営業・コミュニケーションって、どんな意味ですか?よく使う言葉を定義づけることで、あなたの売上が変わる!

 

今日のポイント
普段使っている言葉、
どう「定義付け」してますか?

こんにちは、
文章アドバイザーの
藤本研一です。

文章アドバイザーの仕事って、
要は書いた文章にアドバイスをしたり、
「書きたいこと」を引き出し
表現するお手伝いを行うことです。

そんなわけで、
私は日々、文章の講座をやっています。

 

その関係上、
「きちっと定義すること」
が大事だと感じています。

 

たとえば。

「営業」という言葉があります。

「営業」の意味って、
なんでしょうか?

 

Aさんは「営業」をこのように考えています。

  「営業とは、単にお客から契約を取ることだ!」

こう考えるAさんがいたとします。

 

一方、Bさんは「営業」をこのように考えています。

「営業とは、お客から契約を取り、
そのお客から紹介をいただくことだ」

こう考えるBさんがいたとします。

 

 

「今年1年」だけを見た場合、
売上が上がるのはAさん・Bさんのどちらでしょうか?

 

 

たぶん、
Aさんです。

 

Aさんは「契約を取ればいい」わけなので、
強引に契約をとっても良いわけです。

 

そう、脅そうが騙そうが関係ないのです。
なぜなら「単に契約を取ること」と
定義しているからです。

 

では来年・再来年まで見てみた場合、
売上があがるのはAさん・Bさんのどちらでしょうか?

 

おそらく、
Bさんでしょう。

 

Bさんの営業は少し時間がかかります。
すぐ「契約を取ればいい」わけではないからです。

 

納得して契約をしてもらった後、
「次の方を紹介していただく」
まで考える必要があります。

 

そのため、Bさんの営業は
時間もかかる反面、ムリがありません。

 

ウソもダマシも脅しもいりません。

 

むしろウソ・ダマシ・脅しがあれば
紹介なんていただけないでしょう。

 

 

 

だからこそ、
Bさんのほうが長期的に見た場合、
売上が大きくなっていくはずです。

 

Aさんの方は逆に、
毎回まいかいが新規開拓です。

 

お客さんの数は、
まったく増えません。

 

 

いかがでしょうか?

AさんとBさんを見ても、
「営業」の定義をどのように定めたか
ということで決まるでしょう。

定義次第で
「どのように営業していくか」
という営業スタイルが決まるのです。

 

知り合いの保険業の方も、
「私の仕事、いまはおかげさまで
ほとんどご紹介で営業できています」
と言っていました。

 

さあ、ここで考えてみてください。

 

 

あなたが会社で使う
「コミュニケーション」という言葉や
「顧客訪問」という言葉、
どんな意味で定義しているでしょうか?

 

一度考えてみることをオススメします!

 

この定義が曖昧だと、
あまり結果は出ません。

 

書き出すことで
「この言葉の定義、
こう変えるともっと売上が上がるかも!」
と気付けることもあります。

 

そうなればしめたものですね!

 

今回12/20に行なった講座でも
「定義」の大事さをお伝えしました。

「第22回 コミュニケーション接客能力向上講座」です。

この中でお伝えしたのは
「コミュニケーション」の定義、です。

ふだん、
「コミュニケーション」という言葉って
気軽に使っています。

でも、ビジネスにおける
「コミュニケーション」の定義を考えたことって
ありますか?

大体の人は
コミュニケーションの定義について
こう答えます。

 「お客と楽しく会話すること」
 「お客の思いを引き出すこと」

これ、半分正解で
半分間違いです。

 

さきほどの「営業」の定義同様、
「半分」しか必要な要素が入っていないのです。

 

お客と楽しく会話する目的って、
なんでしょうか?

 

それは、
ビジネスの場合
「買ってもらうこと」「また店に来てもらうこと」
ですよね。

 

であれば、
ビジネスにおける
「コミュニケーション」の定義は
こうなります。

▼ビジネスにおけるコミュニケーションの「定義」
 「こちらの求める行動を
  相手に取ってもらうこと」  
 

 

実はこれ以外にありません。

なぜなら、
お客といくら良いコミュニケーションを取っていても、
結果的に「売上が上がる」
「リピーターになってもらう」
ことがなければ無意味だからです。

異業種交流会でも
あてはまりますね。
いくらその場でいい「コミュニケーション」を取っても、
そこから「次の仕事につながる」
「新たなプロジェクトを行う」
ことに繋がらなければ何の意味もないのです。

 

つまり、
「コミュニケーション」は
「なんとなく」「相手と楽しく会話する」
ことではないのです。

 

そうではなく、
「相手にこちらの求める行動を取ってもらう」
という目的があってのものなのです。

 

これも、
「コミュニケーション」を
定義付けたからこそ
言えることです。

実際、今回の講座の
受講生の方の反応も上々でした。

「お客様の要望を引き出す
コミュニケーションの仕方の
ヒントがわかりました!」

というコメントも頂戴することができました!

ご参加、
本当にありがとうございます。

ぜひ今日の内容を活かしていってくださいね!

☆コミュニケーション接客能力向上講座は
毎月2回、定期開催中です!

詳細・お申込みはこちらをどうぞ。

http://nomad-edu.main.jp/www.school-edu.net/post_lp/communication

ではまた!


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