「大学院で研究するには 以前、 「批判的思考力」。 これって、要するに 他人の研究・自分の研究に対し、 「これは違うんじゃないの?」 「本当はこう解釈したほうが と「ツッコミ」を入れていくわけです。 ちょうど漫才の「ツッコミ」と同じで、 ではこのツッコミこと より詳しく言うと その具体的な中身を紹介しますね いま読んでいる『心理学 新版』という 「心理学で扱う批判的思考は、 (無藤隆ほか, 2004, 『心理学 新版』有斐閣, 論理的で偏りのない思考を行う力。 「批判的思考力」を構成する内容。 それは次の10個です。 (2)客観性 (3)開かれた心 (4)柔軟性 (5)知的懐疑心 (6)知的誠実さ (7)論理的思考力 (8)追求心 (9)決断力 (10 )他者の尊重 …ダラダラと書いてきました。 知的好奇心・客観性・開かれた心・ これらに共通するのは 謙虚に物事を捉え、 これが「批判的思考力」の 今回のポイントです。 ここまで こういうと 「批判」という言葉に 本当は土台に 謙虚に物事をみるからこそ、 「これって、本当にそうなのかな?」 と見えてくるわけです。 謙虚に物事をみるからこそ、 「ここはこういう説明より と気付けるわけです。 こういう発想を得るために、 これを大事にしていきたいですね! ではまた!
批判的思考力の土台には
「謙虚さ」が必要。
ゼロから謙虚に物事を見つめる習慣を。批判的思考力はツッコミ力である!
【批判的思考力】が必要です!」
「批判的思考力」の大事さをお伝えしました。
「ツッコミ」力
であるといいました(笑)
いいんじゃないの?」
相手のボケや間違いに
「ツッコミ」を入れていくわけです。批判的思考力を構成する10の要素
「批判的思考力」。
どういうことが必要なのでしょうか?
600ページを超える「基本書」では
次のように指摘されています。
論理的で偏りのない思考のことを指しており、
一般に批判的思考力の高い人は、
次のような人格特性のもち主だと
考えられている」
pp.181-182)
それが「批判的思考力」ということなのです。
人があまり気づかないことに疑問をもったり、
新しいことに挑戦したりするのを好むなど、
知的好奇心が旺盛である。
何らかの意思決定を行う際に、
自分の主観的判断にとらわれずに、
客観的な事実や根拠に基づいて
冷静に判断することができる。
物事について判断をする際に、
一方の立場だけでなく、
あらゆる立場を考慮に入れ、
偏りのない判断を下すことができる。
独断的で頑固な態度にならず、
必要に応じて妥協したり、
1つの方法がうまくいかないときには
別の方法を試みたりするなど、
自分の考えや方法を柔軟に改めることができる。
他者の主張を無批判に信じ込んでしまうことなく、
確かな証拠があるかどうか慎重に吟味し、
根拠が弱いと思われる主張に対しては
他の可能性を探るなどして、
結論を保留することができる。
自分の主張にとって有利な根拠だけでなく
不利な根拠も考慮に入れ、
たとえ自分の意見とは異なる主張でも、
正しいものは正しいと受け入れることができる。
きちんとした論理を積み重ねて議論を組み立て、
不確かな根拠に基づいて結論を導くなどの
論理の飛躍を行わない。
考えうるすべての事実や証拠を調べ、
明確な結論が出るまで考え抜き、
議論を続けることができる。
決断を下すときには躊躇せず、
いったん決断したことは最後まで
やり抜くことができる。
自分の考えも一つの立場にすぎないことを認識し、
他者の意見のほうが正しい場合には、
それを受け入れることができる。(同 182)
柔軟性・知的懐疑心・知的誠実さ・
論理的思考力・追求心・決断力・他者の尊重。
「謙虚さ」と言えるでしょう。
ものを考えること。
土台にあるのですね。今回のポイント
「謙虚さ」が必要。
ゼロから謙虚に物事を見つめる習慣を。 土台に謙虚さが必要!
「批判的思考力」や「ツッコミ」について
書いてきました。
「なんだか意地が悪そう」
「性格が悪そう」
な印象を持つ人がいます。
悪いイメージがあるせいだと思いますが、
本当は違います。
「謙虚さ」が必要なのです。
もっと違う説明のほうがいいんじゃないか」
謙虚さを忘れないこと。
大学院進学に必要な批判的思考力。その土台は謙虚さにある!
今回のポイント
(1)知的好奇心
批判的思考力の土台には
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