自分自身を商品にすることが起業成功への道!起業では「強み」ではなく「自分自身」を伝えること!

今日のポイント
起業は切り口をどうするかで結果が異なる!
「何をしたいか」ではなく、
「自分自身」を伝えよう!

 

起業をする際、
大事なことがあります。

それは「切り口」です。

起業に限らず、
プレゼンや商品を宣伝する際、
自己PRをする際にも役立つのが
「切り口」なのです。

 

本を使った起業って、どうやるの?

 

最近、起業において「切り口」の大事さを
実感する機会がありました。

 

それはある方の起業アドバイスを
行っていた際のことです。

 

「読書会」を行っている方ですので、
本を用いた起業をしたい、ということで
相談を受けていたんです。

 

この方、Aさんとしましょう。

 

Aさんのいう、
本を使った起業やビジネス。

 

「いったい、どんなものを作れるんだろう…?」

いろいろアイデアを考えていたんです。

 

読書会のコンサル、
本を紹介するシステムづくりなど、
いろんなアイデアを考えました。

 

でも、話を聞いていて、
ふと気づいたんです。

「別に本を使って起業しなくても、
いいんじゃないか」

 

そう気づいたのです。

 

どういうことかと言うと、
その方は別に本屋を経営しているわけでも、
出版社で働いているわけでも、
まして作家であるわけでもありません。

 

「本の大事さを伝えたい」
という思いがおありなのですが、

「読書するって大事ですよ」
といったところで、
ご自身の売上にはつながらないのですね。

 

本屋や作家なら
「読書は大事ですよ」ということが
売上につながります。

 

ですがこの方は
「読書は大事ですよ」と伝えたところで
別になんにもならないのです。

 

「自分自身」を売る!「自分自身」をアピールせよ!

 

であれば、どうすればいいのでしょうか?

結論として気づいたのは
「読書によって人生が変わった
 自分自身を売る」
という方針でした。

 

このAさんの話を突き詰めていくと、
「本を読むことの大事さ」を伝えることよりも、

「本を読むことで自分の人生を
 変えることができた」
ということを伝えたいようでした。

 

人生に挫折したとき、
読書によって乗り越えることができる。

 

このメッセージをアツく伝えていく。

 

こういう方向性が
Aさんの起業に役立つのではないかと
気づいたのです。

 

 

「本は大事だよ」というよりも、
「本を読むことで人生の挫折を乗り越えた」ことを
語る自分自身であればいいんです。

 

「本を読むことで人生の挫折を乗り越えた」
経験をブログやイベントの際に
積極的に伝えていけばいいんです。

 

 

そうすれば、Aさんに共鳴する人に対して、
「本によって挫折を乗り越える方法」
を教えて収益を得ることができます。

 

その人におすすめの本を紹介し、
一緒に本を読んでいく
仕事を行うこともできます。

 

結局は「本」にこだわらず、
まずは「本によって救われた自分自身」を
アピールすることがAさんの
起業の切り口を考える際のポイントだったのです。

 

今日のポイント

 

今日のポイントです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・
起業は切り口をどうするかで結果が異なる!
「何をしたいか」ではなく、
「自分自身」を伝えよう!
・・・・・・・・・・・・・・・・・  

 

「強み」だけで起業すると、あとで苦労することも…

 

フリーランスや個人事業主として
起業を考える場合、
大事なのは「切り口」です。

 

フリーランスの場合、
ともすれば自分の「できること」
「長所」を活かした起業のみを
考えがちです。

 

実際、私も
得意な「文章指導」という切り口で
起業しました。

 

 

ですがこの場合、
大きな問題があります。

なぜかというと、
「文章指導」をしてくれる場所って
探せばいくらでもあるからです。

 

結果、起業直後は
お客様が見つからず、
たいへん苦労しました。

 

 

であれば何を目指すかと言うと、
「フジモトに教わりたい」という
個人ファンを作ることを目指すべきなのです。

 

 

私自身、札幌駅前 作文教室ゆうでは
早稲田・慶応・北大大学院などの
合格実績があります。

 

でも、これにしても
全国で見れば
これ以上の実績を出している塾は
いくらでもあるでしょう。
(個人塾ではほぼないでしょうが)

 

「文章指導」だけで起業をする場合、
「その他大勢」の同業他社と競う必要があるのです。

 

Aさんのいう「本を活かした起業」というのも、
全国を探せば似たようなことを考えている人は
多数いると思います。

 

ですが、
「●●という悩みで人生に絶望したところ、
 この本を読んで人生が変わりました。
 だから私は本の大事さをみんなに伝えたいんです」
ということを言える人は
Aさんしかいないのです。

 

なぜかというと、
人間はみんな違うので、
Aさんの悩みとまったく同じ悩みを経験した人は
少ないからです。

 

まして、その悩みを
本によって乗り越えた人は
数少ないでしょう。

 

 

であれば
単に「本を使って起業をする」
というよりも、

「人生の悩みを
 本によって乗り越えた
 Aが語る、●●というイベントを開催する」

ほうがいいわけです。

 

フリーランスや個人事業主に大切なこと!

 

なぜかというと、
フリーランスや個人事業主にとって、
大事なのは

「自分はどんな思いを持って
この仕事をしているか」という
合理的説明をすることだからです。

 

 

私の「文章指導」のように
行っている人が少ない業種でさえも、
探せば似たようなサービスはあります。

 

そのとき、値段だけで見る人ですと
そっちに流れてしまいます。

 

だからこそ私は
「藤本研一」という自分自身の生き様を
ブログやサイトで示すようにしているのです。

 

文章指導をしている人はほかにもいますが、
【元高校教員で、起業直後はお客ゼロ・売上ゼロになり、
 しまいには嫁のヒモになるも
 ブログの毎日更新だけで仕事を軌道に載せた】
人は私しかいないからです。

 

すると、文章の書き方に興味がない人も
「そういう人のやっている講座なら
 聞いてみたい」
と来てくださるようになったのです。

 

ポイントは「自分自身」を売ること!

 

個人事業主やフリーランスに必要なのは
結局「自分自身を商品にすること」です。

 

これは個人事業主だけでなく、
自己PRの際も、
営業に行く際も役立つことです。

「●●なことを乗り越えた自分」
だからこそ伝えられる内容が
存在するからです。

 

単なる通り一遍の説明よりも、
そちらのほうが人の心を打つのです。

 

だからこそ、
「本で起業したい」
という「手段」よりも、

●●を乗り越えた自分・
●●を経験した自分だからこそ
伝えられることを発信していくべきなのです。

 

すると、
「あなたにぜひ仕事を依頼したい」
という声がかかるようになるはずですよ!

 

応援していますね!

ではまた!


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