本日、「作文で未来は変わる!作文・小論文講座」を開催しました!
場所は「育てるコワーキング札幌」(土曜日の札幌カフェ)。
小学生のお子さんと「メモを元に作文を作る」技術を学んだり、
大学4年生の学生と「卒論の書き方講座」を行ったりしました。
私も楽しくお話させて頂きました!
今日お話したテーマに「卒論の書き方」があります。
「卒業論文」って、
おそらく「人生で初めて書く、きちっとした長い文章」の代表です。
書くのは大変です。
ですが、大変な分、力になります。
今日お話した中で、
けっこう反応が良かったことがあります。
それは「そもそも、論文はどんなストーリーで書くか?」というお話です。
「え、論文ってストーリーがあるの???」
そんな人もいるかもしれません。
卒論をはじめとする論文を書くのが難しいのは、
「ストーリー」を意識していないからです。
やみくもの書くのは、とても疲れます。
「本当に、こんなので論文が出来るの・・・??」
不安になりますよね。
でも、これから説明する「論文のストーリー」を知れば、
論文を書くのはラクになります!!!
そのストーリーとは・・・・。
次のものです!
【論文のストーリー】
(1)「こんな問題があるよ!」(問題の提起)
(2)「自分はこの問題をこうやって解決できるよ!」(自己の研究の提示)
(3)「自分の研究の課題はここだよ!」(研究のまとめ)
え、よく分からない・・・?
ウルトラマンなどのヒーロー番組をイメージしてください。
まずは怪獣が暴れるという「問題」が起きるでしょ?
そこにヒーローが登場し、「問題」を解決する取組をします。
最後に、ヒーローが去ったあとの地球を人間が「総括」します。
・・・かえってわかりにくくなったかもしれません。
言い換えると、こういうことです。
まず、論文を書く際にやるべきことは、
これまでなされてきた研究をまとめることです。
本や雑誌の中で、自分の調べたいテーマがどのように研究されてきているかを述べていきます。
そして、「まだ研究されていない点」「研究する必要がある場所」を書きます。
その後、自分の研究でその「問題」を克服する方法を書くのです。
最後に「まとめ」を書きます。
これだけ!!!
ストーリーを知れば、
なんとなくでも「何を調べればいいか」見えてきます。
論文を書くのが難しいのは、
「ストーリー」を知らないからです。
論文のストーリー、意識して書いてみてはいかがでしょうか???
改めて論文のストーリーをまとめるとこうなります。
【論文のストーリー】
先行研究の「課題」
→「課題」を克服する自分の研究
→まとめ
ぜひ意識してみてくださいね!!!
☆今回の「卒論の書き方」講座ですが、
出張開催も可能です!
もし「お話、聞きたいな〜」という方、いらっしゃれば
こちらからお問い合わせくださいね!!
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