その目標、誰が解釈しても同じ意味になりますか?目標づくりの際に知っておきたいルール。

今回のポイント
解釈が分かれる目標は意味がない!
目標立ての際は
「誰が解釈しても同じ」ものにする!

イマイチな目標、立てていませんか?

 

年末になると
来年の目標を立てる方も
増えてきますね。

こういう目標立てって、
自分をより良くする意味で
重要だなあ、と思います。

 

 

 

ですけど、この目標の立て方が
イマイチな人も多いのです。

 

「まいにち、できるだけ早く寝る」っていい目標ですか?

 

たとえば、次の目標を見てください。

「まいにち、できるだけ早く寝る!」

 

 

これはいい目標でしょうか?
それともイマイチな目標でしょうか?

 

 

 

…結論的に言うと、
この目標はイマイチです。

 

 

 

正直言うと、
立てる意味があまりありません。

 

 

なぜかと言うと、
「できるだけ早く寝る」という目標が
何を意味しているか、
判断する人によって異なるからです。

 

自分以外の人が解釈しても明確な目標、立てていますか?

 

目標を立てる際、
「自分以外の人」が見ても明確かどうか。

これを意識すると
いい目標を立てることができます。

 

 

いま一度

    「まいにち、できるだけ早く寝る!」

という目標を判断してみましょう。

 

 

この目標、
人によって解釈が分かれます。

 

ある人は23:00に寝ることを
「できるだけ早く寝る」
ことだと判断します。

あるいは、
別の人は25:00に寝ることも
「できるだけ早く寝る」
ことだと判断するかもしれません。

 

 

人によって、
「できるだけ早く寝る」の
解釈は大きく別れます。

 

 

ここまで、いいでしょうか?

 

目標を自分用に立てた場合でも、
日によって自分の解釈が分かれることもあるはずです。

 

「今日は23:00に寝たので目標達成だ!」

「今日は忙しいけど25:00に寝たから
目標達成だ!」

「今日は26:00に寝るけど、
まあ、これも早く寝たことになるんじゃないかな?」

 

目標を達成できたかかどうか、
判断がばらばらになってしまうのですね。

 

だからこそ、
人によって解釈が異なるような目標を立てても
意味がないのです。

 

 

そのため、
「できるだけ早く寝る」という目標は
解釈が変わりやすいので
イマイチな目標だと言えるのです。

イマイチな目標だと、目標を達成したかどうか、判断できない!

 

イマイチな目標というのは
人によって解釈が分かれる目標です。

 

この場合、「目標を達成したかどうか」を
測定できません。

 

明確な目標を立てると、達成したかどうか誰でも判断できる!

でも、
「毎日24時までに寝る」
という目標はいかがでしょうか?

 

このとき、
判断はどの人が行っても平等です。

 

 

自分で振り返る際も、
「この日は24:00までに寝たかどうか」
客観的に判断ができます。

 

 

つまり、
23:00に寝るのは目標達成ですが、
25:00や26:00に寝るのは
目標が達成できていない、と判断できるのですね。

 

 

 

自分以外の人が解釈しても同じ解釈になる。

 

そうなれば
目標を達成できているか、
それとも達成できていないかも
明確に判断できるのです。

 

目標をさらに良くするための2つのポイント

このとき、目標を
さらにいいものにするためのポイントが2つあります。

 

ポイント1)「寝る」の解釈をどこまで認めるか

 

「寝る」ということについても
人によって判断が異なります。

単に布団に入るだけでいいのか、
それとも完全に眠りに落ちた状態をいうのか。

 

明確にしておく必要があります。

 

個人的には
「布団にとりあえず入っている」
状態で解釈したほうが
分かりやすいと思っています。

 

であれば、
「24:00までに布団に入る」
という目標にしたほうが
達成できたかどうか
明確になりますね。

 

ポイント2)「24:00」の解釈をどこまで認めるか

 

「24:00までに寝る」と言った場合、
たとえば「24:01はアウトなのかどうか」を
一度決めておく必要があります。

 

 

可能なら文字通り
「24:00を1分でも過ぎたらアウト」
としているほうがいいでしょう。

 

 

この辺が曖昧だと、
「24:59でもギリギリセーフ」
と解釈が引き伸ばされてしまいます。

 

 

 

まとめ

 

…ここまでみてくると、
「24:00までに寝る」
という目標でさえ、

場合によっては解釈の幅が
出てくることがわかります

 

 

だからこそ、
日々の目標を立てる際は
「誰が解釈しても同じ」
目標にしていたほうがいいですね。

 

自分の主観ではなく、
他の人がみても分かる明確な目標にしていたほうが
いいわけです。

 

 

冒頭の目標をより良いものにするには?

さあ、ここまで見てきました。

先ほどの例ですと、
「毎日24時までに寝る」
という目標よりも、

「毎日、24:00までに布団に入る。
24:01を過ぎたらアウトである」

と定めたほうがいいことになります。

 

 

 

人によって解釈が分かれそうな目標だと
結局「達成できているかどうか」
あいまいになってしまうのです。

 

 

ぜひ目標設定の際、
「他の人が解釈しても同じかどうか」
という点から考えてみてくださいね!

 

今回のポイント

今回のポイントです。

・・・・・・・・・・・・・・・
解釈が分かれる目標は意味がない!
目標立ての際は
「誰が解釈しても同じ」ものにする!
・・・・・・・・・・・・・・・  

 

解釈が割れる目標に意味はない!

 

こういう目標立てって、
解釈が割れてしまっては
ホント意味がありません。

 

 

特に、組織で目標を行う場合、
人によって解釈が違うものを定めるのは
何より問題なのですね。

 

 

 

目標が続かない人・
目標が達成できない人って、

立てた目標自体があいまいであったり、
人によって解釈の仕方が分かれる目標を
立てていたりすることも多いのです。

 

 

だからこそ、
来年の目標を立てる際などは

「解釈が曖昧ではないか」

「どの人が解釈しても同じ意味になるか」

 

という点から考えたほうがいいですね!

 

365日まいにちブログを書く、という目標

 

たとえば、私はまいにち365日
ブログを更新しています。

 

これは純粋に

【24:00までにブログがアップされていなかった
 アウト】

ということを意味しています。

 

こういう明確な目標だと、
目標を達成できたかどうか、
明確になります。

 

 

明確になると、
その分

「目標達成に向けて
がんばろう!」

という意欲が高まります。

 


その結果、目標達成も容易になるのですね。

ぜひ目標立てを行う際、
解釈が分かれないかどうか、
厳密に考えてみてくださいね!

 

 

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