まずはお客様の「困っていること」を書き出せ!「キャッチコピーの書き方 ヒミツの技術」講座、開催しました!

 

今日のポイント
「キレイ」なキャッチコピーでは誰も動かない。
ペルソナづくりを行ない、「泥臭い」キャッチコピーを作れ!

 「もうちょっと人に見てもらえる
キャッチコピー、書けるようになりたい…」

「もう誰からも反応がない
Facebookイベントを作りたくない…」

そんなお悩みって、
ありますよね。

せっかくあなたが文章を書いても、
誰も読んでくれないと
「せつない」気持ちでいっぱいになってしまいます。

 

では、どうしたらいいのでしょうか?

 

そのために「キャッチコピーの書き方」を
学びませんか?

 

ちょうど、
12/9(土)、
【キャッチコピーの書き方 ヒミツの方法】
というタイトルのイベント、開催しました!

 

定員10名のところ、
なんと
合計【12名】もの参加者がありました!

 

ありがたいことですね!

 

それだけ多くの方が
「キャッチコピーをどう書けばいいか困っている」
証拠でもあります。

 

…このイベント、
特に宣伝していないのに
Facebookイベントの
「興味あり」が【48】を越えていました。

これも驚異的なことです。

 

 

さて、講座では
キャッチコピーの書き方の技術を
【2つ】、ご紹介しました。

1つは「キレイな」キャッチコピーを作る技術です。

 

これはある意味、
コンビニや新聞、地下鉄の中にあふれています。

ふつうの商品やふつうの広告に
書かれているキャッチコピーです。

「お、値段以上。ニトリ」や
「近くて、便利。セブンイレブン」のような
キャッチコピーです。

これは一見、とても「キレイ」にまとまっています。
リズムもいいです。

 

ですが、イマイチ印象に残りません。

「キレイ」がゆえに、
誰の意識にも残りにくいのです。

 

 

その証拠を言います。

「きょう、朝起きてから今までの間に、
あなたはどんなキャッチコピーを目にしましたか?」

おそらく、大部分の人が
思い出せないか
「1つか2つ」思い出せるくらいです。

 

部屋の中を見回してみてください。

おそらくたくさんの
「商品」にキャッチコピーが書かれていることに
気付くはずです。

 

また、あなたの家の新聞やネット上に
たくさんの広告なりバナーなりが
はられているのに気付くはずです。

 

キャッチコピーはたくさんあります。
ところが大部分の人には記憶に残らないのです。

 

どうすればいいのでしょうか?

…ここでキャッチコピーをつくる
もう1つの技術が必要となります。

 

もう1つの技術とは、
「泥臭い」キャッチコピーを作る技術のことです。

 

「泥臭い」キャッチコピーは
イマイチかっこよくありません。

ところが、
読んだ人が「動きたく」なります。

注文したり、
実際に行ってみたくなるのです。

 

そのためにはどうすればいいのでしょうか?

 

・・・それが「ペルソナづくり」
なのです。

ペルソナづくりとは
商品・サービスを届けたいお客を
明確に書き出してみることです。

 

例えば、こんな風に。

30-40代の男性をターゲットとした
「ビターチョコレート」があるとします。

新商品のこのチョコレート、
名前を「ビターチ」といいます(ダサい…)。

 

このビターチのキャッチコピーを
作ってみましょう。

 

まずはペルソナづくりです。

書き出してみましょう。

  例 新商品の「甘くないチョコレート」ペルソナ(Aさん)

【年齢・性別】40歳男性Aさん
【家族構成 】妻・小3の娘の3人家族
【住んでいる場所】札幌市営地下鉄麻生駅(北区在住)
【勤務先  】地下鉄西11丁目付近の不動産屋
【職務の内容】不動産の営業。主任。部下が2人いる。

はい、
こんな感じで考えてみました。

 

ポイントは「住んでいる場所」や
「家族構成」まで考えること。

こう書いてみると、
なんか「実際にいそう」な
感じがしませんか?

 

ここで再び考えるのです。

  「このAさんがビターチを食べるとしたら
どんなときか?」

「何のためにビターチを食べるのか?」

ポイントは
 「Aさんならどんなときに食べたいと思うか。
  Aさんは何のためにビターチを食べるのか」
を問いかけることです。

 

闇雲に
「ビターチを買ってほしい!」
というキャッチコピーを作ってはいけないのです。

 

そのために、再度
Aさんのペルソナを考えてみます。

Aさんの「好きなこと」「困っていること」を
考えてみます。

   Aさんのペルソナ(続き)
【好きなこと】特にこれとって趣味はないが
強いて言えばドライブ。
(と言っても、実際は休日に
妻と娘の「運転手」のような役割り)

【困っていること・悩み】
[社内]プレゼン。
仕事についた時はパワーポイントを
いじる必要なかったのに、最近は
毎回のオーナー向け説明会でプレゼンを
させられる。

一生懸命やっているが、
昨年新卒で入ってきた部下のほうが
プレゼン資料作成が上手で、
おそらく陰でバカにされているのが
伝わってくる。

部下にかぎらず、
中間管理職として
上司からのストレスにも耐える日々。

[家庭] 家族とのコミュニケーション。
小3の娘が「お父さん、キライ」と
言い出してショックを受ける。
仕事で帰りが遅いので
妻にもいつもそのことを指摘され
イライラしてしまう。

・・・どうでしょう?

 

Aさんの悲哀が伝わってきませんか?

