戦国時代のドラマ・ https://www.youtube.com/watch?v=UckZsPuG-ZY コロナでしばらく「総集編」が続いていましたが、 ☆NHK公式サイト↓ ああいうドラマを見ていると、 また、 …あれって、 『戦国大名の経済学』という本には 一例でいうと… 刀:兵士が一般で使うレベルで 大名が権力者への贈答品に使うレベルで 鉄砲:50~60万円 くらいな感じです。 (川戸貴史, 『戦国大名の経済学』 今で考えれば、 高級なカバンになると あるいは 馬が20万円というと クルマ同様に馬は (エサ代、飼うための場所代などなど) この『戦国大名の経済学』。 戦国時代の「モノ」の値段など たとえば、 …この視点があると (「ああ、この合戦も この『戦国大名の経済学』では 歴史好きであり、 ☆『戦国大名の経済学』の 印象的だった部分があります。 それは、 例えば、信長は経済政策として (『麒麟がくる』にも 「泣かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」 ですが、いくらこういう命令をしても、 それに対し、 このように、 「経済政策は権力にとって 権力者の思いつきのレベルで経済を動かすことは、 コロナ期の経済政策を見ていると、 こういう「思いつき」で動くほど 本書を読みつつ こういう「歴史」に関する視点って、 例えば なぜか「資本主義初期」の話や 「現代の経済を語るのに、 そう思う人もいるかも知れませんが、 こういう形で、 過去を見るからこそ、 今回のポイントです。 「大学院に入って○○のテーマを でも、思いつくことだけだと そんなことってあるかも知れません。 そんなとき、役立つのが 興味のあるテーマがある場合、 過去の取り組みを比較したり、 学問を「歴史」 実は、あらゆる学問分野には 私の専門の「教育学」にも、 文系学問だけではありません。 理系分野でも 「研究をしたいけれど そんなときは 実際、修士論文を書く際は 「これまでどういう研究がなされてきたか」 「どんな経緯で、 をまとめる必要があります。 このように、どっちみち「歴史」を …いかがでしょうか? 大学院進学の研究計画書を作る際、 これを心がけてみてくださいね! ではまた!
研究計画を「膨らます」には
「歴史」の視点を取り入れる! 大河ドラマ『麒麟がくる』、いよいよ放送再開!
『麒麟がくる』。
いよいよ8/30から
放送再開だそうですね!
https://www.nhk.or.jp/kirin/
戦闘の際に刀で斬り合ったり
鉄砲を多用したりしています。
ほうびに馬や刀を
プレゼントする大名も
多く出てきます。
現在だといくらぐらいの
価値だと思いますか?馬・刀・鉄砲…。アレっていくら?
こういう「戦国時代のモノ」の価格が
現在ではいくらなのかという「予測」が
多数出てきます。
数万円
60~70万円
(高級品で600~700万円)
講談社現代新書,
Kindle版 No.195-246/3428)
当時の刀に当たるのが
ちょっといいカバンや革靴、
でしょうか。
それこそ60~70万するものも
ありますしね。
スーツあたりも
相当するかも知れません。
いまでいえば
「郊外の中古自動車屋で売っている
型落ち自動車」のイメージでしょうか。
けっこう維持費がかかるそうですし。合戦は1回1億円!
「経済」の視点で
戦国時代を見つめた本となっています。
戦国の戦争(合戦)1回で
約1億円かかっていた、
という目安も出ています。
大河ドラマがより面白く観れるかも知れませんね!
1億円くらいかかったんだろうな…」
などと意味ない推測をしながら
観ることが出来ます)
当時の経済政策についても
語られています。
「歴史教員」でもあった私、
面白くて一気に読み終えました。
詳細とお求めはこちら↓
https://amzn.to/3aHGkuF
「経済というのは
為政者の意志を超えた存在だ」
という点です。
「銭ではなく銀貨を使うように!」と
命令した事例が出てきます。
出てくるでしょうか…?)
という「絶対に刃向かえない」
イメージのある信長。
なんと、みんな命令に
従わなかったそうなのです。
信長はなすすべもありませんでした。
いくら為政者・権力者といっても
経済のすべてを自分の意思でコントロールすることなど、
全くできないことがよくわかります。
最も重要な役目の一つではあるが、
その仕事は、
市場において自律的に形成された秩序の整理を
いかに的確に行うかにほぼ限られていた。
信長でも秀吉でも家康でも、
ほとんど不可能だったのだ」
(川戸貴史, 2020,『戦国大名の経済学』
講談社現代新書。
Kindle版No.3161-3167/3428)
けっこう「思いつき」レベルの政策も
多いように感じています。
経済は甘くない。
その辺りがよくわかってきました。研究でも、歴史の視点は必要!
実は研究をする上で重要な視点です。
経営学者・ドラッカーの本を見ますと、
「中世の経済」の話が頻繁に出てきます。
なんで中世の話をするのだろう?」
過去の話を引き合いに出すからこそ、
現在がどういう状況なのか見えてくるのです。
学問をやるなら「歴史」を調べる必要が
あります。
現在も見えるようになってくるのです。今回のポイント
「歴史」の視点を取り入れる! 研究テーマを膨らませる方法!
研究したい…。
研究テーマとしては
足りない気がする…」
今回紹介したような「歴史」の視点です。
まずはそのテーマの歴史を研究してみるのも
役立つ発想なのです。
学問の歴史を調べたりと
「歴史」から学問を探ってみると
大学院進学の研究計画書作成で役立ちます。
「歴史○○学」や「学問史」という分野があります。
「日本教育史」「西洋教育史」という
学問分野がちゃんと存在しています。
たとえば「科学思想史」という学問分野も
あるのです。
なかなかいい計画が立てられない…」
「歴史」を盛り込んでみると
深みが出てくるはずです。
自分が研究したいテーマについて
このテーマは研究されるようになったか」
研究することになるのです。
研究テーマに困ったら
「歴史」を調べてみる!
刀・鉄砲・馬…。戦国時代のアレはいくらで買えたのか?研究計画書は「歴史」で膨らませる!
今回のポイント
馬:約20万円
研究計画を「膨らます」には
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