文章をより深く理解する方法!クリティカル・シンキングの基本は「ケチを付ける」こと!

今日のポイント
文章をより深く理解するためには
クリティカル・シンキングを行おう!
文章に「ケチを付け」「ツッコミ」を入れていこう!

「本を読んでいるのに、
ちっとも頭に入ってこない…」

「せっかく勉強しているのに、
まわりの人に聞かれた質問に
答えられない…」

 

そんなこと、
ありませんか?

 

せっかくネットや新聞、本を読んでいるのに、
頭に入ってこなかったり、
周りからの質問に答えられなかったりすると
悲しくなりますよね。

 

  「自分なんて
どうせ勉強してもダメだ…」

そう思ってしまう方も
多いかも知れませんね。

そんな方に
ぜひとも身につけていただきたい
技術があります。

 

 

それが
【クリティカル・シンキング】
です。

 

 

 

クリティカル・シンキングとは
批判的に考える、
ということです。

 

「批判的に考える」
というと、
なんだか人に対して
ケチを付けたり、
ボロクソに言うイメージが合ったりしますよね。

クリティカル・シンキングというのは
まさにそういうことをする考え方です。

 

さすがにボロクソに言うことはありませんが、
ケチを付けるというのは
「クリティカル・シンキング」の本質です。

 

そうです、クリティカル・シンキングとは
「ケチを付けること」なのです。

 

 

「ケチを付ける」というと
悪いイメージがありますが、
勉強をする上ですごく大事なテクニックなのです。

 

ぜひ気になる方は最後まで
読んでみてください。

 

クリティカル・シンキングの実例

 

次の文章を例に
クリティカル・シンキングを
おこなってみましょう。

 

「今の日本では児童虐待の通報件数が増えている。
だから、今の日本では児童虐待は
例年増えている。
親の責任が問われている」

ほとんどの人はこの内容を鵜呑みにして
「ヤバイ!
いま児童虐待は
たくさん起きているんだ!」

と考えてしまいます。

☆以前の記事でも扱いましたね。

 

でも、こういうときこそ
冷静に「クリティカル・シンキング」が
必要です。

 

冷静に「ケチを付け」、
「ツッコミ」を入れていくんです。

「通報件数が増えているのって、
 ホントかな?」

「通報件数が増えているからと言って、
 必ずしも児童虐待の発生数が増えていることには
 ならないのではないか?」

「むしろ、通報件数が増えているのって
 いいことではないのかな?」

 

 

このように
「ツッコミ」を入れていくのです。

「ケチを付ける」とは
こういう「ツッコミ」を入れていくことでも
あります。

 

 

人の発言に
いちいちケチを付ける人は嫌われますが、
文章に対してなら
いくらケチを付けても構いません。

 

むしろ、
ケチを付けることで、
より深く問題を理解できるのです。

 

何も考えずに先程の文章を見た場合、
「ヤバイ!いま児童虐待はたくさん起きているんだ!」
と考えてしまいます。

 

でも、
「これって、ホントかな?」
とツッコミをいれるだけで
より深く考えられるようになりますよね。

 「本を読んでいるのに、
ちっとも頭に入ってこない…」

「せっかく勉強しているのに、
まわりの人に聞かれた質問に
答えられない…」

そんな方は
たまにでいいので
「ツッコミ」を入れつつ
文章を読んでみることを
オススメします!

 

すると理解が
より深くなっていくのです。

 

今日のポイント

 

今日のポイントです。

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文章をより深く理解するためには
クリティカル・シンキングを行おう!
文章に「ケチを付け」「ツッコミ」を入れていこう!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

 

学者(研究者)の世界でも「批判」は歓迎されている!

 

研究者の世界では
どれだけ「ケチを付けられるか」が
重視されます。

自分の書いた論文に
「ケチを付けられる」と
喜ぶんです。

 

こういうとマゾっ気があるように感じますが、
真実です。

 

大事な研究ほど、
世界中の研究者から
批判(ケチ)を付けられます。

 

でも、これは「喜ばしいこと」なのです。

 

ケチを付けられるということは、
それだけ研究にインパクトがある証拠です。

誰からもケチを付けられない研究というのは
(誰からも批判されない研究というのは)
結局「意味がない研究だ」とみなされるのです。

 

 

こうやってケチを付けていくことで、
「本当のところ、
 この論文にどれだけ意味があるのか」
が明確になるのです。

 

クリティカル・シンキングのやり方

 

それでは最後に、
クリティカル・シンキングのやり方を
まとめます。

 

 

基本的には次の質問を
心の中で行っていけばよいのです。

「本当に?」
「根拠は?」
「具体的には?」

 

このセリフを文章に対し
問いかけながら読んでいくのです。

 

 

すると、文章がより深く読めるようになりますし、
「自分ならではの視点」も
身につけることができるのです。

でも、
  「本当に?」
  「根拠は?」
  「具体的には?」
というセリフだけみると、
まるで会議の際に
若手を徹底的に批判する
イヤな上司のようですね 笑

クリティカル・シンキングというのは
こういう「イヤな上司」になってみることでも
あるのです。

 

 

「クリティカル・シンキング」というと
「なんだか難しそう」
というイメージがありますが、
大きな誤解です。

 

 

「ケチを付ける」
「ツッコミを入れる」
と考えると、
もっとラクに「クリティカル・シンキング」が
できるようになるのです。

 

 

ぜひあなたもやってみてくださいね!

 

ではまた!


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