研究計画書は用語を定義するところから!曖昧なままでは大学院に入れない!

今回のポイント
研究計画では定義を定める!
曖昧な定義では曖昧な研究になってしまう!

 

避けては通れない「研究計画書」づくり!

 

☆本日の内容は動画でもお伝えしています。
動画にしかない内容もありますので
気軽に聞き流してみてください。

 

「研究計画って、
何から書いていいか分からない…」

大学院進学を考える際、
避けては通れないのが
「研究計画書」づくりです。

 

大学院で過ごす
修士課程2年間で
何を研究したいのか。

 

それを言葉で説明するのが
「研究計画書」です。

 

 

北大は5枚、早大は1枚…。研究計画書の枚数はまちまちだ

 

大学院によっては
この「研究計画書」の分量、まちまちです。

 

例えば「教育学」分野で見ますと、
北海道大学大学院は
【A4用紙5枚以内】
となっています。

 

私の母校・早稲田大学の
教育学研究科では
【A4用紙1枚の半分】
となっています。

 

(規定の用紙上半分が
「志望理由」なので実質は半分なのです)

 

…なんだか早稲田のほうが
ヌルいのが気になります(独り言)。

 

 

まずは用語の定義から!

 

さて、こういう研究計画を書く際に
重要なのは

「用語の定義をする」

ということです。

 

 

実はこれをやらないせいで
評価が下がることも多いのです。

 

 

どういうことか説明します。

 

研究計画を書く際、
専門用語を使って表現するわけです。

 

そういう専門用語を使う際、
「どのような意味でその言葉を使っているか」
定める必要があるのです。

 

 

なぜこれが大事なのでしょうか?

 

それは学問で使っている言葉って
研究者によって指している内容が
ズレている事が多いからです。

 

 

例えば、です。

 

私は大学の卒論で
「フリースクール」論を書きました。

 

フリースクールについてを
大学院で研究したい場合
研究計画書を書くことが必要です。

 

 

そのときに、何気なく
「フリースクールについて研究する」
と言っても、

何をもってフリースクールとするのか
曖昧なままだと研究しようがないのです。

 

どういうことかというと、
何をもって「フリースクール」というかは
人によって定義が違うからです。

 

 

多くの人は
「不登校の子どものための学び場」を
フリースクールとよんでいます。

 

この「フリースクール」のなかに
行政が設置している「適応指導教室」が
入るのかどうかも
研究者によって解釈が異なります。

 

また「フリースクール」のなかに
「オルタナティブスクール」と言われる
シュタイナースクールを入れるかどうか、

「デモクラティックスクール」を
入れるかどうかも
人によって様々です。

 

 

それに「フリースクール」と
「フリースペース」や
「サポート校」は違うのかどうかも
定義する必要があります。

 

(じゃっかん専門的ですみません…)

 

 

何がいいたいかというと、

「私はフリースクールを研究したい!」

と言っていても、

「何をもってフリースクールと呼ぶか」
「フリースクールとはどういうものか」

定めていないと、結局は読み手に伝わらないのです。

 

 

だからこそ
研究計画書の冒頭では

「フリースクールについて本研究では
○○と定義する」

「フリースクールについて○○という研究者は
△△と定義しており、
本研究でもこの定義に従うものとする」

などと
定義を定める必要があるわけです。

 

 

定義は引用で示す!

 

定義をするとき、できれば
「引用」で示すほうがいいですね。

 

これまでの研究者がどのように
定義していたかを「引用」し、
明確に定義を定める。

 

そうすると研究計画の
質も向上しますね!

 

(そのとき、海外の研究者の言葉なら
「原典」で確認するのもオススメします〜)

 

 

今回のポイント

 

今回のポイントです。

 

研究計画では定義を定める!
曖昧な定義では曖昧な研究になってしまう! 

 

 

会議でも用語の「定義づけ」が重要!

 

こういう「定義」の問題ですが、
研究計画以外でも重要な視点ですね。

 

例えば報告書や企画書を書く際や
会議の際などでも
人それぞれ自分が勝手に「定義」を
思い浮かべています。

 

 

例えば、です。

 

経営会議の席で
「経費を下げよう」という
意見が出た場合を考えます。

Aさんにとって「経費」とは
水道光熱費のみを
指すのかもしれません。

 

あるいはBさんは「経費削減」と聞いて
「交際費を減らさないとな〜」と
イメージしているかもしれません。

 

Cさんは「経費」と聞いて
「コピー機の使用枚数を減らさないと!」
と考えているかもしれません。

 

 

各自が勝手に「経費」をイメージしているので
結局話が噛み合わないままとなってしまうのです。

 

 

「定義」の認識がずれていると、
何事もうまくいきません。

 

 

特に研究計画では
読む人に正確に定義を伝えていないと
相手に誤解されてしまうこともあります。

 

それで大学院入試の評価が下がれば
損してしまうこともあるわけです。

 

 

だからこそ、
ぜひ研究計画を書く際だけでなく
資料を作る際・打ち合わせ・会議の際も
「定義」を明確にすることから
はじめてみてくださいね!

 

もちろん、論文を書く際にも
「定義」を定めることをお忘れなく!

 

 

ではまた!

 


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