「違和感」は覚えるもの?感じるもの?辞書上は正しくても、重複があるとバカに見える!

今日のポイント
「違和感」は「感じる」か「覚える」か。
辞書上は正しくても、「重複」がないか注意せよ!

 

先日、こんな記事を書きました。

水曜日のダウンタウン
【ミスター押忍の空手全国大会に密着】に感じた違和感あるセリフ。

このタイトルと本文について、
コメントをいただきました。

「違和感を感じる、という言い方、
重複ではないですか?
違和感を覚える、のほうがいいんじゃないですか?」

たしかに、
「違和感を感じる」だと
「感」の字がうるさいように
感じます。

 

辞書で調べてみると、
「違和感を感じる」も
「違和感も覚える」も
どちらも正しい使い方のようです。

 

でも、
「感」の字が重複すると幼稚に見えてしまうのも
事実。

 

ご指摘を受け、
慌てて本文内の
「違和感を感じる」を
すべて「違和感を覚える」に直しました。

 

でも。

問題はタイトルです。

「〜〜に感じた違和感あるセリフ」を
「〜〜に覚えた違和感あるセリフ」に
直すべきか否か、です。

「〜〜に感じた違和感の理由とは?」
というタイトルを
「〜〜に覚えた違和感」とするのは
ちょっとわかりにくくなる気がします。

 

「〜〜に覚えた」に直すと
「九九を覚える」
「歴史の年号を覚える」のような使い方が
イメージされていまいます。

「〜〜を記憶する」という意味の
「覚える」の意味のほうが強くなるのです。

 

そのため、「違和感を覚えた」の意味に
取りにくくなってしまうのです。

 

難しいですよね〜。

 

そのため、ブログ記事のタイトルは
「水曜日のダウンタウン
【ミスター押忍の空手全国大会に密着】に感じた違和感あるセリフ」
のままにしています。

 

日本語表記って、難しいですね。

 

難しいのは今回のように
「辞書の上では正しいけれど、
 重複になってしまう書き方」
です。

 

「感じる」でも「覚える」でも
どちらも使えるのは
「違和感」以外にもたくさんあります。

 

「嫌悪感」
「倦怠感」
「疲労感」などです。

 

「疲労感」の場合は
「疲労を感じる」「疲労を覚える」でも
使えます。

 

言葉によっては「感」を消すことで
分かりやすい言葉遣いとなります。

 

ともあれ、
「違和感を感じる」か
「違和感を覚える」かなど、
「重複してしまう文字」に注意をしてみることが
必要です。

 

そのため、
書き終えた後は
「必ず、読み直す!」
「音読する!」を意識してみてください。

http://nomad-edu.main.jp/www.school-edu.net/archives/208

http://nomad-edu.main.jp/www.school-edu.net/archives/218

 

そうすることで
あなたの文章がもっと
読みやすくなるはずです!

ではまた!


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