グチを言いたくなったら「自分が社長だったらどうするか？」を考えてみる！

会社の愚痴、うっかり言ってませんか？

「うちの人間関係、
ホント最悪で…」

自分の会社の
グチを言う人っていますよね。

あるいは高校生でも、
自分の通っている塾や
学校の文句を言う人もいます。

最近も、ある高校生の方から
いま行っている予備校の話を聞きました。

教員同士の人間関係が
あまりに悪いことを
話していたのです。

何でも、
人間関係が悪すぎて
いい先生がどんどん辞めているそうです。

私、あまりこういうグチを聞くのって
好きではありません。

あまり生産的でないですしね。

「あなたが社長だったら、どうしますか？」という質問をしてみた

ちょうど、
経済学部・経営学部に行きたいと言っている
生徒さんでしたので
こう聞いてみました。

「それでは、
　あなたが社長だったら
　どういうふうにこの状況を
　改善しますか？」

なぜ聞いたかと言うと、
経済学部・経営学部では
会社経営を学ぶことになるからです。

今回の事例をもとに、
「どうやって組織を運営していくか」
考えるきっかけになる、と思ったからです。

どっちみち、
経済学部・経営学部で
「組織運営のあり方」を学ぶわけです。

そのときのためには、
いま通っている予備校の状況を
考えておくと役立ちつのです。

つまり、いま目にしている状況を
ケーススタディ（実例を元に研究する方法）の
材料にしてしまうのですね。

あるいは卒業後、
その高校生自体が
人間関係がギクシャクした職場に
働く可能性があります。

転職した時、
あるいは経営者として
赴任した会社の人間関係が
非常に悪い可能性があります。

その時の「予行演習」にもなるのですね。

単なるグチが、自分の成長のきっかけに！

「あなたが社長だったら
どういうふうにこの状況を
改善しますか？」

こう聞いた瞬間、
高校生の方の眼差しが
変わったように感じます。

単なるグチから
「自分で考える」ようになったのです。

　　　「え、自分だったらどうしよう…」

うつむいて
考え始めました。

実はこういう人間関係が悪い職場を
「立て直した」経営者って
意外といるのです。

大体の場合にやっているのは
「１対１の面談」からでした。

社員全員と
１対１で話を聞き、
認識を深めていきます。

その後は人事考課の厳密化などを
行うケースが多いです。

人間関係が悪い職場を
どうすればよくできるか？

これには
大体の決まったやり方があるのです。

でも、現実には
人間関係の悪い職場って
たくさんあります。

そんな時、
「自分が社長ならどうするか？」
と考えると
ちょっと見方が変わってきます。

単にグチを言うだけではなく、
「社長ならどうするか？」を考えるだけで
視点が変わってくるのです。

今回のポイント

今回のポイントです。

今回お伝えしたいことは
視点を変えてみることです。

単に文句をいうのではなく、
「社長ならどうするか？」
を考えるだけで
発想が変わります。

グチはいくら言ってもグチですが、
「自分が社長ならどうするか？」
を考えると頭が活性化します。

それに、大体の組織において
「人間関係の悪さ」が問題となっています。

その状況をどのように克服できるか？

この考えを持つことは
一生役立つのです。

グチだけでは状況は変わらない！

単にグチを言うだけでは
状況は変わりません。

　　　「自分が社長だったらどうするか？」

と考えるだけで
状況を違う視点から
考えられるようになります。

違う視点から見てみるだけで
「グチ」を言うのではなく、
解決のヒントを見つけることが
できるのです。

違う頭の使い方を
実践できるのです。

ぜひ早速やってみてくださいね！

ではまた！