくれるようになる場所だ、
と言えるのですね。

 

 

「教えられるのを待つ」だけだと
大学はつまらないですが、

「自分から動いていく」ようになると
大学は「ありがたい」場所に変わっていくのです。

 

大学院は【アウトプット】の場所である

 

これは大学院も同じですね。

「大学院に行ったら
役立つ情報をもらえる!」

と思っている人がいらっしゃいます。

 

 

これは半分正しく、
半分間違っています。

 

 

実は大学院では

「自分で調べたことを伝え、
 その内容を誰かに見てもらう」

ことに価値があります。

 

 

下手に授業を聞くことよりも、

自分がアウトプットし、
その内容を評価してもらい
アドバイスをもらう。

 

こちらのほうに
よっぽど価値があるのです。

 

 

大学院を活用して
自分であちこち調査に回ったり、
自分で調べたことを発表したりすることで
大きな「気づき」が得られます。

 

 

そうやってアドバイスを受けていく中で、
【大学院で研究したことをもとに起業した】、
という人もいらっしゃいます。

 

 

大学院というのは
インプットする(教えてもらう)場所というよりは
自分からアウトプットする
(書く・話す・発表する)場所です。

 

 

言い換えるなら、
自分が調べ
アウトプットした内容について
アドバイスを無料で受けることができるという
「ありがたい」場所なのです。

 

 

例えばMBA(経営学修士)の授業でしたら、

教えに来ている「著名な研究者」から
自分が調べてきた研究内容について
直接アドバイスしてもらえる、

稀有な場所であると言えます。

 

通常なら
個別でコンサルティングを受けると
1時間数万円は掛かるような人に、
「学費」だけでアドバイスしてもらえる。

 

これは大学院に行く
1つの利点、とも言えるでしょう。

 

 

ともあれ、
大学や大学院って、

 「役立つ情報を教えてもらう」

ためだけに行くと
損してしまいます。

 

 

逆に自分から調べてきたことを見てもらい、

 「ここはこうしたほうがいいよ」

 「この発想、素晴らしいから
  もっと考えていくといいよ」

というアドバイスを
受けるべき場所なのです。

 

 

そう考えていないと
せっかく大学院に進学したのに

 「思ったのと違う…」

と思ってしまうことになります。

 

今回のポイント

 

今回のポイントです。

 

大学院は自分から調べ、アウトプットしていく場所。
得難いアドバイスを貰える
「ありがたい」場所である! 

 

研究計画書・志望理由書を書かされる真の理由とは?

 

大学院に入る際
「研究計画書」や「志望理由書」の
提出が求められます。

 

 

これ、言うならば
「大学院に入ってから
 自分は何を調べ、
 何をアウトプットするか」
を決意表明させるための書類です。

 

つまり、
「何もわからないので
 一から教えて下さい」
というような内容では
ダメなのです。

 

 

「自力である程度勉強してみたが、
独学の限界を感じている。

だからこそ、
調査技法を学んだ上で
〇〇について調べるために
入学を希望した」

などと、
「独学」でもある程度やる「気力」がある状態で
入学するからこそ
大学院での学習はうまくいくものなのです。

 

大学院を使い倒そう!

「大学院に行ったら
役立つ情報が得られるだろう」

と期待するのではなく、

「自分から調べてアウトプットし、
 大学院を使い倒そう!」

と考えるほうが大学院で楽しく過ごすことが
可能となるはずですよ!

 

ではまた!


☆メルマガ登録後1通目が届かない場合はこちらをご確認ください。
メールが届かない場合

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください