大学院進学は「研究室訪問」が命!知っておきたい研究室訪問のポイント

今回のポイント
大学院進学は「研究室訪問」が命!
指導教員とのファーストコンタクトを大事にしよう! 

 

祝日って、ダレません?

 

☆本日の内容は動画でもお伝えしています。
動画にしかない内容もありますので
気軽に聞き流してみてください。

 

 

7月も末になってきました。

 

 

4連休がおわってしまいましたが、
今度はお盆休みが近づいてきています。

 

 

…私、独立してから
「祝日って、いらないんじゃないの」
と思うようになってきました。

休みが続くと
どうも自分のやる気も
下がっていくように感じているからです。

 

 

(こういうのをワーカホリックな発想と
言うのかもしれませんが)

 

2月の大学院入試まであと半年!

 

 

さて、7月が終わって8月になると、
来年2月の大学院入試まであと半年、
というタイミングになります。

 

大学院入試って、
大体は8〜9月や1〜2月の
2回行われる事が多いです。

 

 

もしあなたが
1〜2月の大学院入試を目指すなら、
半年前に当たるいまの時期に取り組みだすと
ベストでしょう。

 

 

半年あれば、
単なる「入試対策」だけではなく、
学問を基礎から学び直すことで
大学院に入った後の学習を
ラクにすることも可能になります。

 

 

 

半年あれば、
余裕を持って研究計画書のほか
小論文や面接試験の対策も行うことが可能だからです。

 

 

そのため、
うちの塾にも
ちょうど今の時期から学習を始める方が
何人も来てくださっています。

 

研究室訪問はお早めに!

 

 

さて、
大学院の進学を考えた際、
早めにやるべきことがあります。

 

 

それは何かというと
「研究室訪問」です。

 

研究室訪問とは
自分が大学院で教わりたい教授と連絡を取り、
文字通りその教授の研究室に行く、というものです。

 

 

本当に合格したいなら、
大学院の試験出願前に
研究室訪問をしておくほうが
無難です。

 

 

というより、
大学院の研究室訪問なしで面接試験を受けても
合格はおぼつかないでしょう。

 

 

 

たまにですが、
研究室訪問なしで大学院の試験を
受験しようとする方がいらっしゃいます。

 

 

 

この場合、合格するのは
かなり難しくなってしまう可能性があります。

 

 

 

なぜかと言うと、
大学院での学習は
指導教員の指示を受けて行うことが
多くなるからです。

 

 

修了時に提出する修士論文も、
結局は指導教員のアドバイスをもとに
書きあげていくことになります。

 

 

大学院修士課程を終えるには
指導教員と密なコミュニケーションが
必要不可欠なのです。

 

もし、試験までに一度も指導教員と会わない場合、
向こうも不安ですし、
仮に受かっても受かってから大変かもしれません。

 

 

一度も話したことがない人と、
2年間 研究のアドバイスを定期的に受けていく。

 

これは自分だけではなく
指導教員にとってもかなりリスキーだと思うからです。

 

 

そのため、
大学院の試験を受けるなら
事前に「研究室訪問」を必ず行うようにしましょう!

 

ただし、今年については
コロナのため
研究室訪問を断っているケースもあります。

ただ、直接伺うことは出来なくとも、
事前に連絡を取ること自体は
やっておいたほうが良いかと思います。

 

研究室訪問時に気をつけるべき2つのこと

 

 

ここで気をつけるべき点が
2つあります。

 

それは次の2点です。

 

 

(1)研究室訪問は「プレ面接」である意識を忘れずに!

 

 

研究室訪問というのは
自分が修士課程で教わりたい相手に
「はじめて」お会いする機会となります。

 

 

人間「第一印象」で
だいたいすべてが決まります。

 

 

この研究室訪問も、
相手にとっての「第一印象」となります。

 

 

だからこそ、
面接試験同様の意識を持って
臨むべきですね。

 

 

身だしなみ・服装に
当然意識を向ける必要があります。

 

また、途中まででもいいので
書いた研究計画書や願書などを
持参する必要があります。

 

 

何よりもお会いする中で
自分の熱意をアピールする必要がありますね!

 

 

(2)研究室訪問する先生の論文を読んでから行く!

 

 

この研究室訪問で
「自分のPR」のみを行う人がいます。

 

 

特に、自分のこれまでの業績に
自信がある人にこの傾向があります。

 

「私はこういう実績があります!」

「私は○○を研究したいです!」

こういう内容しか言わないと、
間違いなく相手はイヤな印象を持ちます。

 

 

なぜかと言うと
「自分のこと」しか言っていないからです。

 

男女関係でもそうですが、
「自分のこと」しか言わない人は
嫌われるものです。

 

 

自分のことを言うだけではなく、
相手の話を聞いていくことが
研究室訪問でも重要です。

 

大事なのは質問すること!

 

 

大事なのは
「先生に質問をする」ことです。

 

 

研究室訪問したい先生の論文を
読み込んでから
相手に質問をしていきましょう。

 

 

「先生の研究の
○○について質問があるのですが…」

こういうふうに聞いてみると、

「私はあなたの研究に興味があります」

というメッセージを、
先方に伝えることが可能となります。

 

 

自分の話だけするのではなく、
相手に質問をする。

 

 

これはコミュニケーションの
鉄則でもありますし、
研究室訪問でも心がける点でしょう。

 

 

特に、相手の研究成果である
論文や著書を読んでから行くのは
ある意味の「礼儀」でもあります。

 

 

だからこそ、
研究室訪問をしたい先生の
論文や著書を
読めるだけ読んでから行くようにしましょう。

 

少なくとも、
CiNii(サイニー)という
日本人研究者の業績を検索できるサイトは調べ、
PDFデータを無料で読めるものについては
読んでからいったほうがいいですね。

 

 

今回のポイント

 

今回のポイントです。

 

 

大学院進学は「研究室訪問」が命!
指導教員とのファーストコンタクトを大事にしよう! 

 

 

実は大学院進学というのは
「指導教員選び」で8割が決まります。

 

どんなにいい大学院であっても、
そこにいい指導教員がいないなら
進学先を考え直したほうが無難でしょう。

 

 

特に自分がマイナーな分野を研究したい場合、
そういう内容を専門に扱う先生がいる場所に行かなければ
そもそも研究ができなくなってしまいます。

 

 

また、研究テーマだけでなく、
研究の方法にも
指導教員との相性が出てきます。

 

 

文系分野でいいますと、
「統計データ」分析に詳しい教授もいれば
「インタビューデータ」の分析に詳しい教授もいます。

 

 

自分が「インタビューデータ」や「フィールドワーク」を
メインに研究したいのに、
「統計データ」しか詳しくない教授のもとに行くと、
おそらく自分がやりたい研究はできなくなってしまいます。

 

 

こういうミスマッチを防ぐためにも
あらかじめ大学院の指導教員にお会いし、
アドバイスなり
コメントなりをもらっておくほうがいいのですね。

 

 

大学院進学に後悔しないためにも
「研究室訪問」、
忘れずに行っていきたいですね!

 

 

ではまた!


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