(こういう悩みを持っている人、
近くにいるかもしれませんね)

ここまで考えてみて、
Aさんがビターチを食べたくなるときを考えましょう。

 

甘いものには
イライラをおさえる働きがあります。

 

でも、大の大人が「甘いチョコ」を食べるなんて、
恥ずかしい。

そういう思いをAさんが持っているとします。
Aさんにとっては
「甘みの少ないビターチョコ」であるビターチが、
まさにイライラ抑制に有効な手段となります。

 

そのため、まずは
こんなキャッチコピーが考えられます。

   ①「部下と上司の間でイライラしたら。
    ビターチだけが俺を癒やしてくれる」

また、家庭でのイライラも
抑えてくれるでしょう。

   ②「自宅が憂鬱…。家に帰る前に、ビターチ食べとこ。」

プレゼンをするのも、
Aさんのストレスです。
こういうのはいかがでしょうか?

   ③「憂鬱なプレゼンの前に、ビターチ」

(このキャッチコピー、
以前の講座で実際に受講生が考えたものです)

この①も②も③も、
ほとんど「キレイ」ではありません。

でも、Aさんは間違いなく
反応してくれるはずです。

なぜなら、

  「これ、俺のための商品じゃないか!」

と気づけるからです。

 

いいキャッチコピーは
対象の人に必ず食いついてもらえるのです。

ここのポイントは
「30-40代男性はきっとこうだ」という
決めつけをしないことです。

まずは売りたい対象を明確に定めるのです。

その後、
「30-40代男性」の例を具体的に
書いてみるのです。

家族構成も住んでいる場所も、
仕事の内容も仕事での悩みも
できるだけ書いてみます。

すると、
今回の①や②、③のようなものが
出てくるはずです。

①や②、③のいいところは
「Aさん」以外の30-40代男性にも
響くところです。

①も②も③も、
別に不動産屋の営業の人でなくても
悩むことだからです。

でも、こんなキャッチコピーではいかがでしょうか?

   「甘くない苦味が、いい。」
「大人の男は、甘くない。」

これ、2つとも「キレイ」なキャッチコピーです。

悪くはないのですが、
「切実さ」がたりません。

先程の①・②・③には
「買わないとヤバイ」ような
「切実さ」がありました。

 

①・②・③は「泥臭い」キャッチコピーです。
でも、「キレイ」なキャッチコピーよりも
おそらく売れるはずでしょう。

 

☆ペルソナづくりについては
こちらもご参照ください。

http://nomad-edu.main.jp/www.school-edu.net/archives/8095

◆受講生の声

今回の講座も
大好評でした!

「特定の顧客に絞ったキャッチコピーづくりの
大事さを知りました」

「楽しく学べました。
文章を書くのが楽しくなります」

「初めてで緊張しましたが、
楽しく学べました。
アットホームな感じで良かったです」

「ドラッカーやコトラーの
マーケティングにつながる。
現代版 経営学の一端を見た!」

…大変ありがたいお言葉をいただきました。

ぜひ今回の内容を活かしていってください。

☆この講座同様、
「キャッチコピー」についてもご紹介する
ビジネス研修を12/11(月)実施しました!

「ビジネスハガキ&一筆箋講座」です。
ビジネスハガキも一筆箋も、
相手の心に届く「一言」を書くためのもの。

そのため、この講座の後半では
「キャッチコピー」講座のダイジェスト版も
実施しています。

 

おかげさまでこの講座も好評でした!

 

◆次回は1/20「インタビュー技法」講座、実施します

次回のお知らせです。

「人の話を深く聞けるようになりたい…」
「人の話を誤解してしまうことが多い…」
「もっと伝わる文章を書きたい…」

あなたはそんなお悩み、お持ちではないですか?

人の話を正確に聞き、
その内容を正確にまとめる。

生活において、
ビジネスにおいて、
基本となるのがこの
「人の話をいかに正確に聴くか」
「聞いた内容をいかにまとめるか」
です。

これができるようになると、
あなたの良さがもっと周囲に
伝わるようになります。

今回は単なる
「書き方」講座を越えて、
「どのように話を聞くとよく理解できるか」
「話をどう整理したらいいか」
を学習していただける講座です。

これができるようになると、
あなたの評価も、
あなたの収入も、
さらに高まるはずです。

またもっと毎日が楽しくなるはずです。

札幌駅前で、
こんな力を身に着けてみませんか?

今回、「書く力・聴く力 両方レベルアップ!
インタビューの技法」を
お伝えします。

もっと相手に伝わり、
相手に届く文章を書けるようになりませんか?

ぜひ講座で
社会人に役立つ
「書く」力を学び取って下さい!

〈講師に関して〉
藤本研一……文章アドバイザーとして、
小中学生はもちろん、就活生・社会人の
「書く」力を高めるアドバイスを日夜行っている。
作文教室ゆう代表。

【書く力・聴く力 両方レベルアップ!インタビューの技法】
(ロジカル・シンキング講座part.9)
(大人のための「書き方」講座@札幌)

【日時】平成30年1月20日(土)16:30-18:00

【場所】作文教室ゆう札幌駅前校
060-0807
札幌市北区北7条西5丁目6-1 ストーク札幌201
☆JR札幌駅北口徒歩1分。
ヨドバシカメラ様道向かい。
ミアボッカ札幌駅北口店様上。

【内容】
・聴く力を高める聞き方のコツ
・相手の「言いたいこと」をいかに整理するか

【参加料】3,000円(資料代として)

【参加定員】10名
☆詳細・お申込みはこちらからどうぞ!
https://www.facebook.com/events/406103259806003/

ではまた!


☆メルマガ登録後1通目が届かない場合はこちらをご確認ください。
メールが届かない場合

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください