「学生はもっと頑張れ」という間に、
自分がもっと成長しよう。
もっと勉強しよう。
目次
大学時代の、自分
大学生の頃、私は(わりと)アクティブでした。
講演会・イベント、
誘われればあちこち行っていました。
東京の早稲田大学にいたのですが、
学校教員の勉強会に出るため
埼玉まで行ったのもいい思い出です。
(たしか埼玉教師塾、という集まりでした)
それ以外にも、
昼食・夕食はほぼ毎回
別の人と食べるようにしていました。
そのため外食費はかなりかかっていました 笑
人と会って話を聞き、
少しでも勉強するためでした。
なぜ私がこういうことを書くかというと、
先日 私が主催した読書会に
大学2年の学生さんが来てくださったんですね。
☆読書会@札幌というイベントです。
イベント前日の夜に突然
「明日のイベント、
参加できますか?」
というメッセージを
送ってきてくださったんです。
この積極的な姿勢が
素晴らしいなあ、と思いました。
この方の言動を見ていて、
学生時代のことを思い返していたわけです。
「学生時代に多くの人に会っておいたほうがいい」の嘘。
さて、学生時代によく次のセリフを聞いていました。
「学生時代の良さは
損得関係なく人と会えるところだから、
いまの間に会っていたほうがいいよ!」
…よくこういうセリフを聞きました。
「そういうもんかな」
と、当時の私は認識していました。
でも。
実はこのセリフ、間違っていることに
気づいたのです。
何故かと言うと、
別に学生時代に関係なく、
社会人になってからも
損得関係なく人に会うことって、
可能だからです。
「学生時代の良さは
損得関係なく人と会えるところだから、
いまの間に会っていたほうがいいよ!」
こういう人に限って、
大して人と会っているわけではないのですね。
「学生時代にいろんな人に会っていたほうがいい」
という場合、
暗にワカモノ批判をする人も多いです。
「いまどきのワカモノは積極性が足りない」
「いまの大学生は活動的じゃない」
こういう発想の人って、
多いかもしれませんが、
これって間違いだと思うのです。
無論、学生時代に
色んな人に会い、
本を読み、
何らかの活動をすることは重要です。
でも、これって
学生時代だけに必要なのではないのですね。
学生時代だけでなく、
社会人になってからも
ずっと必要な姿勢なのです。
私もそう感じています。
社会人になってからも、学生時代以上に勉強が必要だ!
私は高校教員を辞めて
自分の塾を起業しました。
起業してよかったのは
時間を自由に使えるところです。
6/24も、
札幌新陽高等学校で行われた
出口治明さんの特別講演会に
行ってきました。
(多数の本を出している、
教養人でもある方です)
日本初の保険ベンチャーを興した出口さん。
出口さんの話を
札幌で聞ける機会なんて
実はあまりありません。
しかも参加料無料。
これは行くしかないな、
と感じたわけです。
高校生に混じって話を聞き、
質問も直接することができました。
自分で起業すると、
自分の勉強のための時間も
好きに作ることができます。
これがホントありがたいことです。
学生に「もっと頑張れ」と言う前に。
今日は何をいいたいかと言いますと、
学生に「もっと頑張れ」
というだけでなく、
自分自身が学生以上に
自分を成長させていくことが大事、
ということなのです。
私が出口さんにした質問
ちなみに、せっかくの機会ですので、
講演会の中で、
出口さんに私は次の質問をしました。
「定年退職後に保険会社を
ベンチャーで興し、70を超えてから
大学の学長の一般公募に応募し
見事 学長に就任されるなど、出口さんのアクティブさ、素晴らしいと思っています。
その行動力の源は
どこにありますか?」
こう質問したんです。
出口さんは
謙遜気味にこう返答していました。
「別に、たいしたことないですよ。
まわりから
【出口さん、保険のベンチャー
一緒にやりませんか?】と誘われて
乗っただけですし、学長就任も【面白そう】と思ったから
応募したんです」
実にアッサリした返答でした。
私はこう続けました。
「でも、60歳や70歳を超えてから
全く新しいことに挑戦なさるのって
すごいことだと思いますよ」
出口さんはこう返答なさいました。
「いま人生100年時代です。
【歳だから】というセリフは
まだまだ言えないですよ」
…ちょっと正確な文言は失念しましたが
こういう内容の返答でした。
出口さんの返答には
重要な事実が隠されています。
「ベンチャー、一緒にやりませんか?」
こんな依頼って、
誰かれ構わず言わないはずです。
しかも、いままで誰もやったことがない
独立系の保険ベンチャー起業を興すというのは
相当な覚悟が必要なはずです。
出口さんにこういう依頼が来るのは、
「依頼される」ほどの信頼と、
それに応えられるほどの「実力」があるから、
ですよね。
講演を聞いていると、
出口さんは読書によって
その知識を身に着けていかれたようです。
私も出口さんを見習って、
これからもっと読書・勉強に挑戦したい。
それこそ、一緒に聞いていた高校生に負けずに
頑張りたい、と感じたわけです。
今回のポイント
今回のポイントです。
「学生はもっと頑張れ」という間に、
自分がもっと成長しよう。
もっと勉強しよう。
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自慢じゃないですが、
私自身 塾を開業して以来
ますます勉強するようになりました。
これって、何も褒められることではないと感じています。
言っちゃ悪いですけど、
勉強した分だけ「お金」になるからです。
世の中では
「勉強したほうがいいけど、
それでお金になるかわからない」
と感じている人が多いです。
これ、大きな誤解です。
勉強すればするほど、
あるいは勉強にお金を投じるほど、
「お金」になって返ってくるわけです。
だから
「お金がほしいなら、勉強しよう!」
と、もっともっと自分に言っていきたいと思います。
もちろん、受講生の方にも
伝えていきたいと考えています。
ではまた!
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