入試現代文&小論文の裏ワザ。試験問題の「出典元」に当たってみよう!

 

今回のポイント
過去問の「出典元」を入手して読んでみる!
そうやって出題者の意図を分析するのが
現代文&小論文問題攻略の裏ワザである!

 

国公立大学入試 前期日程試験、スタート!

 

☆本日の内容は動画でもお伝えしています。
動画にしかない内容もありますので
気軽に聞き流してみてください。

 

さあ、本日2/25(火)から
国公立大学入試の前期日程試験が始まりました!

 

受験生の皆さん、
応援していますね!

 

 

ここの所、
受験ネタも多く出していましたが、
せっかくなので今回も入試ネタを。

 

現代文の解き方、基礎からお伝えしています!

 

入学試験でニガテとする人が多いのは
「現代文」の問題です。

 

多くの人は

 「ふだん日本語で話しているし、
  日本語で文章も読んでいるから、
  現代文なんてチョロい!」

とよく言います。

 

 

実際、入試直前まで
現代文を「ナメて」かかっている人も
一定数います。

 

で、いつまでも成績が上がらないことを
嘆いている方に
1対1で現代文を授業したり、

小論文の講義をしたりするのも
私の仕事です。

 


(写真はイメージです)

 

講義の中で、
難しい「現代文」の問題の
読み解き方などを
基礎からお伝えしていくわけです。

 

 

現代文の試験で「もう少し、成績を上げたい」時の対処法。

 

「おかげで、基本はできるようになったけど、
 もうちょっと出来るようになりたいな…」

そんな方にオススメしている
現代文の勉強法があります。

 

 

それは

【出典元を見てみる】

という方法です。

 

現代文や小論文の問題って、
大体は

「次の文章を読んで
 後の問いに答えよ」

と書かれています。

 

で、そのあと長くて難しい文章が続き、
問題文が提示される、という流れです。

 

 

もし現代文の勉強が進み、
ある程度問題が
解けるようになってきた段階では、
問題に使われた文章の

「出典元を見てみる」

ことで解き方のヒントが見えてくるのです。

 

つまり、
入試で出題された文章の
「出典元」に当たる本を用意し、

「どの部分が
どのように出題されたか」

を見ていくわけなのです。

 

入試に使われた文章を
実際に見てみると、

例えば
「見出し」がカットされていたり、
「図表」や「太字」が
消されていることもあります。

 

途中で文章を省略したり、
表記を変えたりしているところも
あります。

 

つまり、
「読みやすい」文章を
わざわざ読みにくくしているところが
多くあるわけです。

 

 

 

…まあ、そうでもしないと
入試問題なんて
作れないわけなのですが。

 

 

ともあれ、
入試で出題された文章の「出典元」を見てみると、

 「出題者って、
こういう風に問題を作っているんだな」

というのがなんとなくでも
見えてきます。

 

どうやって問題を作っているかがわかるので、
ちょっと攻略の方法も見えてくるのです。

 

今回のポイント

 

今回のポイントです。

 

過去問の「出典元」を入手して読んでみる!
そうやって出題者の意図を分析するのが
現代文&小論文問題攻略の裏ワザである!  

 

大事なのは、
一度 自分が受ける学校の
過去問を見て、
「出典」を見てみること。

 

大学の過去問題集の場合、
ほとんどのものには
出典が書かれています。

 

つまり、元の文章が載っていた
本のタイトルや著者名、
出版年などが出ているのです。

 

 

そうやって出典元にあたってみることで
いろいろ発見がありますよ!

 

小樽商科大学ビジネススクール(MBA)の場合は…

 

ちなみに、
うちの塾からも受験する人が
多いのが

  小樽商科大学ビジネススクール

です。


(写真はwikipediaより)

 

北海道で唯一
「経営学修士」(MBA)が取れることで
有名な大学院です。

 

(なにげにうちの塾から一番近い大学です。

私の塾の「すぐ裏」が北海道大学ですが、
そこよりも近いのが
小樽商科大学の札幌サテライトキャンパスなのです)

 

 

ここの入試問題は毎回決まっていて、
日経新聞朝刊の「経済教室」の記事からの
出題が続いているのです。

 

 

これも、出題された内容と
もとの新聞記事を見比べると、

記事の「見出し」や「図表」が
カットされているのに
気付きます。

 

 

見出しや図表がカットされたせいで、
わかりやすかった新聞記事が
あえてわかりにくいものになっていました。

 

こういうところからも、
どういうふうに問題を作っているのかが
見えてくるものなのです。

 

誰でも出来ることなんだから、やってみましょうよ。

 

ちなみに、出典元に当たるのって
誰でも出来ることです。

ですが、意外と多くの人は
めんどくさがってやらないですね。

 

これ、もったいないなあ、
と思うのです。

 

珍しい本でも、
いまはAmazonで検索したら
すぐに見つかりますし
容易に入手可能です。

もしお金がかかるのが嫌なら
図書館に行ってコピーしてくることも
できます。

 

 

たしかに手間ですが、
いちど出典にあたってみることで

出題者の意図や
どんな手順で問題を作っているかも
分かってくるのですね。

 

実際、受講生の方と
過去問の出典元の本を
見てもらったことがあります。

すると、意外とたくさんの文章が
「中略」で省略されていたり、

「見出し」や「まとめ」の部分が
カットされていることにも
気づいてもらうことができました。

 

 

また、問題で出題された
著者の経歴や他の本での主張を見てみると、

なんとなくその大学が
どんな主張をする人が多い大学か、

どういう回答を書いてほしい大学かも
分かってくるのです。

 

 

もちろん、
ここまでやらなくても
入試問題くらい解くことはできます。

 

けれど、
自分で調べてみると
それだけで問題を解くヒントが得られることも
多いものです。

 

 

 

それに、

「確実に受かりたいなら、
それくらい、やるもんだろう」

と密かに思っています。

 

 

可能だったら出典元に当たる!

 

これ、現代文や小論文問題を
攻略する裏ワザですよ!

 

ではまた!

 

☆より詳しく知りたい方はこちらもどうぞ↓

知るか知らないかで人生が変わる!小論文試験対策の基本〜大学入試・大学院入試・就職試験・転職試験対応〜

 


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