作文の書き方㉙書く前に「質問トーク」をしよう。

いつもこのブログでは「自分で作文を書く」ということがテーマでした。
今日はちょっと趣向を変えます。
誰かに作文を書いてもらう時の「コツ」です。

親ですと、お子さんの宿題で作文が出る事があります。

また、教員ですと生徒に文章を書かせる時があります。

会社でも、何かの感想文を部下に書かせる時があります。

そのときにどうしたらいいのでしょう?

さて、今日の作文のコツは【書く前に「質問トーク」をしよう】

何かを書く時、いきなり「なにか書いて」といっても書けません。

よくあるのが「思いついたことを書いてごらん」という指示です。
「何も思いつかないよ!」
「何書いていいか分からない!」
決まってそんな反応がかえってきます。

むしろやるべきは書く前に「質問」してみることです。

親野智可等の著書『子どもの将来は「作文力」で決まる!』には「4つの質問でグイグイ書ける!」というヒントが出ています。

ちょっと見てみましょう↓

楽しいおしゃべりで書く内容をふくらまそう!
4つの質問でグイグイ書ける!

Q1 「◯◯◯どうだった?」
例:運動会
全体の感想を把握!

Q2「何を詳しく書きたい?」
テーマをしぼり込む!

Q3「そのとき、◯◯君はどんな様子だった?」
 「そのとき、どういう気持だった?」
  「誰がどんなことを言った?」
【様子】と【気持ち】を詳しく!

Q4「今、どう思ってる?」
まとめ方を考える

親野智可等『子どもの将来は「作文力」で決まる!』52-53頁

Q1から聞いていく感じです。

例えば、運動会の感想文だと、
「運動会、どうだった?」
「運動会で何を詳しく書きたい?」
「そのときあなたはどんな様子だったの?」
「今、どう思ってる?」

どの質問もカンタンに答えられるものです。

これらを2〜3分でおしゃべりしたあと、
「じゃあ、運動会の思い出を書いてみたら?」というと作文を書きやすくなります。

何を書いていいか不明確だから作文が書けないのです。
質問をして書きたい内容を【引き出す】。
それから書くとスラスラ書けます。

ぜひ誰かに作文を書いてもらう時、ただ言うだけでなく質問をして【引き出す】。

やってみてくださいね!

2Q==

 


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