5月4日は寺山忌。作家の命日に作品を読む意義とは?

今回のポイント
作家の命日に、その作家の本を読む。
すると作家からのメッセージを
より深く味わうことができる。

 

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いまは学生時代によく読んでいた作家・
寺山修司(てらやま・しゅうじ)さんの本を
読んでいます。

 

鬱になった時は寺山修司の本を読もう!

 

 

学生時代、うつになったり、
進路をどうするか決まらなかったりするとき、
決まって読んでいたのが寺山さんの本です。

 

 

寺山さんの本を読んで
元気をもらっていました。

 

 

寺山さんの作品って
変わっています。

 

 

端的に言うと、
あまり勧めないほうがいいようなことを
読者に「勧めていく」んですね。

 

 

例えば、若者に「家出」を勧めたり
(『家出のすすめ』)、

はたまた「自殺」を勧めたり、
(『青少年のための自殺学入門』)

本を捨てることを勧めたり
(『書を捨てよ町へ出よう』)、

馬券を買って一瞬のスリルに生きることを
勧めたり(『馬敗れて草原あり』)などと様々です。

 

 

こういう内容を読むことで、

「ああ、自分も、
もっと生きたいように
生きていいんだな」

…という強烈なメッセージを
送ってもらったように実感しています。

 

 

本日5/4は寺山忌

 

 

実は寺山ファンの間では
本日5月4日はとっても大事な日です。

 

5/4は「寺山忌」(てらやま・き)。

 

 

寺山さんの命日なのです。

 

 

寺山修司は
1983(昭和58)年の5月4日、
肝硬変で亡くなりました。

 

 

享年47歳。

 

 

…というわけで、
寺山忌だからこそ、
私の学生時代を支えてくれたことを感謝し、
寺山さんの作品を読んでいるわけです。

 

 

質問と答、どっちが大きい?

 

 

今読んでいる寺山修司の名言集『群れるな』に
こんなシーンがあります↓

 

「このところ、
私は二匹のカメを飼っている。

一匹が質問という名で、
もう一匹が答という名である。

問題は、答えよりも質問のほうが
はるかに大きいことであり、
たずねてきた友人たちは

「答えより大きいというのは、
どういうことだ?」と訊くことになる。

そこで、私は答える。
「質問はかならず、答をかくまっているから
その分だけ大きく見えるだけさ」
(寺山修司『群れるな』Kindle版No.990/1113)

 

 

 

「質問は答より大きい」。

 

面白い指摘だと思います。

 

 

 

この部分、学生時代は
さらっと読み流していましたけど、

けっこう大事なことを言っていたのに
気づきました。

 

 

 

答えって「その時」「その時点」のものしか
存在しません。

 

ですが、質問はいつも同じでも
構わないのです。

 

 

無数の解答が隠れているからこそ、
「質問」の方が大きくなるのですね。

 

 

「質問」の本、編集・出版のお手伝いを行いました!

 

ちょうど、私はここ2週間ほど、
ブログ仲間の只石裕輝さんの新著
『自分を最強の経営パートナーにする
100の質問』
の編集&出版のお手伝いを行っていました。

 

 

 

 

本書のテーマも
「質問」にあります。

 

 

つまり、自分自身に対し
「質問」を発し、

「その時」「その時点」で
ベストとも言える「答」を見つけていく。

 

 

これが自分の「これから」を考える上で
大事なのですね。

 

 

 

只石さんの本に出てくる「質問」は様々です。

「どうすれば、もっと自分に気づけますか?」
(しつもん65)

などという、答えるタイミングで「答」が変わる内容が
多く出てきます。

 

 

だからこそ、
寺山修司が言っているように
「答」よりも「質問」の方が大きくなるのですね。

 

 

 

先が見えないコロナ時期こそ、
「自分への質問」「自分が考える答」を
大事にしていきたい。

 

 

私はそう考えています。

 

今回のポイント

 

 

今回のポイントです。

 

作家の命日に、その作家の本を読む。
すると作家からのメッセージを
より深く味わうことができる。 

 

そういえば・・・今日は寺山忌

 

実は、ホントにたまたま寺山修司を
読み返していたところ、

「そういえば、今日って5/4だなあ」

と実感しましたので、
急遽この内容を記事にすることにしました。

 

 

作家の命日に、
その作家の本を読むと
なんだか切ないです。

 

本を通して作家からのメッセージを
受け取っている以上、
まるでまだ生きているように感じてくるからです。

 

 

できれば
まだ生きていてほしかったな、
と思うのです。

 

 

(生きていたら85歳です)

 

 

寺山忌が有名でないのが切ない…。

 

ただ、1つだけ残念なことが。

寺山忌って、
あんまり有名じゃないんですよね〜。

 

 

寺山修司好きの友人でも

「え、今日なの?!」

って驚いていましたし。

 

 

作家の命日と言うと、
太宰治の死んだ日の
「桜桃忌」(おうとうき:6/13)のほうが有名ですね。

次に、三島由紀夫の
「憂国忌」(ゆうこくき:11/25)でしょうか。

 

こういう記念日を覚えておいて、
その日に作品を読んでみる。

 

 

これも読書の醍醐味だと
思っているわけです。

 

 

ともあれ、
この機会に寺山修司の作品を
再読できて得るものが多くありました。

 

 

せっかくですので
あなたもこの「外に出られないGW」、
読書に取り組んでみてはいかがでしょうか?

 

 

ではまた!

 

 

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