「セリフ」で始めると、最後まで読みたくなる!
「うわっ…、私の年収低すぎ…?」
こんなタイトルで始まる広告、
みたことありませんか?
私はしょっちゅう見ていました。
なぜか気になってしまう広告です。
私が以前学校で教員をしていたときも、
ネットで見る度ドキッとしていました。
でも、なんでこの
「うわっ…、私の年収、低すぎ…?」
に引きつけられてしまうのでしょうか。
これは
「うわっ…」という【感情】の言葉が現れているためです。
人間、「感情表現」に弱いのです。
また、
思わず独り言で言ってしまいがちな
セリフだからでもあります。
ただ。
この文章をつい読んでしまう最大の理由は
もっとシンプルです。
そう、
「セリフ」から始まるからなのです。
人間は毎日まいにち
「会話」をしています。
誰かに話しかけたり、
話しかけられたりしているのです。
そのため、
「セリフ」を見ると
ついつい「会話」のように引き込まれてしまうのです。
この「うわっ…、私の年収低すぎ…?」
は「セリフ」で始めるからこそ、
人を引きつけているのです。
…こういった内容を
11/24(金)の
「エッセイ講座」にてお伝えしました。
エッセイなどの文章を書くとき、
どうせなら
読んでみたくなる内容にしたいですよね。
相手に読んでもらいやすい一番の方法が
「セリフ」から始める、というワザなのです。
「セリフ」から始めると人を引きつけられます。
それだけでなく、
実は書く方としても楽です。
なぜなら、「セリフ」の説明をすることで
勝手にストーリーが整理されるのです。
おまけに、このワザは
就職活動の履歴書にも使える方法です。
例をあげてやってみましょう。
【通常の書き方の例】:
私は大学時代、テニスサークルの幹事長として
サークル員をまとめることに取り組んだ。
練習に来ない学生に電話をかけ、
「お前、なんでそこまで熱心なんだよ」
と言われたことも数多い。
しかし、何度も連絡することで
「わかったよ、練習に行くよ」
と言ってくれた部員が何人もいる。テニスサークルの幹事長を通して、
何度も熱意を伝えることで相手が変化することを学んだ。
まずまずの内容です。
これを「セリフ」からはじめてみましょう。
セリフ「お前、なんでそこまで熱心なんだよ」
からはじめてみます。
【書き直した例】:
「お前、なんでそこまで熱心なんだよ」
電話口で部員から言われた強烈な一言だ。私は大学時代、テニスサークルの幹事長として
サークル員をまとめることに取り組んでいた。
ところが、全く練習に来ない部員が
何人もいた。サークルを盛り上げるため来る学生を増やそうと思い、
練習に来ない学生に電話をかけるようになった。その際、何人もの学生から言われたのが
冒頭の一言である。「お前、なんでそこまで熱心なんだよ」
ここまで言わせれば「勝ち」だと思っていた。
こちらの熱意が相手に伝わった証拠だからだ。現に何度も連絡することで
「わかったよ、練習に行くよ」
と言ってくれた部員が何人もいる。テニスサークルの幹事長を通して、
何度も熱意を伝えることで相手が変化することを学んだ。
いかがでしょうか?
「セリフ」から始めたほうがドキッとしませんか?
引きつけられる感じがしますよね!
その上、
書く方としても
「書いてしまったセリフ」を
どう説明するか、頭を使うようになります。
書くのもラクになるのです。
11/24のエッセイ講座でも
このワザ、とても好評でした!
◆参加者の声
参加者の反応もとても良かったです!
なんと参加者全員から
「参加してとても良かった」という回答を
もらうことができました!
「感覚でやっていたところのものを
意識するポイントを学べました」「学んだことを、
Facebookやブログで活用していきたいと思います。
ありがとうございます!」
という感想をいただくことができました!
◆エッセイ講座、年内最後は12/21(木)開催!
毎回好評の「エッセイ講座」の
年内最後は12/21開催です!
ぜひお気軽にご参加くださいね!
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エッセイ講座@コミュニティカフェふうしゃ
「過去の思い出をエッセイにまとめる」
【日時】
平成29年12月21日(木)
13:30-15:00
【場所】
コミュニティカフェふうしゃ
(札幌市営地下鉄東西線・宮の沢駅5番出口下車徒歩5分)
札幌市西区西町南21-2-15第一ワコービル一階
【内容】
・エッセイの書き方
・言いたいことをどうまとめるか
【参加費】
2,500円
☆他に飲み物代が必要です(200円〜)
【その他】
☆すでにエッセイを書いていらっしゃる方は、
ぜひ作品をお持ちくださいませ!
アドバイスを差し上げます。
☆お申込みはこちらからどうぞ!
https://www.facebook.com/events/197676547445822/
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ではまた!
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