はじめての分野を知るならインターネットよりも新書を読むほうが効率的な理由。質の高いインプットのため、「新書」を読もう!

今日のポイント
はじめての分野を知る場合、
「新書の複数冊読み」が役に立つ!

まったく知らない業界を担当する事になった場合、どうしますか?

☆今回の内容は動画でもお届けしています。
時間のない方はぜひ動画を聞き流してみてください。

「新たに○○業のお客さんを担当する事になったんだけど、
その業界のこと、何も知らないんだよね・・・」

 

仕事をしていると、
自分がまったく知らない分野について
リサーチが必要になることがあります。

 

例えば、会社がこれまでと違う顧客層向けに
サービスを行う場合です。

あるいは担当先が変わり、
自分がまったく経験のない分野のお客さんに
営業をかける様になる場合です。

 

「どうしよう、この業界のこと、
何も知らない…」

そういう場合、どうしていますか?

 

実は私も職業柄、
こういうことが多いです。

たとえば急に運送業関連の方から

「藤本さんに経営上のアドバイスをしてほしい」

と言われることがあります。

 

運送業について
私は特に何も知識がありません。

でも、その場合でも、
専門的なアドバイスをする必要があります。

 

そんなとき、どうしたらいいのでしょうか?

まずは新書を買って読もう!

 

私はまず【新書】を買います。

何冊も買います。

 

そして一気に読んでいくんです。

 

不思議なことに
2〜3冊読むと
その業界のことが
「なんとなく」でも見えてくるのですね。

 

意外と新書って、
その業界にいる人も読んでいないことが多いです。

 

場合によっては
「なんでウチの業界に
そんなに詳しいんですか!」
と驚かれることがあります。

 

(ぜんぶ新書の受け売りです、はい)

 

新書は入門書に最適!

 

新書って、
もともとは大学教授や専門家が
「ふつうの人」向けに専門知識を伝えるための
媒体でした。

 

そのため、新書は「啓蒙書」と言われることも
あります。

 

その分野の専門的な内容を
分かりやすく書いた本が「新書」なのです。

だからこそ、
新書を読むだけで
知らない分野を一気に・体系的に学ぶことができるのです。

 

特に

「新たに○○業のお客さんを担当する事になったんだけど、
その業界のこと、何も知らないんだよね・・・」

と途方に暮れる場合、
新書を読むのが役立ちます。

 

「お客さんに聞けばいいじゃないか」ということの問題点

 

こういう場合、
「お客さんに業界のことを
 教わればいいじゃないか」
という方も当然いらっしゃると思います。

 

むろん、これでも構いません。

ですが、自分があまりに知識がない場合、
相手に全部聞くことになります。

そうなると、
「この人、本当に大丈夫…?」
とお客さんが不安になってくるのです。

 

カウンセラーやコンサルタントをしている方にとって、
信頼度が下がるのは大きな痛手です。

 

でも、事前に新書を読んでいるとどうでしょうか?

最低限の知識を新書で補っていると
相手に適切に質問ができるのです。

 

インターネットではダメな理由

 

ちなみに、いまの時代は
ネットでなんでも情報が手に入りますよね。

 

実はネットの情報って、
けっこう偏っています。

 

その上、「断片的」な内容しかありません。

 

まったく知らないテーマについて
いくらネットで調べても、
偏った内容しか頭に入らないのです。

 

 

ちなみに一般的な新書は約12万字であると
言われています。

新書の形なら12万字もの情報も
気軽に読むことができます。

 

これくらい文字数があると、
まとまった知識を体系的に
身につけることができます。

 

ですが、インターネット上で
12万字もの情報を読むのは大変です。

 

1つのサイトでも、
12万字も情報量があることはまれでしょう。

 

一気に体系的な情報を入手できる。

その点でインターネットよりも新書のほうが
優れているのです。

 

今日のポイント

 

今日のポイントです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・
はじめての分野を知る場合、
「新書の複数冊読み」が役に立つ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・  

 

今回のポイントは
「複数冊読む」ということです。

 

本当に何も知らない分野なら
【新書10冊】読むとだいたい見えてきます。

 

「10冊読むヒマなんてないよ」
という方は「2~3冊」でもいいでしょう。

 

1冊だけじゃなく
複数冊読むことがポイントなのです。

 

なぜかというと、
1冊だけだと発想が偏るからです。

 

 

訳あって私はいま「児童相談所」について
新書で読んでいます。
(受講生の方が学びたいと言っているため、
私も勉強中なのです)

 

「児童相談所寄り」の立場で書かれた新書と、
「児童相談所批判」の立場で書かれた新書って
内容がまったく違います。

 

もし片方しか読まないなら、
すごく偏った知識しか頭に入りません。

 

両方の立場を読むことで
はじめて児童相談所についての
広い見識を持つことができるのです。

「新たに○○業のお客さんを担当する事になったんだけど、
その業界のこと、何も知らないんだよね・・・」

 

そんなときはすぐそのまま
本屋さんに駆け込むことをおすすめします!

そして、身銭を切って
新書を複数冊買い、
帰りの電車で読んでいくことです。

 

読んだ冊数が増えるほど、
あなたの実力が高まっていきますよ!

 

ではまた!

☆キャリアアップ直結の勉強法。
もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

知ってトクする!キャリアアップ直結の勉強法をお伝えします!


☆メルマガ登録後1通目が届かない場合はこちらをご確認ください。
メールが届かない場合

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください